消火器の種類と適応火災
【乙6の土台】
構造・機能・整備の9問を取るには、まず「どの消火器が何に効くか」を押さえる必要があります。
最終確認:2026年8月18日 根拠:消火器の技術上の規格を定める省令・消防庁 検討会資料6「見て解る危険物火災消火活動」 ほか
113問無料で解ける問題全問解説・根拠つき
5科目試験科目科目別に選んで解ける
32,400人年間受験者数令和7年度・公式実施結果
目次から選ぶ3の項目から読みたいところへ
種類と適応火災
| 消火器 | 主な消火作用 | 普通(A) | 油(B) | 電気(C) |
|---|---|---|---|---|
| 水(棒状) | 冷却 | ○ | × | × |
| 水(霧状) | 冷却 | ○ | × | ○ |
| 強化液(棒状) | 冷却・再燃防止 | ○ | × | × |
| 強化液(霧状) | 冷却・再燃防止 | ○ | ○ | ○ |
| 機械泡 | 窒息・冷却 | ○ | ○ | × |
| 二酸化炭素 | 窒息 | × | ○ | ○ |
| 粉末(ABC) | 抑制 | ○ | ○ | ○ |
| 粉末(BC) | 抑制 | × | ○ | ○ |
棒状か霧状かで適応が変わるのが要点です。「水系はすべてだめ」ではありません。霧状にすると水滴が細かく分かれ、電気が伝わりにくくなります。
加圧方式は3つ
| 方式 | 仕組み | 指示圧力計 |
|---|---|---|
| 蓄圧式 | 本体にあらかじめ圧縮気体を入れておく | あり(二酸化炭素・ハロン1301を除く) |
| ガス加圧式 | 使うときに加圧用ガス容器を作動させる | なし |
| 反応式(化学泡) | 転倒させて薬剤を混ぜ、化学反応のガスで放射 | なし |
指示圧力計があるかどうかで、蓄圧式かガス加圧式かを見分けられます。ふだん圧力がかかっていないガス加圧式には、圧力計を付ける意味がありません。
化学泡だけ使用温度範囲が5〜40℃(他は0〜40℃)と狭いのも、化学反応を使う方式だからです。低温では反応が進みません。
覚え方の筋道
- 水系(水・強化液・泡)は冷却が中心 …… 水分が熱を奪う
- ガス系(二酸化炭素)は窒息 …… 酸素濃度を下げる
- 粉末は抑制 …… 燃焼の連鎖反応を止める。冷却効果はほとんどない
粉末で炎が消えても高温が残っていれば再燃します。消防庁の資料にも「粉末消火剤には、ほとんど冷却効果はない」と明記されており、消火後の放水による冷却が必要とされています。
電気を通す水分を含むかどうかで、電気火災への適応が決まります。泡は水分を含むので電気火災には使えません。
出典
上記を2026年8月18日に確認して作成しています。制度は変更される場合があるため、
受験にあたっては必ず公式の最新情報をご確認ください。
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