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ボイラー整備士 ボイラー・第一種圧力容器に関する知識の練習問題22問
ボイラー整備士の試験科目「ボイラー・第一種圧力容器に関する知識」の問題を22問掲載しています。 本番の出題数は10問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち22問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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ボイラー・第一種圧力容器の知識は30点|燃焼装置と材料
この科目の練習問題は全22問です。収録論点の例:燃焼装置(4問)、材料(3問)、構造(3問)。この内訳は当サイトの収録数で、本試験の出題配分ではありません。
配点は10問で30点。整備作業の知識と並ぶ2本柱です。ボイラー技士の試験と重なる範囲ですが、整備士では構造・材料・附属品を「整備する側」の目線で問われます。損傷(割れ・腐食)は、整備作業の科目と直結する論点です。
運転側の資格との違いはボイラー技士との違いの記事にまとめています。
炭素鋼:炭素が増えると硬く強く、粘りは減る
炭素量が増すと強度と硬度は増し展延性は低下
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選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
炭素鋼の炭素量と性質の関係として、正しいものはどれか。
- 炭素量は強度にも硬度にも影響しない
- 炭素量が多くなると硬度だけが下がり、展延性は変わらない
- 炭素量が多くなると強度も硬度も低下する
- 炭素量が多くなると展延性が増す
- 炭素量が多くなると強度と硬度は増すが、展延性は低下する
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正解 5炭素量が多くなると強度と硬度は増すが、展延性は低下する
炭素が増えると硬く強くなりますが、そのぶん粘りがなくなって曲げにくくなります。
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炭素鋼は強度が大きくじん性に富みますが、さびやすい性質があります。圧延鋼材や鋼管のほか、鍛鋼品や鋳鋼品にも成形されます。
ボイラー用材料として主に使用される炭素鋼として、正しいものはどれか。
- 工具鋼
- ばね鋼
- 硬鋼
- 軟鋼
- 中鋼
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正解 4軟鋼
ボイラーは板を曲げたり溶接したりしてつくります。粘りがあって加工しやすいものが向いています。
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鋳鉄は強度が低くもろくて展延性に欠けますが、融点が低く流動性がよいので、鋳造によって複雑な形状の鋳物をつくれます。
ボイラーの胴板の曲げ加工に用いる機械として、正しいものはどれか。
- 胴板は曲げずに、平板を溶接してつなぎ合わせる
- 板厚38mm程度までは水圧プレスを使用し、それより厚い鋼板には曲げローラを使用する
- 板厚5mm程度までしか曲げローラは使用できない
- 板厚38mm程度までは曲げローラを使用し、それより厚い鋼板には水圧プレスを使用する
- 板厚に関係なく、常に曲げローラだけを使用する
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正解 4板厚38mm程度までは曲げローラを使用し、それより厚い鋼板には水圧プレスを使用する
薄い板はローラで送りながら少しずつ丸められます。厚い板はローラでは曲がらないので、大きな力で押します。
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水管の管曲げ加工は、曲げたあとも断面が真円になるようにします。波形炉筒は、厚板でない場合は円筒形にした鋼板を特殊ロール機で波形に成形します。
エコノマイザの構成として、正しいものはどれか。
- 耐火れんがを積み上げて構成されている
- フィン付き鋼管又はステンレス鋼管と管寄せで構成されている
- ガラス管と験水コックで構成されている
- 銅管を巻いたコイルと膨張タンクで構成されている
- 鋳鉄製のセクションを積み重ねて構成されている
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正解 2フィン付き鋼管又はステンレス鋼管と管寄せで構成されている
排ガスから熱を受け取る面積を稼ぐため、管にひれを付けます。集めた水は管寄せでまとめます。
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エコノマイザは煙道に設置して排ガスの余熱を回収し、給水の予熱に使います。硫黄を含む燃料の場合、燃焼ガス側に低温腐食が起こりやすくなります。
強制循環式水管ボイラーがポンプでボイラー水を循環させる理由として、正しいものはどれか。
- 高圧になるほど水と蒸気の密度差が小さくなり、自然のボイラー水の循環が弱くなるため
- 水管の本数を減らして構造を簡単にするため
- 蒸気の過熱度を高めて蒸気の温度を上げるため
- 給水ポンプの吐出圧力を下げるため
- 高圧になるほど水と蒸気の密度差が大きくなり、循環が速くなりすぎるため
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正解 1高圧になるほど水と蒸気の密度差が小さくなり、自然のボイラー水の循環が弱くなるため
自然の循環は、重い水と軽い蒸気の重さの差で起こります。高圧では差が小さくなるので、ポンプで押してやります。
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貫流ボイラーは負荷の変動によって圧力の変動が生じやすいので、応答の速い給水量と燃料量の自動制御が必要になります。
全量式安全弁と揚程式安全弁を比べたときの説明として、正しいものはどれか。
- 全量式は温水ボイラー専用である
- 同一の呼び径では、全量式のほうが吹出し容量が大きい
- 同一の呼び径では、両者の吹出し容量は同じである
- 全量式は液体専用で、蒸気には使用できない
- 同一の呼び径では、全量式のほうが吹出し容量が小さい
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正解 2同一の呼び径では、全量式のほうが吹出し容量が大きい
全量式は弁座から出た蒸気が通る道を広くとってあります。同じ口径でも、いちどにたくさん逃がせます。
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逃がし弁は基本的に安全弁と同じ構造ですが、液体に用いるため出口側は密閉形になっています。逃がし管は温水ボイラーの膨張分を膨張タンクに逃がします。
容積式流量計の原理として、正しいものはどれか。
- オリフィスの前後に生じる差圧の大きさから求める
- テーパ管の中の浮子が浮き上がる高さから読み取る
- 管の中を音が伝わる速さの違いから求める
- 流体の粘度の変化の大きさから求める
- ケーシングの中で組み合わせただ円形歯車が回り、その回転数が流量に比例することを利用する
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正解 5ケーシングの中で組み合わせただ円形歯車が回り、その回転数が流量に比例することを利用する
歯車のすき間ひとつぶんが決まった体積です。何回まわったかを数えれば、通った量が分かります。
関連知識・ひっかけを読む
ブルドン管式の圧力計は、断面が扁平な管に圧力が加わって円弧が広がる動きを、歯付扇形片と小歯車で指針に伝えます。
フレームロッドを用いた火炎検出器の原理として、正しいものはどれか。
- 燃焼ガスの流れる音の大きさで火炎を検出する
- 火炎の明るさをカメラで撮影して火炎を検出する
- 火炎から出る紫外線を光電管で受けて火炎を検出する
- 火炎中にフレームロッドを挿入し、火炎の導電作用を利用して火炎を検出する
- 煙突から出る煙の色の変化で火炎を検出する
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正解 4火炎中にフレームロッドを挿入し、火炎の導電作用を利用して火炎を検出する
火炎の中は電気を通します。棒を差し込んで電流が流れるかどうかを見れば、火がついているか分かります。
関連知識・ひっかけを読む
紫外線光電管を用いた火炎検出器は、火炎からの光が光電管に照射されると光電子が放出されて電流が流れることを利用しています。
センターファイア形ガスバーナの構造として、正しいものはどれか。
- バーナの中心にある空気ノズルの周りから、燃料ガスを軸方向にまっすぐ噴射する
- 燃料ガスは使わず、重油だけを霧化して噴射する
- 燃料ガスを煙道の側から逆向きに吹き込む
- 燃料ガスをあらかじめ液化してからノズルで噴霧する
- バーナの中心にあるガスノズルから、放射状に燃料ガスを噴射する
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正解 5バーナの中心にあるガスノズルから、放射状に燃料ガスを噴射する
名前のとおり、中心で火をつくる形です。真ん中のノズルから外へ向けてガスを出します。
関連知識・ひっかけを読む
ガンタイプオイルバーナは、圧力(油圧)噴霧式アトマイザに送風機、点火装置、安全装置などを組み込んで、取扱いを容易にしたバーナです。
ボイラーの外面腐食の原因として、正しいものはどれか。
- 清缶剤によってボイラー水のpHを適正な範囲に調節したこと
- 給水に含まれる溶存酸素がボイラー水に残ったこと
- 蒸気とともに水滴が運び出されるキャリオーバが生じたこと
- ボイラー水中の硬度成分が伝熱面にスケールとして付着したこと
- スートブロワや安全弁などからの漏水により、すすや灰が湿気を帯びたこと
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正解 5スートブロワや安全弁などからの漏水により、すすや灰が湿気を帯びたこと
すすや灰は水を含むと酸性になり、金属を溶かします。外側からのさびは、湿気が引き金になります。
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雨水の浸入で保温材やれんが積みが湿気を帯びること、煙管や水管の取付部からボイラー水が漏れること、重油中の硫黄分が燃焼して硫酸の蒸気になることも外面腐食の原因になります。
水管ボイラーの特徴として、正しいものはどれか。
- 伝熱面積のわりに保有水量が少ないため、起動してから必要な蒸気が出るまでの時間が短い
- 伝熱面積のわりに保有水量が多いため、起動してから必要な蒸気が出るまでの時間が長い
- 保有水量が多いので、負荷が変動しても圧力はほとんど変わらない
- 胴の中に多数の煙管を通し、その中に燃焼ガスを流して周りの水を加熱する
- 燃焼室の大きさが胴の寸法で決まるので、使える燃料や燃焼方式が限られる
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正解 1伝熱面積のわりに保有水量が少ないため、起動してから必要な蒸気が出るまでの時間が短い
水管ボイラーは細い管に水を通して熱するので、面積のわりに抱えている水が少なく、早く沸きます。燃焼室も自由な大きさにできるので、いろいろな燃料や燃焼方式に対応できます。
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管系だけで構成されドラムがないのは貫流ボイラーの特徴です。貫流ボイラーは負荷変動で圧力が変わりやすいので、応答の速い給水量と燃料量の自動制御が要ります。
炭素鋼に含まれる元素について、正しいものはどれか。
- 鉄と炭素だけからできていて、ほかの元素は含まれていない
- 脱酸剤として銅やニッケルが、不純物として炭素が含まれている
- 酸素を除くための脱酸剤としてりんと硫黄が入り、不純物としてケイ素とマンガンが残っている
- 酸素を除くための脱酸剤としてケイ素とマンガンが入り、不純物としてりんと硫黄が残っている
- 不純物としてクロムが含まれ、これがさびの原因になる
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正解 4酸素を除くための脱酸剤としてケイ素とマンガンが入り、不純物としてりんと硫黄が残っている
製鋼のときに酸素を取り除くためにわざと入れるのがケイ素とマンガン、取り切れずに残ってしまうのがりんと硫黄です。役割が逆になったひっかけが出ます。
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鋼管は、インゴットなどから高温加工または常温加工で引き抜いて成形するか、帯鋼を巻いて電気抵抗溶接して製造します。
ボイラーの工作で、煙管を管板に取り付ける方法として、正しいものはどれか。
- 接着剤で固定し、端部はそのままにしておく
- ねじ込みだけで取り付け、端部を切りっ放しにする
- ころ広げにより取り付け、火炎に触れる端部を縁曲げする
- ころ広げは行わず、火炎に触れない側の端部だけを縁曲げする
- 管板に穴をあけずに、管の端部を管板の表面に溶接する
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正解 3ころ広げにより取り付け、火炎に触れる端部を縁曲げする
管を管板の穴に差し込み、内側から押し広げて密着させるのが「ころ広げ」です。火炎の当たる側の端は縁を折り曲げて、焼損しにくくします。
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管ステーは、ころ広げのあと溶接で取り付けることができます。鏡板は、鋼板を切断したあとプレスで成形するか、縁曲げ機で成形します。
ボイラーの空気予熱器の説明として、正しいものはどれか。
- 排ガスの余熱を回収して給水の温度を高める装置で、フィン付き鋼管と管寄せで構成される
- 飽和蒸気をさらに加熱して過熱蒸気にする装置で、放射形と対流形がある
- 燃料油を加熱して粘度を下げ、霧化しやすくする装置である
- 排ガスの余熱を回収して燃焼用空気を予熱し、ボイラー効率を高める装置で、燃料の着火や燃焼をよくする効果がある
- 燃焼用空気を冷やして密度を高め、送風機の動力を減らす装置である
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正解 4排ガスの余熱を回収して燃焼用空気を予熱し、ボイラー効率を高める装置で、燃料の着火や燃焼をよくする効果がある
煙突へ捨てるはずの熱で、これから燃やすための空気を温めておく装置です。空気が温かいと燃料が着火しやすく、よく燃えます。
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給水を温めるのはエコノマイザです。過熱器は飽和蒸気を過熱蒸気にする装置で、放射形・対流形・放射対流形があります。
ボイラーの燃焼安全装置で、起動スイッチを押してから一定時間内に火炎が検出されなかったときの動作として、正しいものはどれか。
- 何も動作せず、運転員が手動で燃料を止めるまで燃料の供給が続く
- 主安全制御器の安全スイッチが働いて出力リレーを切り、燃料の供給を全部止める
- 火炎検出器が燃料弁をさらに開いて、燃料を増やして着火させる
- 主安全制御器の出力リレーが再び作動して、点火を自動で何度でも繰り返す
- 安全スイッチが作動して、送風機だけを止めて燃料の供給は続ける
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正解 2主安全制御器の安全スイッチが働いて出力リレーを切り、燃料の供給を全部止める
火がついていないのに燃料を送り続けると、炉内にたまった燃料が爆発するおそれがあります。時間切れで安全スイッチが働き、出力リレーを切って燃料を全部止めます。
関連知識・ひっかけを読む
起動スイッチを入れると主安全制御器の出力リレーが働き、バーナモータや点火用燃料弁、点火用変圧器などへ電気信号が送られてバーナが起動します。「主安全制御器は出力リレー、火炎検出器、安全スイッチの3つで構成される」という記述は誤りとして出題されています。
ボイラー給水の軟化器の扱いとして、正しいものはどれか。
- 樹脂は一度詰めれば劣化しないので、再生や補充は必要ない
- 残留硬度が許容限度(貫流点)に達したところで通水を止め、通常は食塩水で樹脂を再生する
- 貫流点に達しても通水を続け、樹脂が真っ黒になってから交換する
- 残留硬度が許容限度(貫流点)に達したところで通水を止め、通常は塩酸で樹脂を再生する
- 軟化器は水中の溶存酸素を取り除く装置で、硬度成分には関係しない
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正解 2残留硬度が許容限度(貫流点)に達したところで通水を止め、通常は食塩水で樹脂を再生する
軟化器はイオン交換樹脂で水中の硬度成分(カルシウム・マグネシウム)を取り除く装置です。樹脂が硬度成分でいっぱいになる手前の目安が貫流点で、そこで通水を止め、食塩水を通してナトリウム形に戻します。
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単純軟化法では、再生を繰り返しても強酸性陽イオン交換樹脂は徐々に劣化するので、1年に1回程度、鉄分などによる汚染を調べて樹脂の洗浄と補充を行います。低圧ボイラー用の清缶剤にはりん酸ナトリウムなどがあり、スケール付着の防止とボイラー水のpH調節の働きがあります。
蒸気(高圧気流)噴霧式オイルバーナの説明として、正しいものはどれか。
- 微粉炭を一次空気と混ぜた混合物を吹き込むバーナ
- 回転するカップに油を流し込み、カップの先で放射状に飛ばして細かい粒にするバーナ
- やや高い圧力の蒸気を霧化媒体にして、燃料油を細かい粒にするバーナ
- バーナ中心のガスノズルから燃料ガスを放射状に吹き出すバーナ
- やや高い圧力の燃料油をアトマイザ先端の旋回室に送り、ノズルから旋回させて円すい形に噴射し、油を細かい粒にするバーナ
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正解 3やや高い圧力の蒸気を霧化媒体にして、燃料油を細かい粒にするバーナ
油そのものの圧力ではなく、勢いよく吹き出す蒸気の力で油を細かい霧にするのが蒸気噴霧式です。油の圧力で霧化するのは油圧(圧力)噴霧式で、混同させるひっかけが出ます。
関連知識・ひっかけを読む
ロータリカップ形(回転噴霧式)のオイルバーナは、回るカップに油を流し込み、カップの先で放射状に飛ばした油をカップ外周から出る空気流で細かくします。炉に向けて広がりをもつカップの回転で生じる遠心力を利用しています。
ロータリカップ形の回転(噴霧)式オイルバーナが油を霧化する仕組みとして、正しいものはどれか。
- 空気を加熱し、その熱で油を蒸発させる
- 高圧の蒸気を吹き付けて油を霧にする
- 油そのものに高い圧力をかけ、ノズルから噴き出させて霧にする
- 炉に向けて広がるカップを回転させ、生じる遠心力で油を霧にする
- 超音波の振動を油に与えて霧にする
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正解 4炉に向けて広がるカップを回転させ、生じる遠心力で油を霧にする
回るカップの縁から油が振り飛ばされて細かい粒になります。
関連知識・ひっかけを読む
蒸気噴霧式は高圧蒸気を霧化媒体に使い、圧力(油圧)噴霧式は油自体に圧力をかけて噴霧します。
ガンタイプオイルバーナの説明として、正しいものはどれか。
- 微粉炭と一次空気の混合物を噴射するもの
- 高圧蒸気を霧化媒体として使うもの
- 圧力(油圧)噴霧式アトマイザに、送風機・点火装置・安全装置などを組み込んで取扱いを容易にしたもの
- カップの回転による遠心力で油を霧化するもの
- 空気流の中心にあるノズルから、放射状に燃料ガスを噴射するもの
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正解 3圧力(油圧)噴霧式アトマイザに、送風機・点火装置・安全装置などを組み込んで取扱いを容易にしたもの
必要な装置を一体にまとめてあるので、小型のボイラーで扱いやすくなっています。
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微粉炭バーナは微粉炭と一次空気の混合物を、センタータイプ(ファイア形)ガスバーナは中心のノズルから放射状に燃料ガスを噴射します。
二胴形水管ボイラーで、蒸気ドラムの内部に設けられ、水管群から上がってきた蒸気と水の混合物から蒸気だけを分ける装置として、正しいものはどれか。
- バッフル
- エコノマイザ
- 脱気器
- 過熱器
- 気水分離器
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正解 5気水分離器
水管群で加熱された水は、蒸気と水が混ざった状態で上の蒸気ドラムに戻ります。蒸気ドラム内の気水分離器がここで蒸気だけを取り出し、水は下の水ドラム側へ戻して循環させます。上が蒸気ドラム、下が水ドラム、その間を水管群がつなぐのが二胴形の基本形です。
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脱気器は給水中の溶存酸素を取り除く給水系の装置、バッフルは燃焼ガスや水・蒸気の流れを導く仕切り板で、どちらも蒸気と水を分ける役目ではありません。図を見て名称を答える問題では、ドラムの上下と管群の位置関係から判断します。
温水ボイラーの逃がし管の説明として、正しいものはどれか。
- ボイラー水中の不純物を吹き出して捨てるための管である
- 液体の圧力で弁体を押し上げて液体を逃がす弁である
- 蒸気圧力が設定圧力に達すると弁体が開いて蒸気を吹き出す装置である
- ボイラー水が膨張して圧力が上がるのを防ぐために設ける安全装置である
- 燃焼ガスを煙突へ導くための管である
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正解 4ボイラー水が膨張して圧力が上がるのを防ぐために設ける安全装置である
温水ボイラーでは、水を加熱すると体積が増えます。密閉したままだと圧力が上がるので、膨張した分の水を逃がし管から膨張タンクへ逃がして圧力上昇を防ぎます。弁ではなく、常に開いた管である点が特徴です。
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逃がし弁は逃がし管の代わりに使うもので、構造は安全弁とほぼ同じですが、蒸気ではなく液体の圧力で弁体を押し上げて水を逃がします。安全弁は蒸気用で、設定圧力で弁体が開いて蒸気を吹き出します。「管」「逃がし弁」「安全弁」の三者を区別しましょう。
ボイラーのガラス水面計の取付け位置として、正しいものはどれか。
- 見える範囲の最下部が、常用水位と同じ高さになるように取り付ける
- 見える範囲の最下部が、安全低水面と同じ高さになるように取り付ける
- 見える範囲の最上部が、安全低水面と同じ高さになるように取り付ける
- 取付け位置に決まりはなく、見やすい高さでよい
- 見える範囲の中央が、安全低水面と同じ高さになるように取り付ける
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正解 2見える範囲の最下部が、安全低水面と同じ高さになるように取り付ける
安全低水面は、これより水位が下がると伝熱面が過熱して危険という限界の水位です。水面計の見える範囲のいちばん下をこの高さに合わせておけば、ガラスに水が見えている限り、水位は安全低水面より上にあると分かります。
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平形反射式水面計は、平面ガラスを金属箱に組み込んだ構造で、光の反射の違いで蒸気部と水部を見分けます。圧力計は、オリフィスではなくサイホン管を使って蒸気が直接ブルドン管に入らないようにします。差圧式流量計は、絞りの前後に生じる「流量の2乗に比例する圧力差」を利用します。
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掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。
内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14