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クレーン・デリック運転士 クレーン限定 クレーンに関する知識の練習問題10問
クレーン・デリック運転士 クレーン限定の試験科目「クレーンに関する知識」の問題を10問掲載しています。 本番の出題数は10問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち10問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
クレーンに関する用語「キャンバ」の説明として、適切なものはどれか。
- クレーンが走行するレールの中心間の水平距離のこと
- クレーンガーダが荷の重さで下向きにたわむ量のこと
- つり具を有効に上げ下げできる上限と下限の間の垂直移動距離のこと
- ジブの傾斜角を変えられる範囲のこと
- 天井クレーンなどで、あらかじめクレーンガーダに与えておく上向きのそりのこと
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正解 5天井クレーンなどで、あらかじめクレーンガーダに与えておく上向きのそりのこと
荷をつるとガーダは下にたわむので、あらかじめ上向きに少し反らせて作ってあります。
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荷をつってガーダがたわんでも、ほぼ水平に近い形になるようにするための工夫です。
クレーンに用いられるディスクブレーキの構造の説明として、適切なものはどれか。
- 電磁石の吸引力でレールを直接つかんで制動する
- 油の粘りによる抵抗だけで制動する
- ばねの力でベルトをドラムに巻き付けて制動する
- 回転するディスクをブレーキ片で両側からはさみ付けて制動する
- ドラムの内側からブレーキシューを押し広げて制動する
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正解 4回転するディスクをブレーキ片で両側からはさみ付けて制動する
回る円板を両側からはさんで、こすって止める仕組みです。
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はさみ付けるブレーキ片はパッドとも呼ばれます。自動車のブレーキと同じ考え方です。
足踏み油圧式ディスクブレーキが主に用いられる箇所として、適切なものはどれか。
- エレベーターの非常停止用
- 無線操作方式のクレーンの巻下げ用
- 床上操作式クレーンの巻上げ用
- ホイストの横行用
- 運転室で操作する天井クレーンの走行用や、ジブクレーンの旋回用
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正解 5運転室で操作する天井クレーンの走行用や、ジブクレーンの旋回用
足で踏む力を油圧に変えて効かせるので、運転室に座って操作する装置に向いています。
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足で加減しながら踏めるため、走行や旋回の止まり際の微妙な調整がしやすくなります。
ボルトの締め付けや緩み止めに用いられる部品の組み合わせとして、適切なものはどれか。
- ターンバックル、シャックル、クリップ
- 軸受、歯車、カップリング
- シーブ、ドラム、フック
- リベット、キー、コッタ
- ダブルナット、ばね座金、溝付きナット
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正解 5ダブルナット、ばね座金、溝付きナット
どれも、ナットが振動で緩むのを防ぐために使われる部品です。
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溝付きナットは、溝に割りピンを通してナットの回り止めをします。
クレーンの横行の運動に対して設けられる安全装置などとして、適切なものはどれか。
- 斜行防止装置
- 逸走防止装置
- 傾斜角指示装置
- 横行車輪の直径の20分の1以上の高さの車輪止め
- 横行車輪の直径の4分の1以上の高さの車輪止め
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正解 5横行車輪の直径の4分の1以上の高さの車輪止め
トロリがレールの端から飛び出さないよう、車輪の大きさに見合った高さの止めを設けます。
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走行の運動には斜行防止装置など、起伏の運動には傾斜角指示装置などが対応します。
クライミング式ジブクレーンのクライミング方法として、適切なものはどれか。
- センターポスト方式と旋回環方式
- 2電動機方式と1電動機方式
- トップランニング方式とサスペンション方式
- 主巻方式と補巻方式
- マストクライミング方式とフロアクライミング方式
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正解 5マストクライミング方式とフロアクライミング方式
マストを継ぎ足して伸ばすか、建物の階とともにせり上がるかの2通りです。
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建物の工事の進み具合に合わせて、クレーン自体が高い位置へ移っていける型式です。
ワイヤロープ式のホイストの形式に関する記述として、適切なものはどれか。
- 普通形ホイストは2本のレールの上を走行する
- ダブルレール形ホイストはサスペンション式、普通形ホイストはトップランニング式と呼ばれる
- ダブルレール形ホイストはトップランニング式、普通形ホイストはサスペンション式と呼ばれる
- ダブルレール形ホイストはレールの下面につり下げられて走行する
- ワイヤロープ式のホイストは1種類の形式しかない
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正解 3ダブルレール形ホイストはトップランニング式、普通形ホイストはサスペンション式と呼ばれる
レールの上を走るか、レールにつり下がるかの違いが呼び名になっています。
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巻上げと横行の装置を小さくまとめたものがホイストです。
ジブクレーンなどの旋回装置の旋回方式として、適切なものはどれか。
- 主巻方式や補巻方式
- センターポスト方式や旋回環方式
- 収納方式や伸縮方式
- トップランニング式やサスペンション式
- マストクライミング方式やフロアクライミング方式
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正解 2センターポスト方式や旋回環方式
中心の柱を軸に回るか、環状の軌道の上で回るかといった方式の違いです。
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走行装置の駆動方法には、2電動機式や1電動機式などがあります。
巻上装置に主巻と補巻を設ける場合の巻上げ速度に関する記述として、適切なものはどれか。
- 主巻は軽い荷専用の装置である
- 一般に、主巻の巻上げ速度は補巻より遅い
- 主巻と補巻の巻上げ速度は常に同じである
- 補巻は重い荷を受け持つため、速度は主巻より遅い
- 一般に、主巻の巻上げ速度は補巻より速い
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正解 2一般に、主巻の巻上げ速度は補巻より遅い
主巻は重い荷を受け持つので、ゆっくり確実に巻き上げます。軽い荷用の補巻は速めです。
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重い荷は主巻で慎重に、軽い荷は補巻で手早く扱う、という使い分けをします。
インバーター制御のクレーンの運転に関する記述として、適切なものはどれか。
- 始動時は必ず最高速度から始まる
- 微速運転ができないため、必ずインチング動作で位置を合わせる
- 低速から高速まで無段階に精度の高い速度制御ができ、インチング動作をせずに微速運転で位置を合わせられる
- 速度は数段階の切替えしかできないので、微妙な調整には向かない
- 低速側の狭い範囲でしか速度を変えられない
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正解 3低速から高速まで無段階に精度の高い速度制御ができ、インチング動作をせずに微速運転で位置を合わせられる
速さを細かく連続して変えられるので、小刻みな入り切りをしなくても位置を合わせられます。
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インチング動作とは、スイッチを小刻みに入り切りして少しずつ動かす操作のことです。
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内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14