本文へ移動
✓合格ドリル

合格ドリル > クレーン・デリック運転士 クレーン限定 > クレーンの運転のために必要な力学に関する知識

クレーン・デリック運転士 クレーン限定 クレーンの運転のために必要な力学に関する知識の練習問題10問

クレーン・デリック運転士 クレーン限定の試験科目「クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」の問題を10問掲載しています。 本番の出題数は10問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち10問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。

▶この科目だけ5問解く(無料・登録不要) 「クレーンの運転のために必要な力学に関する知識」から5問・約3分。終わると弱いところが分かります

掲載問題(全10問)

選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。

問1力一次情報で確認済み

多数の力が一点に作用してつり合っているとき、これらの力の合力について、適切なものはどれか。

  1. 合力は求めることができない
  2. 合力は各力の大きさの和になる
  3. 合力は0になる
  4. 合力は最も大きい力と等しくなる
  5. 合力は各力の大きさの平均になる
答えと解説を見る

正解 3合力は0になる

なぜ?

つり合っているとは、全体として押しも引きもしていない状態なので、合わせた力は0です。

つり合っているとき合力は0
関連知識・ひっかけを読む

逆に、合力が0になるように力を加えれば、物体をつり合わせることができます。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問31(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問2力一次情報で確認済み

物体に作用する力の作用点に関する記述として、適切なものはどれか。

  1. 作用点を移すと、力の大きさそのものが変わる
  2. 作用点をその作用線上以外の箇所に移すと、物体に与える効果が変わる
  3. 作用点を作用線上で移すと、物体に与える効果が変わる
  4. 作用点は物体の重心にしか置けない
  5. 作用点をどこに移しても、物体に与える効果は変わらない
答えと解説を見る

正解 2作用点をその作用線上以外の箇所に移すと、物体に与える効果が変わる

なぜ?

力は作用線に沿って滑らせても働きは同じですが、線から外れた場所に移すと物体を回す働きなどが変わります。

力の効果は作用線から外れた移動で変わる
関連知識・ひっかけを読む

作用線とは、力の矢印を両方向に延長した直線のことです。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問31(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問3荷重一次情報で確認済み

クレーンのシーブを通る巻上げ用ワイヤロープに主にかかる荷重として、適切なものはどれか。

  1. ねじり荷重のみ
  2. 引張荷重と曲げ荷重
  3. 圧縮荷重のみ
  4. 圧縮荷重とせん断荷重
  5. せん断荷重とねじり荷重
答えと解説を見る

正解 2引張荷重と曲げ荷重

なぜ?

荷の重さで引っ張られながら、シーブに沿って曲げられます。

シーブを通るロープには引張荷重と曲げ荷重
関連知識・ひっかけを読む

クレーンのフックにも、主に引張荷重と曲げ荷重がかかります。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問37(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問4重心一次情報で確認済み

物体の重心の説明として、適切なものはどれか。

  1. 物体の体積をちょうど二等分する点
  2. 物体の表面のうち最も高い点
  3. 物体の表面積の中心
  4. 物体の各部分に作用する重力の合力の作用点
  5. 物体の最も重い材料が使われている部分の中心
答えと解説を見る

正解 4物体の各部分に作用する重力の合力の作用点

なぜ?

細かく分けた各部分に働く重力を1つにまとめたとき、その力が働くと考えられる点です。

重心=各部分に働く重力の合力の作用点
関連知識・ひっかけを読む

物体の形状によっては、重心が物体の外部にあることもあります。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問34(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問5重心一次情報で確認済み

均質な材料でできた円柱の重心の位置として、適切なものはどれか。

  1. 円柱の外部
  2. 下の底面の円の中心
  3. 上の底面の円の中心
  4. 側面上の一点
  5. 上下の底面の円の中心を結んだ線分の中点
答えと解説を見る

正解 5上下の底面の円の中心を結んだ線分の中点

なぜ?

太さが一様な円柱では、中心の軸上の、ちょうど半分の高さに重心があります。

円柱の重心=上下の底面の中心を結ぶ線分の中点
関連知識・ひっかけを読む

置き方を変えても、円柱の中での重心の位置は変わりません。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問34(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問6摩擦一次情報で確認済み

物体に働く運動摩擦力と最大静止摩擦力の関係として、適切なものはどれか。

  1. 運動摩擦力は、最大静止摩擦力のちょうど2倍である
  2. 運動摩擦力と最大静止摩擦力は常に等しい
  3. 運動摩擦力は、最大静止摩擦力より大きい
  4. 両者の大小関係は決まっていない
  5. 運動摩擦力は、最大静止摩擦力より小さい
答えと解説を見る

正解 5運動摩擦力は、最大静止摩擦力より小さい

なぜ?

動き出す瞬間が一番重く感じ、動き出してしまえば軽くなります。

運動摩擦力<最大静止摩擦力
関連知識・ひっかけを読む

床の上の物体は、引っ張るなどの力を加えて初めて静止摩擦力が働きます。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問36(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問7摩擦一次情報で確認済み

円柱状の物体を動かす場合の、転がり摩擦力と滑り摩擦力の関係として、適切なものはどれか。

  1. 転がり摩擦力と滑り摩擦力は等しい
  2. 転がり摩擦力は、滑り摩擦力に比べると大きい
  3. 円柱状の物体には滑り摩擦力は生じない
  4. 円柱状の物体には転がり摩擦力は生じない
  5. 転がり摩擦力は、滑り摩擦力に比べると小さい
答えと解説を見る

正解 5転がり摩擦力は、滑り摩擦力に比べると小さい

なぜ?

重い物でも下に丸い棒を敷くと楽に動かせるのは、転がり摩擦が小さいからです。

転がり摩擦力は滑り摩擦力より小さい
関連知識・ひっかけを読む

車輪やころを使った運搬は、この性質を利用しています。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問36(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問8荷重一次情報で確認済み

片振り荷重の説明として、適切なものはどれか。

  1. 向きと大きさが時間とともに変わる荷重
  2. ごく短い時間に急激に加わる荷重
  3. 物体を押し縮めるように働く荷重
  4. 向きは同じであるが、大きさが時間とともに変わる荷重
  5. 向きも大きさも変わらない荷重
答えと解説を見る

正解 4向きは同じであるが、大きさが時間とともに変わる荷重

なぜ?

引張なら引張のまま、強くなったり弱くなったりを繰り返す荷重です。

片振り荷重=向きは同じで大きさが変わる
関連知識・ひっかけを読む

荷を巻き下げているときに急制動すると、玉掛け用ワイヤロープには衝撃荷重がかかります。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問37(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問9応力一次情報で確認済み

断面積が100mm2の丸棒で質量200kgの荷を垂直につり下げるとき、丸棒に生じる引張応力の値に最も近いものはどれか。ただし、重力の加速度は9.8m/s2とする。

  1. 20N/mm2
  2. 2N/mm2
  3. 40N/mm2
  4. 196N/mm2
  5. 10N/mm2
答えと解説を見る

正解 120N/mm2

なぜ?

荷を引く力は200kg×9.8で約1,960N。これを断面積100mm2で割ると約19.6N/mm2になります。

引張応力=引張荷重÷断面積
関連知識・ひっかけを読む

質量に9.8を掛けて力(N)に直してから断面積で割る、という順で計算します。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問38(数値を変えて出題)(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)
問10滑車一次情報で確認済み

定滑車1個と動滑車1個を組み合わせて質量100kgの荷をつり上げるとき、荷を支えるために必要な力に最も近いものはどれか。ただし、滑車及びワイヤロープの質量並びに摩擦は考えないものとする。

  1. 245N
  2. 980N
  3. 1,960N
  4. 490N
  5. 98N
答えと解説を見る

正解 4490N

なぜ?

動滑車1個ではロープ2本で荷を支えるので、必要な力は荷の重さの半分の約490Nです。

動滑車1個なら必要な力は荷の重さの半分
関連知識・ひっかけを読む

定滑車は力の向きを変えるだけで、必要な力の大きさは変わりません。

出典:安全衛生技術試験協会「公表試験問題」クレーン・デリック運転士(クレーン限定) 問40(数値を変えて出題)(https://www.exam.or.jp/lckohyo/ で公開・正解つき)

この科目の解説を読む

クレーン運転士「力学」10問の攻略|捨てられない理由と計算クレーン運転士「知識」10問の攻略|種類と用語の覚え方クレーン運転士「原動機及び電気」10問の攻略クレーン運転士「関係法令」10問の攻略|数字の覚え方

この資格の受験情報

クレーン・デリック運転士 クレーン限定の問題集トップ(科目一覧・出題傾向)クレーン運転士の申込方法・受験地・手数料【公式】クレーン・デリック運転士の合格率【令和7年度・区分別】クレーン・デリック運転士 限定なしの試験ガイド|科目・合格基準・勉強の進め方

ほかの科目

クレーンに関する知識10問(本番10問)›関係法令10問(本番10問)›原動機及び電気に関する知識10問(本番10問)›

掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。 内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14