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消防設備士 乙種第6類 規格の練習問題23問

消防設備士 乙種第6類の試験科目「規格」の問題を23問掲載しています。 本番の出題数は6問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち23問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。

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この科目の学習ポイント

規格6問は「消火器の技術上の規格を定める省令」の数値問題

この科目の練習問題は全23問です。収録論点の例:放射性能(4問)、安全栓(4問)、指示圧力計(3問)。この内訳は当サイトの収録数で、本試験の出題配分ではありません。

規格は6問で、出典が消火器の技術上の規格を定める省令の一本にほぼ限られる科目です。放射時間・放射距離・安全栓の構造・使用温度範囲・塗色といった省令の数字を覚えた分だけ点になるため、足切りの3問を守る科目ではなく、6問すべてを取りに行く科目として扱うのが乙6の定石です。「この消火器だけ違う」という例外(ろ過網が要る消火器、指示圧力計が要らない消火器)を先に集めると、覚える数字が減ります。

数字の並べ方は規格6問の攻略、省令の条文つき一覧は消火器の規格まとめにあります。

図解

何本置くか=延べ面積÷算定基準面積(50・100・200㎡)

必要な能力単位の合計=延べ面積÷算定基準面積。算定基準面積=(一)項イ・(二)項・地下街など50㎡/(一)項ロ・(三)〜(六)項・(九)項・(十二)〜(十四)項100㎡/(七)(八)(十)(十一)(十五)項200㎡(人が集まるほど小さい数で割る)。特定主要構造部を耐火構造とし、壁・天井の室内仕上げを難燃材料にした防火対象物は、算定基準面積を2倍(必要な能力単位は半分)。少量危険物=数量÷指定数量で得た数以上の能力単位。指定可燃物=政令の数量の50倍で除す。消火器の能力単位は1以上。大型消火器はA火災10以上・B火災20以上。
ここを押さえる

消火器の能力単位は1以上

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掲載問題(全23問)

選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。

問1能力単位一次情報で確認済み

消火器の能力単位について、規格省令が定めている数値として正しいものはどれか。

  1. 消火器は能力単位の数値が5以上でなければならない
  2. 消火器は能力単位の数値が1以上でなければならない
  3. 能力単位は大型消火器にのみ定められている
  4. 能力単位の定めはない
  5. 消火器は能力単位の数値が2以上でなければならない
答えと解説を見る

正解 2消火器は能力単位の数値が1以上でなければならない

なぜ?

規格省令第2条は「消火器は、次条又は第四条の規定により測定した能力単位の数値が一以上でなければならない」と定めています。

消火器の能力単位は1以上
関連知識・ひっかけを読む

ただし大型消火器は、A火災に適応するものは10以上、B火災に適応するものは20以上でなければなりません(同条ただし書)。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第2条(e-Gov法令検索で条文確認)
問2放射性能一次情報で確認済み

消火器の放射性能について、規格省令が定めている内容として正しいものはどれか。

  1. 放射時間は温度20℃において10秒以上であること
  2. 放射時間は温度20℃において30秒以上であること
  3. 放射時間は温度20℃において5秒以上であること
  4. 放射時間についての定めはない
  5. 放射時間は温度0℃において10秒以上であること
答えと解説を見る

正解 1放射時間は温度20℃において10秒以上であること

なぜ?

規格省令第10条第2号は「放射時間は、温度二十度において十秒以上であること」と定めています。温度の条件つきである点も問われます。

放射時間は20℃で10秒以上
関連知識・ひっかけを読む

同条は、放射の操作が完了した後すみやかに放射すること、消火に有効な放射距離を有することも求めています。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第10条(e-Gov法令検索で条文確認)
問3放射性能一次情報で確認済み

消火器が放射できなければならない消火剤の量として、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 充てんされた量の50%以上
  2. 充てんされた量の70%以上
  3. 定めはない
  4. 充てんされた消火剤の容量又は質量の90%以上(化学泡消火薬剤は85%以上)
  5. 充てんされた量の100%
答えと解説を見る

正解 4充てんされた消火剤の容量又は質量の90%以上(化学泡消火薬剤は85%以上)

なぜ?

規格省令第10条第4号は「充てんされた消火剤の容量又は質量の九十パーセント(化学泡消火薬剤にあつては、八十五パーセント)以上の量を放射できるもの」と定めています。

90%以上(化学泡は85%以上)
関連知識・ひっかけを読む

化学泡だけ緩和されているのは、反応によって泡になる性質上、全量を出し切りにくいためです。数値の例外はここだけなので覚えやすいところです。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第10条(e-Gov法令検索で条文確認)
問4使用温度範囲一次情報で確認済み

消火器の使用温度範囲として、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 使用温度範囲の定めはない
  2. 化学泡消火器は5℃以上40℃以下、それ以外の消火器は0℃以上40℃以下
  3. すべての消火器が0℃以上40℃以下
  4. 化学泡消火器は0℃以上40℃以下、それ以外は5℃以上40℃以下
  5. すべての消火器が5℃以上40℃以下
答えと解説を見る

正解 2化学泡消火器は5℃以上40℃以下、それ以外の消火器は0℃以上40℃以下

なぜ?

規格省令第10条の2は、化学泡消火器を5℃以上40℃以下、化学泡消火器以外の消火器を0℃以上40℃以下と定めています。

化学泡は5〜40℃/それ以外は0〜40℃
関連知識・ひっかけを読む

化学泡だけ下限が高いのは、低温では薬剤の化学反応が進みにくくなるためです。10度単位で拡大した範囲でも正常に働くものは、その拡大した範囲が使用温度範囲になります。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第10の2条(e-Gov法令検索で条文確認)
問5安全栓一次情報で確認済み

消火器の安全栓について、規格省令が定めている内容として正しいものはどれか。

  1. 封は設けてはならない
  2. 安全栓はすべての消火器に不要である
  3. 二動作で引き抜く構造であること
  4. 工具を用いて外す構造であること
  5. 一動作で容易に引き抜くことができ、引き抜きに支障のない封が施されていること
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正解 5一動作で容易に引き抜くことができ、引き抜きに支障のない封が施されていること

なぜ?

規格省令第21条第2項は「安全栓は、一動作で容易に引き抜くことができ、かつ、その引き抜きに支障のない封が施されていなければならない」と定めています。

安全栓は一動作で引き抜ける+封つき
関連知識・ひっかけを読む

封は「まだ使っていない」ことを示すためのもので、引き抜きの邪魔をしてはいけません。安全性と使いやすさの両立が求められています。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第21条(e-Gov法令検索で条文確認)
問6安全栓一次情報で確認済み

手さげ式の消火器の安全栓のリング部について、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 内径が2cm以上で、塗色は赤色仕上げとすること
  2. リング部の寸法や色に定めはない
  3. 内径が1cm以上で、塗色は赤色仕上げとすること
  4. 内径が2cm以上で、塗色は黄色仕上げとすること
  5. 内径が3cm以上で、塗色は黄色仕上げとすること
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正解 4内径が2cm以上で、塗色は黄色仕上げとすること

なぜ?

規格省令第21条第3項は、リング部の内径を2cm以上、塗色を黄色仕上げと定めています。指がかかる大きさと、目立つ色の両方が求められています。

リング部は内径2cm以上・黄色
関連知識・ひっかけを読む

本体の赤色に対して安全栓が黄色なのは、とっさのときに「まずここを引く」と分かるようにするためです。数値と色の両方が出題されます。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第21条(e-Gov法令検索で条文確認)
問7携帯・運搬一次情報で確認済み

消火器の携帯又は運搬の装置について、規格省令が定めている区分として正しいものはどれか。

  1. 20kgを超えるものは車載式にしなければならない
  2. 質量による区分はない
  3. 28kgを超えるものはすべて車載式にしなければならない
  4. 35kgを超えるものは背負式にしなければならない
  5. 35kgを超えるものは車載式にしなければならない
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正解 535kgを超えるものは車載式にしなければならない

なぜ?

規格省令第23条は、28kg以下は手さげ式・据置式・背負式、28kg超35kg以下は据置式・車載式・背負式、35kg超は車載式と定めています。

28kg/35kg で運び方が変わる(35kg超は車載式)
関連知識・ひっかけを読む

重くなるほど人が持てなくなるので、選べる方式が減っていきます。28と35という2つの数字を押さえてください。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第23条(e-Gov法令検索で条文確認)
問8塗色一次情報で確認済み

消火器の外面の塗色について、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 塗色についての定めはない
  2. 外面の50%以上を赤色仕上げとすること
  3. 外面の25%以上を赤色仕上げとすること
  4. 外面の10%以上を赤色仕上げとすること
  5. 外面の全部を赤色仕上げとすること
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正解 3外面の25%以上を赤色仕上げとすること

なぜ?

規格省令第37条は「消火器の外面は、その二十五パーセント以上を赤色仕上げとしなければならない」と定めています。全体を赤くする必要はありません。

外面の25%以上が赤色
関連知識・ひっかけを読む

「全部を赤」と思われがちですが、条文は25%以上です。デザイン性の高い消火器が存在できるのはこの規定によります。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第37条(e-Gov法令検索で条文確認)
問9表示一次情報で確認済み

消火器の適応火災を示す絵表示の地色として、正しい組み合わせはどれか。

  1. A火災は青色、B火災は白色、電気火災は黄色
  2. A火災は黄色、B火災は白色、電気火災は青色
  3. A火災は白色、B火災は黄色、電気火災は青色
  4. すべて赤色
  5. A火災は白色、B火災は青色、電気火災は黄色
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正解 3A火災は白色、B火災は黄色、電気火災は青色

なぜ?

規格省令第38条第4項は、絵表示の地色をA火災(普通火災用)は白色、B火災(油火災用)は黄色、電気火災(電気火災用)は青色と定めています。

普通=白/油=黄/電気=青
関連知識・ひっかけを読む

炎は赤色、可燃物は黒色、電気の閃光は黄色と、絵の色まで定められています。消火器の前面に貼られている丸いマークがこれです。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第38条(e-Gov法令検索で条文確認)
問10指示圧力計一次情報で確認済み

指示圧力計を設けなければならない消火器として、正しいものはどれか。

  1. すべての消火器
  2. 蓄圧式の消火器(二酸化炭素消火器及びハロン1301消火器を除く)
  3. ガス加圧式の消火器
  4. 大型消火器のみ
  5. 化学泡消火器
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正解 2蓄圧式の消火器(二酸化炭素消火器及びハロン1301消火器を除く)

なぜ?

規格省令第28条は、蓄圧式の消火器に指示圧力計を設けることを求め、二酸化炭素消火器とブロモトリフルオロメタン(ハロン1301)消火器を除いています。

蓄圧式に必要(CO₂とハロン1301は除く)
関連知識・ひっかけを読む

この2つが除かれているのは、容器内で液化しており圧力では中身の量が分からないためです。これらは総質量を量って確認します。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第28条(e-Gov法令検索で条文確認)
問11指示圧力計一次情報で確認済み

指示圧力計の指示圧力の許容誤差として、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 許容誤差の定めはない
  2. 上下20%以内
  3. 使用圧力の範囲の圧力値の上下10%以内
  4. 上下5%以内
  5. 上下30%以内
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正解 3使用圧力の範囲の圧力値の上下10%以内

なぜ?

規格省令第28条第1号は、所定の試験を行った場合において、指示圧力の許容誤差を「使用圧力の範囲の圧力値の上下十パーセント以内」と定めています。

指示圧力計の許容誤差は上下10%以内
関連知識・ひっかけを読む

静圧試験、加圧・減圧を1,000回繰り返す試験、50cmからの落下試験、−30〜60℃の温度試験など、厳しい条件で誤差の範囲に収まることが求められます。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第28条(e-Gov法令検索で条文確認)
問12ろ過網一次情報で確認済み

ろ過網を設けなければならない消火器として、正しいものはどれか。

  1. すべての消火器
  2. 粉末消火器
  3. 蓄圧式の消火器すべて
  4. 二酸化炭素消火器
  5. 手動ポンプにより作動する水消火器、ガラスびんを使用する酸アルカリ・強化液消火器、化学泡消火器
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正解 5手動ポンプにより作動する水消火器、ガラスびんを使用する酸アルカリ・強化液消火器、化学泡消火器

なぜ?

規格省令第17条は、これらの消火器について、薬剤導出管の本体容器内における開口部にろ過網を設けることを求めています。異物でノズルが詰まるのを防ぐためです。

ろ過網は手動ポンプ式の水・びん使用の酸アルカリと強化液・化学泡
関連知識・ひっかけを読む

ろ過網の目の最大径はノズルの最小径の3/4以下、目の部分の合計面積はノズル開口部の最小断面積の30倍以上と定められています。細かすぎず、面積は十分に、という設計です。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第17条(e-Gov法令検索で条文確認)
問13放射性能一次情報で確認済み

消火器の放射時間として、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 温度20℃において5秒以上
  2. 温度20℃において30秒以上
  3. 温度0℃において10秒以上
  4. 定めはない
  5. 温度20℃において10秒以上
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正解 5温度20℃において10秒以上

なぜ?

放射時間は温度20℃で10秒以上と決められています。短すぎると狙った場所にかけ切れないためです。

放射時間は20℃で10秒以上
関連知識・ひっかけを読む

あわせて、充てんされた消火剤の90%以上(化学泡は85%以上)を放射できることも求められます。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第10条第2号・第4号(放射性能)(e-Gov法令検索で条文確認)
問14放射性能一次情報で確認済み

消火器が放射できなければならない消火剤の量として、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 充てん量の100%
  2. 充てん量の90%以上(化学泡は85%以上)
  3. 定めはない
  4. 充てん量の70%以上
  5. 充てん量の80%以上
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正解 2充てん量の90%以上(化学泡は85%以上)

なぜ?

残ってしまう分があるため100%とはされていませんが、90%以上(化学泡消火薬剤は85%以上)は出せることが求められます。

放射量は90%以上(化学泡は85%以上)
関連知識・ひっかけを読む

点検で「規定量が出ない」という場合は、この基準を下回っている可能性があります。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第10条第4号(放射性能)(e-Gov法令検索で条文確認)
問15使用温度範囲一次情報で確認済み

化学泡消火器の使用温度範囲として、規格省令が定めているものはどれか。

  1. マイナス20℃以上40℃以下
  2. 10℃以上40℃以下
  3. 0℃以上30℃以下
  4. 5℃以上40℃以下
  5. 0℃以上40℃以下
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正解 45℃以上40℃以下

なぜ?

化学泡は薬剤を水に溶かして反応させるため、低温に弱く5℃以上と決められています。それ以外の消火器は0℃以上40℃以下です。

化学泡は5〜40℃、それ以外は0〜40℃
関連知識・ひっかけを読む

10℃単位で範囲を広げても正常に働くものは、その広げた範囲が使用温度範囲になります。寒冷地向けの製品はこれにあたります。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第10条の2(使用温度範囲)(e-Gov法令検索で条文確認)
問16塗色一次情報で確認済み

消火器の外面の塗色について、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 上半分を赤色にする
  2. 50%以上を赤色にする
  3. 25%以上を赤色にする
  4. 赤色でなくてもよい
  5. 全面を赤色にする
答えと解説を見る

正解 325%以上を赤色にする

なぜ?

外面の25%以上を赤色にすると決められています。全面である必要はありません。

消火器の外面は25%以上が赤色
関連知識・ひっかけを読む

「全部赤」と思い込みやすいところです。デザイン性の高い消火器が置けるのは、この25%という決め方のためです。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第37条(塗色)(e-Gov法令検索で条文確認)
問17安全栓一次情報で確認済み

手さげ式消火器の安全栓について、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 2動作で引き抜ける
  2. リング部の内径は1cm以上
  3. リング部の塗色は赤色仕上げ
  4. リング部の塗色は黄色仕上げ
  5. 封は不要
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正解 4リング部の塗色は黄色仕上げ

なぜ?

リング部は黄色仕上げと決められています。内径は2cm以上で、1動作で引き抜けることも必要です。

安全栓のリングは黄色・内径2cm以上
関連知識・ひっかけを読む

色と数字はセットで問われます。「安全栓のリングは黄色」「使用圧力範囲は緑色」と対にして覚えます。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第21条第3項(安全栓)(e-Gov法令検索で条文確認)
問18安全栓一次情報で確認済み

消火器の安全栓の操作について、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 工具を使って外すこと
  2. 2動作で引き抜けること
  3. 引き抜きに力を要すること
  4. 封をしないこと
  5. 1動作で容易に引き抜けること
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正解 51動作で容易に引き抜けること

なぜ?

とっさに使えなければ意味がないため、1動作で容易に引き抜けることが求められます。あわせて、勝手に抜けないよう封が施されます。

安全栓は1動作で引き抜ける
関連知識・ひっかけを読む

封があることで、使われたかどうかが外から分かります。点検では封の有無も見ます。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第21条第2項(安全栓)(e-Gov法令検索で条文確認)
問19使用済の表示一次情報で確認済み

手さげ式消火器に「使用済であることが判別できる装置」を設けなくてよいものはどれか。

  1. 指示圧力計のある蓄圧式の消火器
  2. 粉末消火器
  3. 強化液消火器
  4. ハロン1301消火器
  5. 二酸化炭素消火器
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正解 1指示圧力計のある蓄圧式の消火器

なぜ?

指示圧力計があれば、圧力の低下で使ったことが分かります。そのため別の判別装置は求められません。

指示圧力計があれば使用済表示は不要
関連知識・ひっかけを読む

バルブを持たない消火器(化学泡消火器など)や手動ポンプ式の水消火器も対象外です。二酸化炭素消火器やハロン1301消火器は、蓄圧式でも指示圧力計がないので判別装置が要ります。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第21条の2(使用済の表示)(e-Gov法令検索で条文確認)
問20携帯・運搬一次情報で確認済み

質量が28kgを超え35kg以下の消火器に認められる運搬方式はどれか。

  1. 据置式・車載式・背負式
  2. 手さげ式・据置式・背負式
  3. 背負式のみ
  4. 車載式のみ
  5. 手さげ式のみ
答えと解説を見る

正解 1据置式・車載式・背負式

なぜ?

重さで運び方が決まります。28kg以下は手さげ式・据置式・背負式、28kg超35kg以下は据置式・車載式・背負式、35kgを超えるものは車載式だけです。

28kg超35kg以下=据置式・車載式・背負式
関連知識・ひっかけを読む

保持装置・背負ひも・車輪の質量は除いて数えます。数字は28と35の2つだけなので、区切りで覚えます。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第23条第1項(携帯又は運搬の装置)(e-Gov法令検索で条文確認)
問21ノズル一次情報で確認済み

消火器のノズルについて、規格省令が定めているものはどれか。

  1. ノズルの内面は粗く仕上げる
  2. ノズルにはろ過網を設ける
  3. 車載式以外の消火器のノズルには、原則として開閉式・切替式の装置を設けてはならない
  4. ノズルの長さは10m以上とする
  5. すべての消火器に開閉式の装置を設けなければならない
答えと解説を見る

正解 3車載式以外の消火器のノズルには、原則として開閉式・切替式の装置を設けてはならない

なぜ?

途中で止められる構造は、放射が中断して危険につながることがあるため原則禁止です。ただし据置式と背負式は開閉式を設けられます。

車載式以外は開閉式・切替式のノズル禁止(据置式・背負式を除く)
関連知識・ひっかけを読む

内面は平滑に仕上げること、開閉式は0.3MPaを5分加えて漏れないことも求められます。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第16条(ノズル)(e-Gov法令検索で条文確認)
問22ろ過網一次情報で確認済み

ろ過網の目の最大径について、規格省令が定めているものはどれか。

  1. 定めはない
  2. 1mm以下
  3. ノズルの最小径と同じ
  4. ノズルの最小径の4分の3以下
  5. ノズルの最小径の2分の1以下
答えと解説を見る

正解 4ノズルの最小径の4分の3以下

なぜ?

ノズルより大きなものが通ると詰まります。そこで目の最大径をノズルの最小径の4分の3以下にして、先に受け止めます。

ろ過網の目はノズル最小径の3/4以下
関連知識・ひっかけを読む

目の部分の合計面積は、ノズル開口部の最小断面積の30倍以上とされています。詰まりにくくするためです。

出典:消火器の技術上の規格を定める省令 第17条第1号・第2号(ろ過網)(e-Gov法令検索で条文確認)
問23指示圧力計一次情報で確認済み

蓄圧式の消火器に設ける指示圧力計について、規格省令上、正しいものはどれか。

  1. 指針と目盛り板は、耐食性のある金属で作ること
  2. 使用圧力の範囲を示す部分は、黄色で明示すること
  3. 指示圧力の許容誤差は、使用圧力の範囲の圧力値の上下20パーセント以内であること
  4. 圧力検出部及びその接合部は、取り外しが容易な構造であること
  5. 外部からの衝撃が直接伝わるよう、ケースの外へ露出させること
答えと解説を見る

正解 1指針と目盛り板は、耐食性のある金属で作ること

なぜ?

規格省令第28条は、指示圧力計について、許容誤差は使用圧力の範囲の圧力値の上下10パーセント以内、指標は見やすいもの、指針と目盛り板は耐食性のある金属、圧力検出部及びその接合部は耐久性を有すること、使用圧力の範囲を示す部分は緑色で明示、外部からの衝撃に対し保護されていること、などを定めています。長い年月を屋内に置かれる器具なので、さびて目盛りが読めなくならない材質が求められます。

指針と目盛り板は耐食性のある金属で作る
関連知識・ひっかけを読む

指示圧力計を設けるのは蓄圧式の消火器で、二酸化炭素消火器とハロン1301消火器は除かれます。表示するのは圧力検出部の材質、使用圧力範囲(単位 MPa)、それに(消)の記号です。色は「安全栓のリングは黄色」「使用圧力の範囲は緑色」と対にして覚えると取り違えません。

出典:消防試験研究センター「過去に出題された問題」消防設備士 乙種 問41(https://www.shoubo-shiken.or.jp/exercise/index.html で公開・正解と照合)

この科目の解説を読む

消火器の規格まとめ|数値は条文で確認【乙6】乙6「規格」6問の攻略|覚える順番と例外消火器の種類と適応火災まとめ【乙6】消火器の点検と整備|何を見て、何をしてはいけないか【乙6】

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掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。 内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14