衛生管理者 第一種の試験ガイド
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試験の制度と学習の進め方をまとめました。公式の数値は出典資料で確認できます。計算・問題分析・学習案は「合格ドリルの見方」として区別し、合格に必要な勉強時間は一律に設けていません。

図でつかんで、詳しく読む
最終確認:2026年8月18日 根拠:同協会「第一種・第二種衛生管理者の紹介」・同協会 公表試験問題・安全衛生技術試験協会「免許試験の合格率」 ほか
目次から選ぶ7の項目から読みたいところへ
試験の概要と科目
科目別の配点
出典:公式の試験案内(2026-09-20確認)
第一種は44問・400点満点
合格ドリルの整理・見方
公式の試験案内・制度
| 科目(範囲) | 出題数 | 配点 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害業務に係るもの) | 10問 | 80点 |
| 労働衛生(有害業務に係るもの) | 10問 | 80点 |
| 関係法令(有害業務に係るもの以外のもの) | 7問 | 70点 |
| 労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの) | 7問 | 70点 |
| 労働生理 | 10問 | 100点 |
| 合計 | 44問 | 400点 |
試験時間は3時間(13時30分〜16時30分)です。
配点をよく見てください。1問あたりの重みが範囲によって違います。有害業務の範囲は10問で80点なので1問8点、それ以外の範囲は7問で70点なので1問10点です。問題数が少ない範囲のほうが、1問の価値は高くなります。
第二種は30問・300点満点
合格ドリルの整理・見方
公式の試験案内・制度
| 科目 | 出題数 | 配点 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害業務に係るものを除く) | 10問 | 100点 |
| 労働衛生(有害業務に係るものを除く) | 10問 | 100点 |
| 労働生理 | 10問 | 100点 |
| 合計 | 30問 | 300点 |
第二種はきれいに3科目×10問×100点で、1問10点です。試験時間は第一種と同じ3時間です。
合格基準と問題数
- 5つの範囲:各40%以上
有害業務の2範囲、有害以外の2範囲、労働生理。
- 合計:240/400点以上
全体で60%以上が必要。正解数だけで計算しない。
- 1問の点数:8点・10点
有害業務は1問8点。それ以外は1問10点。
第一種・免除なしの条件です。「28問なら合格」ではなく、5範囲すべての足切りを満たすことが前提です。
詳しい解説・表を読む条件・具体例・出典を確認できます
答えは26問〜28問。1つに決まらない
合格ドリルの整理・見方
⚠ 「28問取れば受かる」ではありません。どこか1つの範囲で40%を割ると、合計が何問でも不合格です。実際、足切りを無視すれば39問正解でも落ちる並びがあります(7問しかない範囲を5問落とすと2/7=28.6%)。まず5つすべてで足切りを越え、そのうえで合計28問——この2つがそろって初めて確定します。
「44問の6割だから26.4問、切り上げて27問」——この計算は、第一種衛生管理者では当てになりません。1問の重みが2種類あるからです。
44問のうち、20問は1問8点、24問は1問10点です。同じ「1問正解」でも価値が違うので、正解の数が同じでも合否が分かれます。合格に必要な合計点は400点の60%=240点です。
以下の問数は、この配点表からの計算です。公式が「何問で合格」と示しているわけではない点だけ、先に断っておきます。
足切りを全部越えたうえで28問取れば、確実に合格する
合格ドリルの整理・見方
まず、いちばん悪い当たり方をしても合格が確定する数を出します。
足切りは範囲ごとに40%です。配点の高い範囲(1問10点)でも、40%分は必ず取らなければなりません。その最低ラインが次のとおりです。
公式基準をもとに合格ドリルが計算・整理
| 範囲 | 40%の点数 | 最低の正解数 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害)80点 | 32点 | 4問(8点×4) |
| 労働衛生(有害)80点 | 32点 | 4問(8点×4) |
| 関係法令(有害以外)70点 | 28点 | 3問(10点×3=30点) |
| 労働衛生(有害以外)70点 | 28点 | 3問(10点×3=30点) |
| 労働生理 100点 | 40点 | 4問(10点×4) |
この最低ラインを踏まえると、28問正解のときにいちばん点が低くなる並びはこうなります。
公式基準をもとに合格ドリルが計算・整理
| 範囲 | 正解 | 得点 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害) | 10問 | 80点 |
| 労働衛生(有害) | 8問 | 64点 |
| 関係法令(有害以外) | 3問 | 30点 |
| 労働衛生(有害以外) | 3問 | 30点 |
| 労働生理 | 4問 | 40点 |
| 28問 | — | 244点 |
8点の問題ばかりに正解が偏っても244点。240点を上回ります。つまり5つの範囲すべてで足切りを越えたうえで28問取れば、内訳がどうであれ合格です。ここが安全圏の入口になります。
27問で落ち、26問で受かることがある
合格ドリルの整理・見方
28問より1問少ないだけで、話が変わります。同じ足切りをすべて越えていても、次の並びは不合格です。
公式基準をもとに合格ドリルが計算・整理
| 範囲 | 正解 | 得点 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害) | 9問 | 72点 |
| 労働衛生(有害) | 8問 | 64点 |
| 関係法令(有害以外) | 3問 | 30点 |
| 労働衛生(有害以外) | 3問 | 30点 |
| 労働生理 | 4問 | 40点 |
| 27問 | — | 236点(不合格) |
逆に、1問少ない26問でも受かる並びがあります。
公式基準をもとに合格ドリルが計算・整理
| 範囲 | 正解 | 得点 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害) | 4問 | 32点 |
| 労働衛生(有害) | 4問 | 32点 |
| 関係法令(有害以外) | 7問 | 70点 |
| 労働衛生(有害以外) | 7問 | 70点 |
| 労働生理 | 4問 | 40点 |
| 26問 | — | 244点(合格) |
27問で236点、26問で244点。正解数が少ないほうが受かっています。10点の問題を7問ずつ取り切ったからです。第一種衛生管理者で「何問取れたか」を数えても合否が読めないのは、この構造のせいです。
試験問題は持ち帰れないので、本番のあとに自分で採点し直すこともできません。数えるべきは合計の問数ではなく、範囲ごとの正解数です。
25問以下では、どう転んでも合格しない
合格ドリルの整理・見方
下限もはっきりしています。25問では、10点の問題をどれだけ多く当てても240点に届きません。
公式基準をもとに合格ドリルが計算・整理
| 範囲 | 正解 | 得点 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害) | 4問 | 32点 |
| 労働衛生(有害) | 4問 | 32点 |
| 関係法令(有害以外) | 7問(全問) | 70点 |
| 労働衛生(有害以外) | 6問 | 60点 |
| 労働生理 | 4問 | 40点 |
| 25問 | — | 234点(最高でもここまで) |
有害業務の2範囲は足切りのために最低4問ずつ必要で、その8問は1問8点にしかなりません。ここで点が伸びない以上、25問では上限が234点になります。
別の見方もできます。5つの範囲を足切りぎりぎり(4・4・3・3・4=18問)で通しても、合計は164点にしかなりません。240点まであと76点。10点の問題で埋めるとしても8問必要で、18+8=26問。ここが理論上の最少です。
まとめると、合格が起こりうるのは26問から、各範囲40%以上の条件も満たす場合に合格点を下回らなくなるのは28問からです。科目と合格基準の一覧もあわせて確認してください。
範囲を丸ごと捨てて0点にすると、その範囲の足切りで不合格です。
目標は「合計28問」ではなく、範囲ごとの数で持つ
合格ドリルの整理・見方
ここまでの計算からすると、目標の置き方は1つに絞られます。合計ではなく、範囲ごとに何問取るかを決めることです。たとえばこう置きます。
公式基準をもとに合格ドリルが計算・整理
| 範囲 | 目標 | 得点 |
|---|---|---|
| 関係法令(有害)10問 | 6問 | 48点 |
| 労働衛生(有害)10問 | 6問 | 48点 |
| 関係法令(有害以外)7問 | 5問 | 50点 |
| 労働衛生(有害以外)7問 | 5問 | 50点 |
| 労働生理 10問 | 6問 | 60点 |
| 合計 28問 | — | 256点 |
同じ28問でも、この並べ方なら256点。先ほどの最悪ケース(244点)より12点の余裕が生まれます。7問しかない2つの範囲で5問ずつ取るのが効いています。1問10点なので、ここは1問の取りこぼしが重い代わりに、取れば大きく戻ってきます。
そして、この目標が守れているかは範囲ごとに解いてみないと分かりません。合格ドリルは第一種の5つの範囲を分けて出題しているので、どこが何問足りていないかがそのまま見えます。
どの範囲から手を付けるかで迷ったら、配点から考える勉強のしかたへどうぞ。まとめて触りたい方は第一種衛生管理者のドリル(トップ)から始められます。
難易度と合格率
令和7年度:受験40,653人・合格19,796人
合格ドリルの整理・見方
安全衛生技術試験協会が実施する免許試験は20区分あります。令和7年度の学科試験全体の合格率は51.4%(受験者175,624人)ですから、第二種はそれを2.7ポイント下回る位置です。
20区分を合格率の低い順に並べると、特級ボイラー技士(34.0%)、エックス線作業主任者(45.7%)、第一種衛生管理者(46.8%)に続いて第二種は下から4番目です。受験者数では第一種に次いで2番目に多い試験ですが、合格率で見ると「受かりやすい試験」の側には入っていません。
2人に1人が落ちる試験です。不合格者は20,857人。この人数は、たとえば二級ボイラー技士の受験者数(21,349人)とほぼ同じ規模です。
詳しい解説・表を読む条件・具体例・出典を確認できます
第一種との差は1.9ポイント。数字では「簡単」と言えない
合格ドリルの整理・見方
第一種46.8%と第二種48.7%の差は1.9ポイント。問題数は44問と30問で14問違い、満点は400点と300点、試験時間はともに3時間。受験資格が共通でも受験者の背景は同一とは限りません。第二種は各科目40点(4問)以上かつ合計180点(18問)以上です。
第一種・第二種の公式統計と受験資格
合格ドリルの整理・見方
公式統計
| 令和7年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第一種衛生管理者 | 66,401人 | 31,046人 | 46.8% |
| 第二種衛生管理者 | 40,653人 | 19,796人 | 48.7% |
受験資格の代表例は大学卒で実務1年以上、高校卒で3年以上、学歴を問わない場合10年以上。経験要件があっても全員が現在就業中とは限りません。統計は独学・講座別の成績を示していません。
勉強時間と進め方
- 受験資格を確認
必要な実務経験や事業者証明書を先に確かめる。
- 公表問題を解く
1回分を解いて、範囲別の正答数を出す。
- 弱点の根拠へ戻る
足切りに届かない範囲を、条文や指針で復習する。
- 本番形式で確認
別の1回分を3時間で解き、各40%と合計60%を確認。
必要な勉強時間に公式の一律目安はありません。得意な範囲だけでなく、5範囲すべてを確認します。
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点を取りやすい順に手をつける
合格ドリルの整理・見方
- 労働生理(10問・100点) …… 体の仕組みの話で、法令のような細かい数値の暗記が少ない範囲です。呼吸・循環・消化・腎臓・神経・感覚器・血液など、出るテーマがはっきりしています。配点100点は第一種で最大で、しかも第一種・第二種で共通です
- 関係法令(有害以外)(7問・70点) …… 産業医、健康診断、衛生基準、労働時間など。1問10点と重く、条文を読めば答えが決まります
- 労働衛生(有害以外)(7問・70点) …… 温熱条件、健康保持増進、腰痛予防、事務室の換気など。厚生労働省の指針が元になっており、内容も日常に近く理解しやすい範囲です
- 有害業務の2範囲(20問・160点) …… 第一種だけの範囲。用語が多く、最も時間がかかります。有害業務の攻略で整理しています
第二種を受ける人は、上の1〜3だけが範囲です。30問すべてが「有害業務以外」なので、有害業務の学習は不要です。
五肢択一だからこその進め方
合格ドリルの整理・見方
試験は五肢択一式で、正答は1問につき1つです。記述も計算用紙の提出もありません。この形式では、次の順番が効きます。
- 過去に公表された問題を早い段階で解く …… 協会が試験問題を公表しています。どのくらいの深さで問われるかが分かってから教材に戻ると、覚える範囲を絞れます
- 「誤っているものはどれか」を見落とさない …… 公表問題では、正しいものを選ぶ設問と誤っているものを選ぶ設問が混ざっています。読み違えるだけで失点します
- 数字は数字のまま覚える …… 選任は14日以内、巡視は毎週1回、常時50人以上。法令の問題は数字の入れ替えで作られます
試験時間は3時間で44問(第二種は30問)。1問あたり4分以上使えます。実際に必要な解答時間には個人差があるため、時間を計って練習しましょう。開始後1時間は退室できないので、見直しの時間は十分にあります。
公表問題で確かめた:30問のうち24問は第一種と同じ問題
合格ドリルの整理・見方
協会が公表している令和8年4月掲載と令和7年10月掲載の試験問題を、第一種と第二種で1問ずつ突き合わせました。結果はこうです。
合格ドリルの整理・学習案
| 第二種の問番号 | 第一種との関係(2回とも同じ) |
|---|---|
| 問2〜5、問7、問9〜10(関係法令 7問) | 第一種の問21〜27と本文・選択肢まで同一 |
| 問14〜20(労働衛生 7問) | 第一種の問28〜34と同一 |
| 問21〜30(労働生理 10問) | 第一種の問35〜44と同一 |
| 問1・6・8・11・12・13(6問) | 第二種だけの問題 |
つまり第二種の30問のうち24問は、第一種の受験者がその回に解いた問題そのものです。第二種だけの問題は6問で、しかも2回とも同じ位置(問1・6・8・11・12・13)に置かれていました。
第一種と第二種の違いは、第一種にだけ有害業務の20問(問1〜20)が乗っていることです。第二種の「簡単さ」の正体は、この20問が無いことであって、残りの問題がやさしく作られているわけではありません。労働生理も関係法令も、同じ問題を同じ難しさで解かされます。
第二種で落ちる人はどこで落ちるか
合格ドリルの整理・見方
合格基準から逆算すると、第二種の落とし穴は2つに絞られます。
- 1科目でも3問以下だと即不合格 …… 各科目40点(4問)が足切りです。合計で18問取れていても、たとえば関係法令が3問なら落ちます
- 足切りをすべて超えても合格しない …… 3科目とも4問ちょうどなら合計12問(120点)。合格に必要な18問(180点)まで、あと6問要ります
公表問題2回分で数えると、第二種の30問のうち21問が「誤っているもの」「適切でないもの」を選ぶ型でした(令和8年4月・令和7年10月とも同じ21問)。正しい記述4つの中から1つの誤りを見つける作業が7割を占めます。設問文の読み違えは、そのまま失点になります。
第二種の受験者にとって、労働生理10問は第一種と完全に共通の問題です。ここは労働生理の覚え方が使えます。関係法令10問は数字のグループ暗記、労働衛生10問はまぎらわしいペアの対比で押さえてください。
独学の材料は公式にそろっている
合格ドリルの整理・見方
独学が成り立つかどうかは、教材の質で決まります。衛生管理者は、答え合わせの根拠になる資料がすべて公開されています。
- 公表試験問題(正答つき) …… 協会が年2回(4月・10月)公表し、直近2回分が見られます。第一種44問×2回、第二種30問×2回。使い方は公表試験問題の使い方に書きました
- 条文 …… 関係法令の問題は労働安全衛生法・同施行令・同規則、有機溶剤中毒予防規則、事務所衛生基準規則、労働基準法などから出ます。全文がe-Gov法令検索で無料で読めます
- 指針・ガイドライン …… 労働衛生の問題の元になる腰痛予防対策指針、情報機器作業のガイドライン、メンタルヘルス指針などは厚生労働省が公開しています
試験は五肢択一のマークシートで、記述はありません。計算も、必要換気量やスクリーニング検査の率など一部だけです。「知っているかどうか」で決まる問題がほとんどで、誰かに添削してもらわないと伸びない種類の試験ではありません。ここが独学向きと言える最大の理由です。
独学で行くと決めたら
合格ドリルの整理・見方
- 最初に受験資格と事業者証明書を確認する(ここで止まる人がいます)
- 公表問題を1回分、時間を計らずに解いて、範囲別の正答数を出す。ここが出発点の数字です
- 足切りに届いていない範囲から順に、条文や指針に戻って埋める
- もう1回分を本番形式(3時間)で解く。範囲別に4割、合計で6割を超えているかを見る
「何時間やれば受かるか」は、協会も国も公表していません。時間ではなく範囲別の正答数で進み具合を測ってください。配点から考える手順は勉強のしかたにあります。
直前対策と当日の確認
- 日時・会場
希望した日ではなく、受験票に記載された日時を確認。
- 氏名などの記載
氏名・生年月日・住所に誤りがないか確認する。
- 科目免除の表示
免除が認められた場合の記載を確認する。
- 余白は空白
受験票の表・裏の余白には何も書かない。
持ち物や電卓の条件、当日の注意は下へ。出張特別試験も受験票の記載に従います。
詳しい解説・表を読む条件・具体例・出典を確認できます
前日:受験票を開いて4つ確認する
合格ドリルの整理・見方
受験票は申請先のセンターから郵送されてきます(窓口持参ならその場で交付)。届いたら、協会は次を確認するよう求めています。前日にもう一度見てください。
合格ドリルの整理・学習案
| 確認する項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 試験の日時 | センターで受験する場合、定員の関係で第2希望日になっていることがあります。「第1希望日のつもり」で行かないよう、受験票の日付を見ます |
| 氏名・生年月日・住所 | 誤りがあると免許の申請に支障が出ます。気づいたら早急にセンターへ連絡。やむを得ない場合は当日、試験本部に申し出ます |
| 科目免除の有無 | 免除が認められた場合にだけ表示されます。希望していても手続きが済んでいないと認められません |
| 余白 | 受験票の余白(表・裏)には何も書かない決まりです |
受験票が届いていない場合は、郵送申請なら受験申請書を送ってから10日過ぎたら、試験日の2日前(休業日を除く)までにセンターへ連絡します。オンライン申請ならマイページの申請状況が「審査完了」かどうかを見たうえで、同じく2日前までに連絡です。
受験票が発行された後は、試験日の変更も手数料の返還もできません。体調を整えて、その日に行くしかありません。
持ち物:鉛筆はHBかB。電卓は使えるが関数電卓は不可
合格ドリルの整理・見方
合格ドリルの整理・学習案
| 持ち物 | 決まり |
|---|---|
| 受験票 | 必須。試験後は持ち帰ります(試験問題は持ち帰れません) |
| 鉛筆(HBまたはB) | シャープペンシル可。ボールペン・サインペンは不可。マークシートを機械で採点するためです |
| 消しゴム | 訂正はきれいに消してから書き直します。二つ以上マークしたもの・判読が困難なものは得点になりません |
| 電卓 | 使ってかまいません。ただし関数電卓、メモ機能付きは不可。スマートフォン・携帯電話・ウェアラブル端末に内蔵の電卓も不可。電池内蔵で音の出ないものに限ります |
| 定規 | 使ってかまいません |
衛生管理者で計算が要るのは、必要換気量やスクリーニング検査の率など、ごく一部です。電卓は保険として1つ入れておく程度で足ります。計算やメモは解答用紙ではなく試験問題の余白に書きます。
写真は受験申請のときに提出済みです。当日に別途持っていくものではありません。
当日:13:30開始、開始後1時間は退室できない
合格ドリルの整理・見方
合格ドリルの整理・学習案
| 第一種 | 第二種 | |
|---|---|---|
| 試験時間 | 13:30〜16:30(3時間)/問1〜問44 | 13:30〜16:30(3時間)/問1〜問30 |
| 労働生理の免除者 | 13:30〜15:45(2時間15分)/問1〜問34 | 13:30〜15:45(2時間15分)/問1〜問20 |
| 特例(第二種免許を持つ人) | 13:30〜15:30(2時間)/問1〜問20 | — |
これはセンターで受ける場合の時刻です。出張特別試験は会場ごとに別に定められるので、受験票の記載に従ってください。
- 試験開始後1時間以内は退室できません
- 終了前に退室するときは、着席のまま無言で手を上げます。試験監督員が席まで来ます
- 退室した後は再入室できません。早く出るなら見直しを終えてからです
- 試験問題は持ち帰れません。受験票は持ち帰ります
もう1つ、忘れやすいものがあります。合格後に出す免許申請書は各安全衛生技術センターでも入手でき、協会は「受験後にお持ち帰りください」と案内しています。当日に受け取って帰ると、合格通知が来てからの手続きが早く済みます。
時間配分:1問4分。まず全問マークしてから見直す
合格ドリルの整理・見方
3時間で44問なら1問あたり約4分、第二種の30問なら6分あります。時間が足りない形式ではありません。急いで解いて読み違えるほうが損です。
- まず問1から順に、全問マークまで通す …… 迷った問題は仮の答えをマークして印を付け、先に進みます。未マークのまま時間切れが最悪です
- 設問の「誤っているもの」「正しいもの」を1問ずつ再確認 …… 公表問題では、第一種44問のうち29〜30問が「誤っているもの・適切でないもの」を選ぶ型です。逆に読むと、正しい記述を選んでしまいます
- 範囲ごとに、自信のある問題数を数える …… 次の項目の足切りラインに届いていない範囲があれば、残り時間をそこに使います
- 迷った問題に戻る。消しゴムでしっかり消してから書き直します
試験のあと:通知書は発表日当日に発送
合格ドリルの整理・見方
合格の場合は「免許試験合格通知書」、それ以外は「免許試験結果通知書」が届きます。協会は合格発表日の当日に受験したセンター・試験場から発送します。発表日から10日以上たっても届かないときは、受験したセンターへ連絡です。
センターのホームページにも結果は掲載されますが、協会はこれを「補助的な方法」と位置づけていて、必ず本人宛ての通知書で確認するよう求めています。電話での照会には応じていません。受験票を無くして受験番号が分からなくなると、ホームページでの確認もできなくなるので、受験票は通知書が届くまで保管してください。
合格しても、免許証の交付申請をしないと衛生管理者として選任できません。免許証の発行は東京労働局免許証発行センターが行っています。申込みの手順は申込方法と受験地にまとめています。
免除・実技・免許の条件
- 講座の受講
受験の条件ではない。独学を含め、教材の選び方は自由。
- 試験への合格
一般的な取得ルート。所定の学歴等による別の要件もある。
- 免許証の交付申請
合格後に申請する。合格だけでは衛生管理者に選任できない。
第一種と第二種では選任できる業種が異なります。勤務先の業種と必要な免許を確認します。
詳しい解説・表を読む条件・具体例・出典を確認できます
科目免除がある場合の試験時間
合格ドリルの整理・見方
労働生理の免除は、船員法による衛生管理者適任証書の交付後1年以上の実務経験がある場合。第一種は問1〜問34、第二種は問1〜問20を2時間15分で受けます。第二種免許を持つ人の第一種特例は有害業務20問・2時間です。時刻は直前対策の表へ。
免許は「試験に合格した者」に出る。講習ルートは無い
合格ドリルの整理・見方
労働安全衛生規則 第62条と別表第4は、衛生管理者免許を受けられる人を次のように定めています。
合格ドリルの整理・学習案
| 免許 | 受けられる者 |
|---|---|
| 第一種衛生管理者免許 | 第一種衛生管理者免許試験に合格した者/大学・高専で医学に関する課程を修めて卒業した者/大学で保健衛生に関する学科を専攻し労働衛生の講座を修めた者/その他厚生労働大臣が定める者 |
| 第二種衛生管理者免許 | 第二種衛生管理者免許試験に合格した者/その他厚生労働大臣が定める者 |
医学や保健衛生の学歴がある人を除けば、免許試験に合格することが唯一の道です。「講習を受講して修了すれば免許」という仕組み(技能講習のような形)はありません。裏を返すと、講座や通信教育の受講は受験の条件になっていないということです。教材をどう選ぶかは受験者の自由で、独学は制度上まったく普通の受け方です。
費用の面でも、試験そのものにかかるのは受験手数料8,800円(免許試験はどれも同額)だけです。あとは教材代で、公表問題は無料で手に入ります。
受ける前に:第二種で足りる業種かどうか
合格ドリルの整理・見方
合格率だけで第二種を選ぶと、あとで困ることがあります。第二種免許で衛生管理者になれるのは「その他の業種」(情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など)に限られ、製造業・建設業・医療業などでは選任できません。勤務先がどちらに当たるかは第一種と第二種の違いで確認してください。
第二種を持ってから第一種を目指す道は公式に用意されています(特例受験:有害業務の20問だけを2時間で受ける)。まず第二種を目指し、必要になったら特例で第一種へ、という順番は合理的です。第一種全体の数字は第一種の合格率にまとめています。
練習は第二種衛生管理者のドリルからどうぞ。
過去問・科目別の練習へ
編集:合格ドリル運営者|作成と検証の手順は運営者情報に、 誤りを見つけた場合の訂正は訂正履歴で公開しています。
科目ごとに問題を解く
次にやること
衛生管理者 第一種のページに、ほかの解説記事もまとめています。