甲種・乙種・丙種の違い
【どれを取るべきか】
危険物取扱者には甲種・乙種・丙種の3種類があります。何が違い、どれを受けるべきかを整理します。
最終確認:2026年8月18日 根拠:試験実施状況・よくある質問・危険物取扱者試験 ほか
153問無料で解ける問題全問解説・根拠つき
3科目試験科目科目別に選んで解ける
222,545人年間受験者数令和7年度・公式実施結果
目次から選ぶ3の項目から読みたいところへ
3種類の違い
| 種類 | 扱える危険物 | 無資格者への立会い |
|---|---|---|
| 甲種 | すべての類 | できる |
| 乙種 | 免状を受けた類のみ | できる(その類の範囲で) |
| 丙種 | 指定された第4類の一部のみ | できない |
消防法にはこう定められています。
製造所、貯蔵所及び取扱所においては、危険物取扱者以外の者は、甲種危険物取扱者又は乙種危険物取扱者が立ち会わなければ、危険物を取り扱つてはならない。(消防法 第13条第3項)
丙種はこの条文に含まれていません。つまり丙種は自分で扱えても、他の人の作業に立ち会えないということです。実務では立会いができるかどうかが大きな差になります。
なお公式のよくある質問には、「乙種全類の免状取得者は、甲種免状取得者と同様に、すべての危険物を取り扱うことができますが、危険物保安監督者の資格要件に違いがあります」と記載されています。
受験者の7割が乙4を選んでいる
| 種類 | 受験者数 | 合格率 |
|---|---|---|
| 甲種 | 20,296人 | 34.0% |
| 乙種第4類 | 222,545人 | 31.9% |
| 丙種 | 19,969人 | 48.0% |
危険物取扱者試験全体の受験者311,230人のうち、乙4だけで222,545人(約7割)を占めています。
理由は第4類の対象にあります。ガソリン・灯油・軽油・重油といった、身近で扱う量も多い引火性液体がすべて第4類です。ガソリンスタンド、タンクローリー、工場、ビル管理など、仕事で必要になる場面が圧倒的に多いのが第4類です。
どれを選ぶか
- まず乙4 …… 受験資格がなく誰でも受けられ、ガソリンや灯油など第4類の取扱いに関わります。自分の仕事で扱う危険物の類を確認して選びます
- 丙種 …… 合格率は48.0%と高いですが、立会いができません。実務での使い道が限られます
- 甲種 …… 受験資格があります(大学等での化学に関する学科の修了、乙種免状と実務経験など)。乙4を取ってから目指す流れが一般的です
乙種は受験資格がなく、誰でも受けられます。まず乙4を取り、必要に応じて他の類や甲種へ進むのが現実的な順番です。
出典
上記を2026年8月18日に確認して作成しています。制度は変更される場合があるため、
受験にあたっては必ず公式の最新情報をご確認ください。
編集:合格ドリル運営者|作成と検証の手順は運営者情報に、 誤りを見つけた場合の訂正は訂正履歴で公開しています。
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