ボイラー整備士の試験科目と配点
【4科目30問・2時間30分】
ボイラー整備士免許試験は4科目・合計30問、時間は2時間30分です。特徴は、出題数が10問の科目と5問の科目が混ざっていること。5問の科目ほど1問の重みが大きいので、そこを先に押さえます。
最終確認:2026年8月18日 根拠:同協会「ボイラー整備士のご紹介・同協会「公表試験問題」・同協会「試験手数料」 ほか
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4科目・30問の内訳と配点
| 試験科目 | 出題数 | 配点 | 1問あたり平均 |
|---|---|---|---|
| ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識 | 10問 | 30点 | 3点 |
| ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、薬品等に関する知識 | 5問 | 20点 | 4点 |
| 関係法令 | 5問 | 20点 | 4点 |
| ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 | 10問 | 30点 | 3点 |
| 合計 | 30問 | 100点 |
試験時間は13:30〜16:00の2時間30分。問題は五肢択一式で、正答は1問につき1つです。科目名は長いですが、中身は「整備作業」「器材・薬品」「法令」「ボイラーの知識」の4つと覚えれば十分です。
10問で30点の科目は1問あたり3点、5問で20点の科目は1問あたり4点。「器材・薬品」と「法令」は問題数が少ないのに1問の重みが重いのがこの試験の形です。
合格基準と40%ライン:5問の科目は「1問しか取れない」と終わり
科目ごとの得点が40%以上で、かつ、その合計が60%以上であること。
| 科目 | 配点 | 40%ライン |
|---|---|---|
| 整備の作業 | 30点 | 12点以上 |
| 器材・薬品 | 20点 | 8点以上 |
| 関係法令 | 20点 | 8点以上 |
| ボイラーの知識 | 30点 | 12点以上 |
| 合計 | 100点 | 60点以上 |
「器材・薬品」と「法令」は5問しかありません。1問あたり平均4点とすると、2問正解でちょうど8点=40%。1問しか取れないと、ほかの3科目が満点でも不合格です。
4科目の40%ラインを全部足しても40点。足切りをすべてかわしても、それだけでは合格しません。合計60点は別に必要です。
公表問題から見る、4科目それぞれで出ていること
協会は過去の試験問題を公表しています。直近2回分を読むと、それぞれの科目でおおよそ次の内容が出ています。
| 科目 | 出ている内容 |
|---|---|
| 整備の作業(10問) | 整備前の冷却、ドラム・煙管・水管の機械的清浄、化学洗浄(酸洗浄・中和防錆)の手順と腐食防止、性能検査時の水圧試験の準備と後処理、過熱器・安全弁・圧力計・温度調節器の点検整備、作業中の危害防止(酸素濃度・ガス) |
| 器材・薬品(5問) | チューブクリーナに取り付ける工具の使い分け、足場の種類と使い方、ドラム内で使う照明器具と移動電線、耐火れんが・保温材・ガスケットなどの補修材料、化学洗浄用のポンプ・タンク |
| 関係法令(5問) | ボイラー検査証と性能検査・使用検査、労働基準監督署長への報告、ボイラー室の要件、整備士免許が要るボイラーの範囲、鋳鉄製ボイラーの附属品、伝熱面積の算定、定期自主検査 |
| ボイラーの知識(10問) | 水管ボイラー・貫流ボイラーの構造、炭素鋼・鋳鉄などの材料、胴や鏡板の工作、エコノマイザ・空気予熱器、安全弁と逃がし弁、水面計・圧力計・流量計、燃焼安全装置、水処理装置と清缶剤、バーナの種類、スケール・腐食 |
4科目目の「ボイラーの知識」は、二級ボイラー技士の「ボイラーの構造」「取扱い」と重なる範囲です。ボイラー技士免許を持つ人にこの科目が免除されるのは、この重なりが理由です。
科目免除:ボイラー技士なら20問・1時間40分
| 免除を受けられる人 | 免除科目 | 添付書類 |
|---|---|---|
| ボイラー技士(特級・一級・二級)免許を受けた者 | ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識 | 免許証の写し |
| 普通課程・短期課程の普通職業訓練(ボイラー運転科)などを修了した者 | 修了証の写しなど |
| 免除なし | 2時間30分・問1〜問30 |
|---|---|
| 免除あり | 1時間40分・問1〜問20 |
公表問題にも「次の科目の免除者は、問21〜問30は解答しないでください」と書かれていて、免除者は問20で終わりです。免除された科目は採点対象になりませんから、残り3科目で合格基準を満たすことになります。
受験資格・手数料・試験地
| 受験資格 | 不要(本人確認証明書の添付は必要。免除で免許証の写しを添付する場合は不要) |
|---|---|
| 受験手数料 | 8,800円(各免許試験とも同額) |
| 形式 | 五肢択一式・マークシート |
| 免許の条件 | 整備の業務などの6か月以上の経験が必要(詳しくはこちら) |
試験は各地の安全衛生技術センターで実施されます。実施日はセンターごとに違うので、公式の日程ページで確認してください。
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