本文へ移動
✓合格ドリル

合格ドリル > ボイラー整備士

ボイラー整備士の勉強の進め方
【配点から逆算する】

「何時間やれば受かるか」は公表されていません。代わりに公表されているのは配点と合格基準です。ここから「どの科目で何点取るか」を先に決めて、そこに向けて勉強の順番を組みます。1日に取れる時間が短くても、順番が合っていれば積み上がります。

最終確認:2026年8月18日 根拠:同協会「ボイラー整備士のご紹介・同協会「公表試験問題」・安全衛生技術試験協会「免許試験の合格率 ほか

77問無料で解ける問題全問解説・根拠つき
4科目試験科目科目別に選んで解ける
30問本番の出題数公式の試験案内より
目次から選ぶ6の項目から読みたいところへ

目標は100点満点で60点。足切りは各科目40%

免除なしで受ける場合の目標
100点満点で 60点(合計60%。科目ごとの足切りは40%)
✅ 5問の科目は2問以上が必須❌ 1科目でも40%未満で不合格
科目出題数配点足切り(40%)まんべんなく取ると
整備の作業10問30点12点6問・18点
器材・薬品5問20点8点3問・12点
関係法令5問20点8点3問・12点
ボイラーの知識10問30点12点6問・18点
合計30問100点—18問・60点

合格に必要なのは「各科目40%以上、かつ合計60%以上」です。科目ごとに6割必要なわけではありません。4科目まんべんなく6割取れば、ちょうど合計60点になります。得意科目で稼ぐ形にするなら、5問の科目は最低2問(8点=40%)を死守したうえで、10問の科目で7〜8問取る配分になります。

ボイラー技士を持っている人:20問・70点で考える

ボイラー技士免許があると「ボイラーの知識」10問(30点)が免除され、問1〜問20・1時間40分の試験になります。免除された科目は採点されないので、目標は残り3科目で立てます。

科目配点40%ライン
整備の作業30点12点
器材・薬品20点8点
関係法令20点8点
合計70点合計60%なら42点

免除で楽になるのは「ボイラーの知識」だけです。整備作業・器材薬品・法令は技士の試験範囲とは別物で、免除の恩恵はありません。技士持ちの人ほど、この3科目を新しく学ぶつもりで始めてください。

※ 免除者の合計点の扱い(70点満点で60%を見る)は、協会の合格基準「合計が60%以上」を免除後の科目に当てはめた計算です。細かい運用は協会に確認してください。

順番1:技士免許がない人は「ボイラーの知識」から

免除がない人は、まず4科目目の「ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識」を固めます。理由は2つあります。

この科目が分かると、「整備の作業」で出てくる部品名(過熱器、管寄せ、サイホン管、キャピラリチューブなど)が読めるようになります。順番を逆にすると、整備の手順を読んでも何を外しているのか想像できません。二級ボイラー技士のドリルは こちら にあります。

図解で確認:水面計は「見える範囲の最下部=安全低水面」

ガラス水面計は、見える範囲の最下部が安全低水面と同じ高さになるように取り付ける(ガラスに水が見えていれば安全低水面より上)。鋼製蒸気ボイラーにはガラス水面計を2個以上。胴の内径750mm以下や遠隔指示水面測定装置を2個付けたものは、1個をガラス水面計以外にできる。験水コックを設ける場合は原則3個以上(何か所か並べて水位のおおよその位置を読む)。鋳鉄製温水ボイラーには温度計を取り付ける(温水は水位より温度の管理が中心)。平形反射式水面計は光の反射の違いで蒸気部と水部を見分ける。
図解の要点:ガラス水面計は、見える範囲の最下部が安全低水面と同じ高さになるように取り付ける(ガラスに水が見えていれば安全低水面より上)/鋼製蒸気ボイラーにはガラス水面計を2個以上。胴の内径750mm以下や遠隔指示水面測定装置を2個付けたものは、1個をガラス水面計以外にできる/験水コックを設ける場合は原則3個以上(何か所か並べて水位のおおよその位置を読む)▶ この論点を含む「ボイラー・第一種圧力容器に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士 問26(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:安全弁・逃がし弁・逃がし管の違い

安全弁=蒸気用。設定圧力で弁体が開いて蒸気を吹き出す。同一呼び径では全量式のほうが揚程式より吹出し容量が大きい(弁座から出た蒸気の通り道が広い)。逃がし弁=構造は安全弁とほぼ同じだが液体に用いるため、出口側は密閉形。逃がし管=温水ボイラーで、加熱で膨張した水を膨張タンクへ逃がして圧力上昇を防ぐ。弁ではなく常に開いた管。
図解の要点:安全弁=蒸気用。設定圧力で弁体が開いて蒸気を吹き出す。同一呼び径では全量式のほうが揚程式より吹出し容量が大きい(弁座から出た蒸気の通り道が広い)/逃がし弁=構造は安全弁とほぼ同じだが液体に用いるため、出口側は密閉形/逃がし管=温水ボイラーで、加熱で膨張した水を膨張タンクへ逃がして圧力上昇を防ぐ。弁ではなく常に開いた管▶ この論点を含む「ボイラー・第一種圧力容器に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:排ガスの余熱を回収する3つの装置

エコノマイザ=煙道に設置し排ガスの余熱で給水を予熱する。フィン付き鋼管(またはステンレス鋼管)と管寄せで構成(ひれで受熱面積を稼ぐ)。硫黄を含む燃料では、エコノマイザの燃焼ガス側に低温腐食が起こりやすい。空気予熱器=排ガスの余熱で燃焼用空気を予熱し、ボイラー効率を高める。燃料の着火と燃焼をよくする。過熱器=飽和蒸気を過熱蒸気にする装置。放射形・対流形・放射対流形がある。
図解の要点:エコノマイザ=煙道に設置し排ガスの余熱で給水を予熱する。フィン付き鋼管(またはステンレス鋼管)と管寄せで構成(ひれで受熱面積を稼ぐ)/硫黄を含む燃料では、エコノマイザの燃焼ガス側に低温腐食が起こりやすい/空気予熱器=排ガスの余熱で燃焼用空気を予熱し、ボイラー効率を高める。燃料の着火と燃焼をよくする▶ この論点を含む「ボイラー・第一種圧力容器に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士 問24(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:水管ボイラーの循環:密度差で回る、高圧ならポンプ

自然循環は重い水と軽い蒸気の密度差で起こる。高圧になるほど密度差が小さくなり循環が弱まるので、強制循環式はポンプで循環させる。二胴形水管ボイラー:上が蒸気ドラム、下が水ドラム、その間を水管群がつなぐ。蒸気ドラム内の気水分離器が蒸気だけを取り出し、水は水ドラム側へ戻す。水管ボイラーは伝熱面積のわりに保有水量が少なく、起動から蒸気が出るまでが速い。燃焼室を自由な大きさにでき、燃料や燃焼方式の対応が広い。貫流ボイラーは管系だけでドラムがない。負荷変動で圧力が変わりやすく、応答の速い給水量と燃料量の自動制御が要る。
図解の要点:自然循環は重い水と軽い蒸気の密度差で起こる。高圧になるほど密度差が小さくなり循環が弱まるので、強制循環式はポンプで循環させる/二胴形水管ボイラー:上が蒸気ドラム、下が水ドラム、その間を水管群がつなぐ。蒸気ドラム内の気水分離器が蒸気だけを取り出し、水は水ドラム側へ戻す/水管ボイラーは伝熱面積のわりに保有水量が少なく、起動から蒸気が出るまでが速い。燃焼室を自由な大きさにでき、燃料や燃焼方式の対応が広い▶ この論点を含む「ボイラー・第一種圧力容器に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:炭素鋼:炭素が増えると硬く強く、粘りは減る

炭素量が多くなると強度と硬度は増すが、展延性(粘り・曲げやすさ)は低下する。ボイラー用材料には主に軟鋼を使う(板を曲げたり溶接したりするので粘りがあって加工しやすいものが向く)。炭素鋼は強度が大きくじん性に富むが、さびやすい。圧延鋼材・鋼管・鍛鋼品・鋳鋼品に成形。製鋼で酸素を除く脱酸剤としてケイ素とマンガンが入り、不純物としてりんと硫黄が残る。鋳鉄は強度が低くもろく展延性に欠けるが、融点が低く流動性がよいので複雑な形の鋳物に向く。
図解の要点:炭素量が多くなると強度と硬度は増すが、展延性(粘り・曲げやすさ)は低下する/ボイラー用材料には主に軟鋼を使う(板を曲げたり溶接したりするので粘りがあって加工しやすいものが向く)/炭素鋼は強度が大きくじん性に富むが、さびやすい。圧延鋼材・鋼管・鍛鋼品・鋳鋼品に成形▶ この論点を含む「ボイラー・第一種圧力容器に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士(図解追加:2026年9月10日)
▶ここまで読んだら5問解いてみる(無料・登録不要)おすすめ5問・約3分

順番2:「整備の作業」は手順の流れで覚える

30点の「整備の作業」は、公表問題を見るかぎり作業の流れに沿って出題されています。

  1. 整備前の準備(冷却、他のボイラーとの遮断、燃料の遮断)
  2. 機械的清浄(ドラム・煙管・水管、チューブクリーナ)
  3. 化学洗浄(予備調査、酸洗浄と腐食防止、中和防錆処理、水洗)
  4. 性能検査に向けた水圧試験(準備・試験・後処理)
  5. 附属品の点検整備(過熱器、安全弁、圧力計、温度調節器)
  6. 作業中の危害防止(酸素濃度、発生ガス、耐薬品性の保護具)

この順に自分で一度、手順を書き出してみてください。試験では「してはいけないこと」を正しい手順に紛れ込ませた選択肢が並びます。流れが頭に入っていれば、浮いている記述が見つけやすくなります。

図解で確認:整備前の冷却は「燃え切り確認 → 通風 → 徐々に40℃以下」

燃焼が停止し燃料が燃え切ったことを確認してから、ダンパを半開にし、たき口と空気入口を開いて自然通風する。長時間かけて徐々に冷却し、40℃以下にする(急冷すると金属が縮んで割れや漏れの原因)。やむを得ず早めるときは、冷水を送りながら吹出しを行う循環吹出しにする。炉内と煙道の各部が十分冷えたことを確かめてから中に入り、すす・灰の状態を観察する。吹出しでボイラー水を全部抜いたあとに気室部の弁を開ける、という順序は不適切。
図解の要点:燃焼が停止し燃料が燃え切ったことを確認してから、ダンパを半開にし、たき口と空気入口を開いて自然通風する/長時間かけて徐々に冷却し、40℃以下にする(急冷すると金属が縮んで割れや漏れの原因)/やむを得ず早めるときは、冷水を送りながら吹出しを行う循環吹出しにする▶ この論点を含む「整備作業に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:化学洗浄の流れ:予備調査 → 酸洗浄 → 水洗 → 中和防錆

予備調査:水の使用可能量(内容積の5〜20倍程度が必要)、配管系統、薬液の注入・排出・循環の配管とポンプの位置、スケールの分析。タンク:薬液用タンクはボイラー1基分の水容量以上、薬液循環用タンク(スケール分離)は水容量の10分の1以上。どちらも薬液加熱装置が望ましい。酸洗浄中に出るガスは、胴上部の開口部に設けたガス放出管から逃がす。水洗:60℃以上の温水で、水洗水のpHが5以上になるまで。窒素置換をするときは水洗水に脱酸素剤を加える。
図解の要点:予備調査:水の使用可能量(内容積の5〜20倍程度が必要)、配管系統、薬液の注入・排出・循環の配管とポンプの位置、スケールの分析/タンク:薬液用タンクはボイラー1基分の水容量以上、薬液循環用タンク(スケール分離)は水容量の10分の1以上。どちらも薬液加熱装置が望ましい/酸洗浄中に出るガスは、胴上部の開口部に設けたガス放出管から逃がす▶ この論点を含む「整備作業に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士 問7(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:酸洗浄の腐食は「濃度差」と「酸化性イオン」の2本立て

酸液の濃度が場所によって著しく違うと、濃淡電池ができて鋼材が腐食する。対策は薬液を循環させて濃度を均一に保つこと。スケールから溶け出す鉄イオン・銅イオンなどの酸化性イオンが多いほど、それに比例して鋼材の腐食が進む。対策は還元剤や銅イオン封鎖剤を加えて、酸化性イオンの濃度を一定値以下に抑えること。
図解の要点:酸液の濃度が場所によって著しく違うと、濃淡電池ができて鋼材が腐食する。対策は薬液を循環させて濃度を均一に保つこと/スケールから溶け出す鉄イオン・銅イオンなどの酸化性イオンが多いほど、それに比例して鋼材の腐食が進む/対策は還元剤や銅イオン封鎖剤を加えて、酸化性イオンの濃度を一定値以下に抑えること▶ この論点を含む「整備作業に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士 問6(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:ボイラー内部に入る前:酸素18%以上・燃料遮断・防爆照明

内部や煙道に入る前に酸素濃度が18%以上あることを測定で確認し、作業中は換気装置で通風を続ける。バーナを取り外せないボイラーでは、燃料遮断弁が完全に閉じていることを確認したうえで、遮断弁の二次側に遮断板を入れる(弁はわずかに漏れることがある)。他のボイラーの吹出し管や安全弁から突然の吹出しのおそれがないかも確認。内部で使う照明は防爆構造でガードを付ける。コンセント接続部には漏電遮断器。煙道内の移動電線は絶縁が完全なキャブタイヤケーブル。配線は交差・錯綜させない。作業場所全体の明るさは明暗差を小さくまぶしくなく。コードリールは巻いたまま長時間使わず延ばして使う。
図解の要点:内部や煙道に入る前に酸素濃度が18%以上あることを測定で確認し、作業中は換気装置で通風を続ける/バーナを取り外せないボイラーでは、燃料遮断弁が完全に閉じていることを確認したうえで、遮断弁の二次側に遮断板を入れる(弁はわずかに漏れることがある)/他のボイラーの吹出し管や安全弁から突然の吹出しのおそれがないかも確認▶ この論点を含む「整備作業に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士 問3(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:計器と検出穴の扱い:サイホン管に水、圧力計は本体に直付け、検出穴は完全清掃

ブルドン管式圧力計は、サイホン管の内部に水を満たしてから取り付ける(水が蒸気の熱をさえぎる)。継手部をスパナで回し、本体を持って回さない。水圧試験の圧力計は配管を介さずボイラー本体に直接付ける。安全弁はばねを締めず、フランジ部に遮断板を当ててふさぐ。清浄作業で特に完全に清掃するのは、圧力計・水面計・自動制御系の検出用の穴(詰まると計器や安全装置が働かない)。管寄せの検査穴・掃除穴の蓋部の密封材は、点検後に新しいものと取り替える(いちど締めた密封材は元に戻らない)。オンオフ式温度調節器のキャピラリチューブの余分は、切らず曲げず、輪の形にまとめて固定して振動で動かないようにする。
図解の要点:ブルドン管式圧力計は、サイホン管の内部に水を満たしてから取り付ける(水が蒸気の熱をさえぎる)。継手部をスパナで回し、本体を持って回さない/水圧試験の圧力計は配管を介さずボイラー本体に直接付ける。安全弁はばねを締めず、フランジ部に遮断板を当ててふさぐ/清浄作業で特に完全に清掃するのは、圧力計・水面計・自動制御系の検出用の穴(詰まると計器や安全装置が働かない)▶ この論点を含む「整備作業に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士 問9(図解追加:2026年9月10日)

順番3:5問の科目は「出るところが狭い」ので後回しにしない

「器材・薬品」と「法令」は5問ずつしかありませんが、1問4点で、2問正解(8点)がちょうど40%。4問落とすと足切りです。幸い、公表問題を2回分見ると出題の幅は広くありません。

器材・薬品チューブクリーナの工具の使い分け/足場(枠組・単管・脚立・ローリングタワー)/ドラム内の照明と移動電線/耐火れんが・保温材・ガスケット/化学洗浄用のポンプ・タンク
関係法令ボイラー検査証の有効期間と各検査/労働基準監督署長への報告/ボイラー室の要件(出入口・煙突からの距離・燃料タンク)/整備士免許が要るボイラーの範囲(施行令 第20条第5号イ〜ニ)/附属品・伝熱面積の算定・定期自主検査

とくに「整備士が要るボイラーの範囲」は、寸法と伝熱面積の条件を組み合わせて確認したい項目です。ボイラー技士との違い に表で載せています。

図解で確認:チューブクリーナの工具は「スケールの硬さ・場所」で選ぶ

胴内の硬質スケールの除去=LGブラシ。軟質スケールの除去=穂ブラシ。ドラム内面に付着した軟質スケール=平形ブラシ。細い直管や細い緩やかな曲管のスケール除去=細管用カッタ。水管を清浄する前に予備調査で管の長さやくびれの位置を確認し、チューブ先端がその直前に届く位置をフレキシブルチューブに標示しておく。水管以外の清浄は主に手工具。必要に応じて電動クリーナなどの機械工具。
図解の要点:胴内の硬質スケールの除去=LGブラシ/軟質スケールの除去=穂ブラシ。ドラム内面に付着した軟質スケール=平形ブラシ/細い直管や細い緩やかな曲管のスケール除去=細管用カッタ▶ この論点を含む「器材・薬品等に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:足場と脚立:5m以上は作業主任者、脚立足場は上から2段目以下

高さ5m以上の足場の組立て・解体は、資格を持った作業主任者の指揮のもとで行う。脚立足場(2つ以上の脚立に足場板を架け渡す)は、最上段には架けず、上から2段目以下の段にしっかり固定する。脚立を単独で使うとき、天板の上に乗る・脚立をまたいで作業するのは転落の危険が大きい。単管足場で凹みのある鋼管は強度が落ちているので使わない。ローリングタワーは作業者を乗せたまま動かしてよい構造ではない。枠組足場=建枠・交さ筋かい・床付き布枠が基本部材。単管足場=足場用鋼管・足場板を緊結金具・継手金具で構成。
図解の要点:高さ5m以上の足場の組立て・解体は、資格を持った作業主任者の指揮のもとで行う/脚立足場(2つ以上の脚立に足場板を架け渡す)は、最上段には架けず、上から2段目以下の段にしっかり固定する/脚立を単独で使うとき、天板の上に乗る・脚立をまたいで作業するのは転落の危険が大きい▶ この論点を含む「器材・薬品等に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士 問12(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:検査の流れ:製造許可 → 構造検査 → 設置届 → 落成検査 → 検査証

流れ:製造許可 → 構造検査 → 設置届 → 落成検査 → 検査証の交付(所轄労働基準監督署長)。ボイラー検査証の有効期間は原則1年。登録性能検査機関が性能検査の結果に応じて1年未満、または1年を超え2年以内で更新できる。有効期間の更新には性能検査を受けなければならない。輸入したボイラーは構造検査を通っていないので、使う前に登録設計審査等機関の使用検査を受ける。1年以上設置されなかったもの(保管良好なら2年以上)や使用を廃止したものを再設置するときも使用検査。落成検査は構造検査又は使用検査に合格した後でなければ受けられない。
図解の要点:流れ:製造許可 → 構造検査 → 設置届 → 落成検査 → 検査証の交付(所轄労働基準監督署長)/ボイラー検査証の有効期間は原則1年。登録性能検査機関が性能検査の結果に応じて1年未満、または1年を超え2年以内で更新できる/有効期間の更新には性能検査を受けなければならない▶ この論点を含む「関係法令」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:ボイラー及び圧力容器安全規則第37条第1項・第38条(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:ボイラー室の距離:上1.2m・横0.45m・燃料タンク2m・煙突0.15m

伝熱面積3m²を超えるボイラーはボイラー室(専用の建物または障壁で区画された場所)に設置。出入口は原則2以上。ボイラー最上部から天井・配管など上部の構造物まで1.2m以上(附属品の検査・取扱いに支障がなければ例外)。本体を被覆していないボイラーや立てボイラーは、外壁から壁・配管まで0.45m以上(胴の内径500mm以下かつ長さ1000mm以下なら0.3m以上)。液体燃料のタンクはボイラー外側から2m以上離す(障壁などの防火措置をすれば例外)。金属製の煙突・煙道の外側0.15m以内にある可燃物は、金属以外の不燃性材料で被覆(煙突が厚さ100mm以上の不燃材で被覆済みなら不要)。
図解の要点:伝熱面積3m²を超えるボイラーはボイラー室(専用の建物または障壁で区画された場所)に設置。出入口は原則2以上/ボイラー最上部から天井・配管など上部の構造物まで1.2m以上(附属品の検査・取扱いに支障がなければ例外)/本体を被覆していないボイラーや立てボイラーは、外壁から壁・配管まで0.45m以上(胴の内径500mm以下かつ長さ1000mm以下なら0.3m以上)▶ この論点を含む「関係法令」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:ボイラー及び圧力容器安全規則第20条(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:定期自主検査は「1か月以内ごと・記録3年」

定期自主検査は1か月以内ごとに1回行い、結果を記録して3年間保存する。1か月を超えて使用しない期間は行わなくてよく、再び使用を開始するときに行う。項目はボイラー本体・燃焼装置・自動制御装置・附属装置及び附属品。点検事項:給水装置=損傷の有無及び作動の状態/電気配線=端子の異常の有無/バーナ=汚れ又は損傷の有無/ストレーナ=つまり又は損傷の有無/煙道=漏れその他の損傷の有無及び通風圧の異常の有無。
図解の要点:定期自主検査は1か月以内ごとに1回行い、結果を記録して3年間保存する/1か月を超えて使用しない期間は行わなくてよく、再び使用を開始するときに行う/項目はボイラー本体・燃焼装置・自動制御装置・附属装置及び附属品▶ この論点を含む「関係法令」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:ボイラー及び圧力容器安全規則第32条(図解追加:2026年9月10日)

図解で確認:炉壁材と保温材:耐火れんが・不定形耐火物・保温材の使い分け

高アルミナ質の耐火れんがは粘土質より耐火度が高く、高温での耐荷重性も高い(アルミナ分が多いほど高温に耐える)。普通れんがは耐火度が低く、外だきボイラーの築炉の外装などに使う。不定形耐火物=形が決まっていない耐火物。流し込んで固めるキャスタブル耐火物と、練り土状で打ち込むプラスチック耐火物の2種類。どちらも耐火度・強度とも高い。保温材は使用温度に合った材質を選ぶ。発泡プラスチックではフェノールフォームのほうがポリスチレンフォームより高い温度まで使える。ガスケットは管路の継ぎ目からの漏れを止める充てん物で、耐火物や炉壁の補修材ではない。
図解の要点:高アルミナ質の耐火れんがは粘土質より耐火度が高く、高温での耐荷重性も高い(アルミナ分が多いほど高温に耐える)/普通れんがは耐火度が低く、外だきボイラーの築炉の外装などに使う/不定形耐火物=形が決まっていない耐火物。流し込んで固めるキャスタブル耐火物と、練り土状で打ち込むプラスチック耐火物の2種類。どちらも耐火度・強度とも高い▶ この論点を含む「器材・薬品等に関する知識」を5問解く(無料・登録不要)
図を拡大する +
図解の参考:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」ボイラー整備士(図解追加:2026年9月10日)

組合せ問題に慣れる・科目別に採点する

公表されている直近2回分では、30問のうち9問が「AからEまでの記述の組合せ」形式でした。1つの記述の正誤が分からないと選択肢が絞れないので、五肢択一といっても消去法が効きにくい試験です。練習では「どの記述で迷ったか」を残しておいてください。

そして解いたら必ず科目別に正答率を出します。合格基準が科目ごとに40%で切られている以上、全体の点数だけ見ても足切りに気づけません。5問の科目は1問の増減で40%を割るので、そこを最優先で見ます。

試験時間は2時間30分で30問、1問あたり5分。時間の心配は要りません。試験開始後1時間は退室できず、問題は持ち帰れないので、練習の段階で自分の科目別の数字をつかんでおくことが本番の代わりになります。

▶おすすめ5問を始める(無料・登録不要) 4科目・全77問から/1回5問・約3分
出典
・同協会「ボイラー整備士のご紹介(試験科目・受験資格・免除)」
・同協会「公表試験問題」
・安全衛生技術試験協会「免許試験の合格率(令和7年度)」
・労働安全衛生法施行令(e-Gov法令検索)
上記を2026年8月18日に確認して作成しています。制度は変更される場合があるため、 受験にあたっては必ず公式の最新情報をご確認ください。

編集:合格ドリル運営者|作成と検証の手順は運営者情報に、 誤りを見つけた場合の訂正は訂正履歴で公開しています。

科目ごとに問題を解く

整備作業に関する知識21問(本番10問)›器材・薬品等に関する知識15問(本番5問)›関係法令19問(本番5問)›ボイラー・第一種圧力容器に関する知識22問(本番10問)›

次にやること

ボイラー整備士の過去問PDF|公表問題の入手先と使い方ボイラー整備士の申込方法と費用【学科8,800円のみ】ボイラー整備士の合格率は63.5%(令和7年度・公式データ)ボイラー整備士の試験科目と配点【4科目30問・2時間30分】ボイラー整備士 ボイラー整備士 無料問題集 全77問

ボイラー整備士のページに、ほかの解説記事もまとめています。