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危険物取扱者 甲種 危険物の性質・火災予防・消火の練習問題143問
危険物取扱者 甲種の試験科目「危険物の性質・火災予防・消火」の問題を143問掲載しています。 本番の出題数は20問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち143問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
▶この科目だけ5問解く(無料・登録不要) 「危険物の性質・火災予防・消火」から5問・約3分。終わると弱いところが分かります第4類の7区分は「引火点」で並ぶ
第1石油類=ガソリン/第2石油類=灯油・軽油/第3石油類=重油
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選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
第4類危険物に共通する一般的な性状として、適切でないものはどれか。
- 引火性の液体である
- 多くは電気の不良導体で、静電気がたまりやすい
- 多くは水より軽く、水に溶けにくい
- 蒸気は空気と混合して燃焼範囲をつくる
- 蒸気は空気より軽く、上方に拡散する
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正解 5蒸気は空気より軽く、上方に拡散する
第4類の蒸気はほとんどが空気より重く、低いところにたまります。上方に拡散するわけではありません。
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資料は消火用の泡が「いかなる引火性液体より軽い」ため液面を覆えると説明しています。第4類自体も多くが水より軽く、蒸気は空気より重い性質があります。
第4類危険物の区分と代表的な物質の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 第1石油類 ― ガソリン/第2石油類 ― 灯油・軽油
- 第1石油類 ― 灯油/第2石油類 ― ガソリン
- 第3石油類 ― ガソリン/第4石油類 ― 灯油
- 特殊引火物 ― 重油/第4石油類 ― ジエチルエーテル
- アルコール類 ― 軽油/動植物油類 ― メタノール
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正解 1第1石油類 ― ガソリン/第2石油類 ― 灯油・軽油
別表第一では、特殊引火物・第1石油類・アルコール類・第2石油類・第3石油類・第4石油類・動植物油類の順に並んでおり、石油類はおおむね引火点の低い順です。ガソリンは第1石油類、灯油と軽油は第2石油類です。
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備考では第一石油類を「アセトン、ガソリンその他一気圧において引火点が21度未満のもの」、第二石油類を「灯油、軽油その他……引火点が21度以上70度未満のもの」と定義しています。
ガソリンの性状として、適切でないものはどれか。
- 水より軽く、水に溶けない
- 引火点は40℃以上で、常温では引火しにくい
- 電気を通しにくく、静電気がたまりやすい
- 蒸気は空気より重い
- 無色透明だが、自動車用は着色されている
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正解 2引火点は40℃以上で、常温では引火しにくい
ガソリンの引火点は非常に低く、常温よりはるかに下です。冬でも容易に引火する蒸気を出します。
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引火点40℃以上は灯油の性質です。灯油とガソリンを取り違えた選択肢が定番なので、数値で区別しましょう。
灯油および軽油の性状として、最も適切なものはどれか。
- 引火点は常温より高いが、霧状にすると引火の危険が高まる
- 常温で容易に引火する
- 引火点はガソリンより低い
- 水より重い
- 水によく溶ける
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正解 1引火点は常温より高いが、霧状にすると引火の危険が高まる
灯油・軽油は引火点が常温より高いため、そのままでは引火しにくい液体です。ただし霧状になると表面積が増え、引火点より低い温度でも引火します。
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布にしみ込ませた場合も同じ理由で危険が増します。「引火点が高い=安全」と考えるのは誤りです。
灯油を取り扱う場所に設置する消火器として、不適切なものはどれか。
- 霧状の強化液を放射する消火器
- 二酸化炭素を放射する消火器
- 霧状の水を放射する消火器
- 泡を放射する消火器
- りん酸塩類等を成分とする消火粉末を放射する消火器
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正解 3霧状の水を放射する消火器
灯油は水より軽く水に溶けないため、水系の消火器は油を浮かせて広げる危険があります。強化液は霧状であれば適応しますが、単なる水はそうではありません。
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泡・粉末・二酸化炭素・ハロゲン化物が第4類の基本です。同じ「霧状」でも、水と強化液では適応が違う点に注意してください。
第4類危険物の火災予防として、適切でないものはどれか。
- 容器は密栓して冷暗所に保管する
- 火花や高温物との接触を避ける
- 蒸気がたまりやすい低い場所は密閉しておく
- 取扱い場所は低い位置から換気する
- 容器や設備を接地して静電気を逃がす
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正解 3蒸気がたまりやすい低い場所は密閉しておく
蒸気は空気より重く低所にたまります。密閉すると濃度が上がって燃焼範囲に入るため、むしろ換気して薄める必要があります。
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容器は密栓、場所は換気、と対象によって逆になります。「密栓」と「密閉」を混同させる選択肢が出ます。
危険物を容器に詰めるときの注意点として、最も適切なものはどれか。
- ふたを緩めておく
- 金属容器は接地しない
- 直射日光の当たる場所に置く
- 空気が入らないよう容器いっぱいに満たす
- 温度上昇による膨張を見込み、容器の上部に空間を残す
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正解 5温度上昇による膨張を見込み、容器の上部に空間を残す
液体は温度が上がると膨張します。満杯にすると逃げ場がなく、容器の変形や破損、漏えいにつながります。
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ふたは密栓します。「空気を入れない=満杯にする」と考えると誤ります。膨張分の空間は必要です。
第4類危険物の火災に対する消火方法として、最も適切なものはどれか。
- 泡・二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物などにより窒息または抑制する
- 扇いで空気を送る
- そのまま燃え尽きるのを待つ
- 大量の水を棒状に注水する
- 水をかけて流し出す
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正解 1泡・二酸化炭素・粉末・ハロゲン化物などにより窒息または抑制する
第4類は水より軽く水に溶けにくいため、棒状注水では油が水面に浮いて燃え広がります。空気を遮断するか連鎖反応を止める方法が有効です。
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資料は泡について「いかなる引火性液体より軽いため、液面を泡の絨毯で覆うことで空気を遮断し、引火性蒸気の蒸発を阻止することが可能」としています。粉末消火剤についても「燃料表面を粉末消火剤が覆う状態を保持し続けること」と記載されています。
特殊引火物に関する記述として、最も適切なものはどれか。
- 水に溶けやすく安全である
- 常温では蒸発しない
- 第4類の中で最も危険性が高いとされる区分で、指定数量も最小(50L)である
- 第4類の中で最も引火点が高い区分である
- 指定数量は2,000Lである
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正解 3第4類の中で最も危険性が高いとされる区分で、指定数量も最小(50L)である
特殊引火物は発火点100℃以下、または引火点−20℃以下で沸点40℃以下という、極めて危険な性状のものを指します。そのため指定数量も50Lと最小です。
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備考は特殊引火物を「ジエチルエーテル、二硫化炭素その他一気圧において、発火点が100度以下のもの又は引火点が零下20度以下で沸点が40度以下のもの」と定義しています。第4類で最も危険度が高い区分です。
動植物油類における自然発火の危険について、最も適切なものはどれか。
- 動植物油類は自然発火しない
- ヨウ素価が高い(乾性油)ほど自然発火しやすい
- 水に濡らすと自然発火しやすくなる
- ヨウ素価が低いほど自然発火しやすい
- ヨウ素価は自然発火と関係しない
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正解 2ヨウ素価が高い(乾性油)ほど自然発火しやすい
ヨウ素価が高い油は二重結合が多く、空気中の酸素と結びつきやすい性質があります。その酸化熱がこもると温度が上がり、自然発火に至ります。
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油のしみた布やウエスを積み重ねて放置すると熱がこもり危険です。広げて乾かすか、密閉容器に入れて処分します。
危険物を取り扱うにあたって静電気が発生するおそれのある設備について、法令が求めているものはどれか。
- 特に定めはない
- 静電気を有効に除去する装置を設けること
- 設備を地下に埋設すること
- 設備を密閉して外気に触れさせないこと
- 設備に温度測定装置を設けること
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正解 2静電気を有効に除去する装置を設けること
静電気がたまると放電火花が点火源になります。そのため製造所の基準では、静電気が発生するおそれのある設備に、静電気を有効に除去する装置を設けることが求められています。
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接地(アース)がその代表です。ほかに、加熱・冷却する設備には温度測定装置、加圧する設備には圧力計と安全装置と、設備ごとに求められるものが決まっています。
二酸化炭素消火剤の特徴として、適切でないものはどれか。
- 消火後に汚損が残りにくい
- 狭い密閉空間で使用しても人体に危険はない
- 電気設備の火災にも使用できる
- 屋外や風のある場所では効果が下がる
- 主として窒息作用により消火する
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正解 2狭い密閉空間で使用しても人体に危険はない
二酸化炭素は空気中の酸素濃度を下げて消火します。同じ理屈で人も酸欠になるため、密閉空間での使用は極めて危険です。
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資料は「可燃性の蒸気が滞留している空間での放出では着火源となる危険性があり、実際に、消火装置の試験運転が原因で石油タンクが火災となった例が海外で報告されています」と、使用場面の危険性に触れています。
粉末消火剤の主な消火作用として、最も適切なものはどれか。
- 可燃物を取り除く除去作用
- 大量の水による冷却作用
- 燃焼の連鎖反応を止める抑制作用
- 酸素を供給する作用
- 燃焼範囲を広げる作用
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正解 3燃焼の連鎖反応を止める抑制作用
粉末消火剤は、燃焼中に生じる反応の連鎖を断ち切ることで火を消します。窒息作用も多少ありますが、主役は抑制です。
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資料は粉末消火剤について「油面を直射すると炎が飛びちり延焼させる恐れがある」「燃料表面を粉末消火剤が覆う状態を保持し続けること」とし、消火後も「再発火する」ことに注意を促しています。
給油取扱所で、地下の専用タンクや配管が腐食して漏れているおそれが高い現象はどれか。
- 荷卸しの直後に、地下タンクの液面計の値が上がった
- 給油中に、給油ノズルのオートストップが作動した
- 給油量が前月より増えた
- 在庫量を計算値と実測値で比べると、実測値のほうが少ない日が続いている
- 注入中に通気管の先端から油臭がした
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正解 4在庫量を計算値と実測値で比べると、実測値のほうが少ない日が続いている
帳簿上あるはずの量より実際の在庫が少ない状態が続いているなら、どこかから漏れている可能性が高くなります。日々の在庫管理が漏えいの早期発見につながります。
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注入中に通気管から油臭がするのは、タンク内の空気が押し出されるためで正常な現象です。公表問題では「腐食しているおそれが最も小さい現象」としてこれが正解になっていて、漏えい検知管からのタール状物質や、給油した危険物への水の混入は、在庫の不足と同じく腐食・漏えいを疑うサインとされています。
第4類危険物の貯蔵における注意点として、最も適切なものはどれか。
- 日光がよく当たる場所に置く
- ふたを開けたまま保管する
- 湿度の高い密閉空間に置く
- 直射日光を避け、換気のよい冷暗所に保管する
- 熱源の近くに置く
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正解 4直射日光を避け、換気のよい冷暗所に保管する
温度が上がると蒸気が発生しやすくなり、危険が増します。直射日光や熱源を避け、蒸気がこもらないよう換気します。
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容器は密栓しますが、場所は換気します。「容器=密栓」「場所=換気」を対で覚えると混乱しません。
重油の性状として、誤っているものはどれか。
- 温めて液温が上がるほど引火しやすくなる
- 比重は1より大きく、水に溶ける
- 第三石油類に区分される
- 引火点はガソリンよりも高い
- 一般に褐色または暗褐色の液体である
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正解 2比重は1より大きく、水に溶ける
重油は水より軽く、水には溶けません。第4類のほとんどがこの性質を持っています。「水より重く水に溶ける」は誤りです。
関連知識・ひっかけを読む
重油は第三石油類に指定されていて、引火点はおおむね60〜150℃です。常温では引火しにくい液体ですが、加熱されて液温が上がると引火の危険が高まります。
危険物の詰め替え作業における注意点として、適切でないものはどれか。
- 静かに注入する
- 換気のよい場所で行う
- 容器と設備を接地する
- 作業を早く終えるため、勢いよく注入する
- 火気を近づけない
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正解 4作業を早く終えるため、勢いよく注入する
勢いよく注ぐと液体の摩擦と飛散が増え、静電気が発生しやすくなります。その放電が蒸気に着火します。
関連知識・ひっかけを読む
資料は火源として「摩擦熱、衝撃火花」「静電気火花」を挙げています。勢いよく注ぐと摩擦が増え、静電気の発生量が多くなります。
軽油の性状等として、正しいものはどれか。
- 原油を蒸留すると、ガソリンより早い段階で取り出される
- 液温が100℃になると発火する
- 家庭の暖房やジェット機の燃料に使われている
- 酸素が足りない燃え方をすると一酸化炭素などの有毒なガスが出る
- 水にはあらゆる割合で溶ける
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正解 4酸素が足りない燃え方をすると一酸化炭素などの有毒なガスが出る
軽油に限らず、炭素を含む物質が酸素不足の状態で燃えると一酸化炭素が発生します。屋内や換気の悪い場所での燃焼が危険なのはこのためです。
関連知識・ひっかけを読む
家庭用暖房やジェット燃料に使われるのは灯油です。原油の蒸留では沸点の低いガソリンが先に得られ、灯油・軽油はその後です。軽油は第二石油類で水に溶けません。
第4類危険物を引火点の低い順に並べたものとして、正しいものはどれか。
- 特殊引火物 → 第1石油類 → 第2石油類 → 第3石油類
- 特殊引火物 → 第3石油類 → 第2石油類 → 第1石油類
- 第3石油類 → 第2石油類 → 第1石油類 → 特殊引火物
- 第1石油類 → 特殊引火物 → 第2石油類 → 第3石油類
- 第2石油類 → 第1石油類 → 第3石油類 → 特殊引火物
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正解 1特殊引火物 → 第1石油類 → 第2石油類 → 第3石油類
第4類は引火点によって区分されており、数字が大きくなるほど引火点が高くなります。特殊引火物がその中で最も低い区分です。
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備考では特殊引火物(発火点100度以下、または引火点−20度以下かつ沸点40度以下)、第一石油類(21度未満)、第二石油類(21度以上70度未満)、第三石油類(70度以上200度未満)と区分しています。
危険物施設における火気管理として、最も適切なものはどれか。
- 溶接作業は許可なく行ってよい
- 火気の使用に関する定めはない
- 喫煙は屋内であれば問題ない
- 火気を使用する場合は、定められた場所と方法に限って行う
- 作業中でなければ自由に火気を使用してよい
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正解 4火気を使用する場合は、定められた場所と方法に限って行う
第4類は常温でも蒸気を出すものがあり、その蒸気は低所に滞留します。どこで火を使うかを限定しないと、離れた場所からでも引火します。
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「みだりに火気を使用しない」は貯蔵・取扱いの基準にも定められています。喫煙や溶接は特に注意が必要な作業です。
第4類の危険物に共通する一般的な性状として、誤っているものはどれか。
- 水より軽いものが多い
- 蒸気は空気より軽く、天井付近にたまりやすい
- 電気の不良導体で、静電気がたまりやすいものが多い
- 引火性の液体である
- 水に溶けないものが多い
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正解 2蒸気は空気より軽く、天井付近にたまりやすい
第4類の蒸気はほとんどが空気より重く、床面や地面のくぼみなど低いところにたまります。「軽い」としているこの選択肢が誤りです。
関連知識・ひっかけを読む
蒸気が低所にたまるため、ピットや地下の作業場では換気が特に重要になります。たまった蒸気は離れた場所の火気にも届くことがあります。
第一石油類の定義として、正しいものはどれか。
- 一気圧において沸点が40度以下のもの
- 一気圧において引火点が21度未満のもの
- 一気圧において引火点が70度以上200度未満のもの
- 一気圧において引火点が21度以上70度未満のもの
- 一気圧において発火点が100度以下のもの
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正解 2一気圧において引火点が21度未満のもの
消防法別表第一 備考第12号は「第一石油類とは、アセトン、ガソリンその他一気圧において引火点が二一度未満のものをいう」と定めています。
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21度未満というのは、夏場の室温でも引火する蒸気を出しているということです。ガソリンの扱いに特に注意が必要な理由がここにあります。
第二石油類に該当する物品と引火点の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 重油 ― 引火点21度以上70度未満
- 灯油・軽油 ― 引火点21度未満
- ギヤー油 ― 引火点21度以上70度未満
- 灯油・軽油 ― 引火点21度以上70度未満
- ガソリン ― 引火点21度以上70度未満
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正解 4灯油・軽油 ― 引火点21度以上70度未満
消防法別表第一 備考第14号は「第二石油類とは、灯油、軽油その他一気圧において引火点が二一度以上七〇度未満のもの」と定めています。重油は第三石油類、ギヤー油は第四石油類です。
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灯油は常温では引火点に達していないため、そのままでは引火しにくい液体です。ただし霧状にしたり布にしみ込ませたりすると引火しやすくなるので、安全というわけではありません。
第三石油類・第四石油類の引火点の範囲として、正しい組み合わせはどれか。
- 第三石油類 70度以上200度未満 ― 第四石油類 200度以上250度未満
- 第三石油類 100度以上200度未満 ― 第四石油類 200度以上300度未満
- 第三石油類 70度以上200度未満 ― 第四石油類 250度以上
- 第三石油類 21度以上70度未満 ― 第四石油類 70度以上200度未満
- 第三石油類 200度以上250度未満 ― 第四石油類 250度未満
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正解 1第三石油類 70度以上200度未満 ― 第四石油類 200度以上250度未満
消防法別表第一 備考第15号・第16号は、第三石油類(重油、クレオソート油その他)を引火点70度以上200度未満、第四石油類(ギヤー油、シリンダー油その他)を200度以上250度未満と定めています。
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動植物油類は引火点250度未満と定められています。第四石油類(200度以上250度未満)と範囲が重なりますが、動植物油類は「動物の脂肉等又は植物の種子若しくは果肉から抽出したもの」という由来で区別されます。
特殊引火物の定義として、正しいものはどれか。
- 一気圧において沸点が40度以下のものすべて
- 一気圧において引火点が21度未満で沸点が100度以下のもの
- 一気圧において発火点が200度以下のもの
- 一気圧において引火点が−20度以下のものすべて
- 一気圧において発火点が100度以下のもの、又は引火点が−20度以下で沸点が40度以下のもの
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正解 5一気圧において発火点が100度以下のもの、又は引火点が−20度以下で沸点が40度以下のもの
消防法別表第一 備考第11号は「ジエチルエーテル、二硫化炭素その他一気圧において、発火点が一〇〇度以下のもの又は引火点が零下二〇度以下で沸点が四〇度以下のもの」と定めています。発火点の条件と、引火点+沸点の条件のどちらかを満たせば該当します。
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第4類のなかで最も指定数量が小さい(50L)区分で、それだけ危険性が高いということです。条件が「又は」でつながっている点と、後半が2つの条件の組み合わせである点が問われます。
消防法上のアルコール類の定義として、正しいものはどれか。
- エタノールのみを指す
- 1分子を構成する炭素の原子の数が1個から5個までの飽和一価アルコール
- 水に溶けるアルコールのすべて
- 引火点が21度未満のアルコールのすべて
- 1分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和一価アルコール
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正解 51分子を構成する炭素の原子の数が1個から3個までの飽和一価アルコール
消防法別表第一 備考第13号は「一分子を構成する炭素の原子の数が一個から三個までの飽和一価アルコール(変性アルコールを含む。)」と定めています。炭素数4以上のアルコールはこの品名に入りません。
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メタノール(炭素1)、エタノール(炭素2)、プロパノール(炭素3)が該当します。日常語の「アルコール」より狭い、法令上の定義がある言葉です。指定数量は水溶性・非水溶性の区別なく400Lです。
第三石油類の一般的な性状として、正しいものはどれか。
- 比重はすべて1より小さい
- 引火点は20℃よりも低い
- すべて常温で固体である
- 水に溶けるものと溶けないものがある
- 発火点はすべて200℃以下である
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正解 4水に溶けるものと溶けないものがある
第三石油類には重油・クレオソート油のように水に溶けないものと、グリセリンやエチレングリコールのように水に溶けるものがあります。指定数量も非水溶性2,000L・水溶性4,000Lと分かれています。
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引火点は70度以上200度未満なので、20℃より低いことはありません。比重も、グリセリンのように1より大きいものがあります。「すべて〜」という選択肢は疑ってかかるのが定石です。
第4類の危険物の火災に対する消火方法として、適切でないものはどれか。
- 二酸化炭素消火剤を放射する
- 泡消火剤で燃焼面を覆う
- 粉末消火剤を放射する
- 霧状の強化液を放射する
- 棒状の強い水流をかける
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正解 5棒状の強い水流をかける
第4類の多くは水より軽く水に溶けないため、棒状の水をかけると危険物が水に浮いたまま流れ広がり、火災が拡大します。泡・二酸化炭素・粉末が基本です。
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水系でも「霧状の強化液」は政令別表第五で第4類に適応とされています。いっぽう「霧状の水を放射する消火器」には第4類の○がありません。同じ霧状でも水と強化液で扱いが違う点に注意してください。
第4類の危険物を取り扱う場所の火災予防として、適切でないものはどれか。
- 容器は密栓して、直射日光の当たらない冷所に置く
- こぼれた危険物はただちにふき取る
- 蒸気は空気より軽いので、床付近の換気は行わなくてよい
- みだりに火気を使用しない
- 静電気がたまらないよう、設備を接地する
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正解 3蒸気は空気より軽いので、床付近の換気は行わなくてよい
第4類の蒸気は空気より重く、床付近にたまります。低いところの換気こそ重要で、「換気しなくてよい」は明確な誤りです。
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たまった蒸気は空気とゆるやかに混ざりながら移動し、離れた場所の火気で引火することがあります。換気は「薄めて燃焼範囲の下限を下回らせる」ための対策です。
動植物油類の自然発火についての記述として、正しいものはどれか。
- 動植物油類は自然発火することはない
- 自然発火を防ぐには、布をまとめて密に積んでおくのがよい
- 自然発火は引火点が低い油ほど起こりやすい
- 油のしみ込んだぼろ布などを積んでおくと、酸化熱がこもって自然発火することがある
- 自然発火は冷所でのみ起こる
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正解 4油のしみ込んだぼろ布などを積んでおくと、酸化熱がこもって自然発火することがある
動植物油が空気中の酸素と反応するときに出る熱が、積み重なった布の内部にこもって温度が上がり、自然発火に至ることがあります。乾性油ほど酸化しやすく起こりやすくなります。
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対策は、熱がこもらないよう広げる・密閉容器に入れる・水に浸すなどです。まとめて積むのは逆効果です。動植物油類は引火点250度未満と高いのに危険物とされているのは、この自然発火のリスクがあるためです。
第6類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。
- 可燃性の固体である
- 自己反応性の物質である
- 自然に発火する固体である
- 引火性の液体である
- 酸化性の液体である
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正解 5酸化性の液体である
第6類は「酸化性液体」です。それ自体は燃えませんが、ほかのものを激しく燃やす力を持っています。
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第4類の引火性液体と同じ「液体」でも、性質は正反対です。第4類は自分が燃え、第6類は他を燃やします。
第6類の危険物として、消防法が品名に挙げているものはどれか。
- 硫黄
- 硝酸
- 硝酸エステル類
- 硝酸塩類
- ニトロ化合物
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正解 2硝酸
第6類の品名は過塩素酸・過酸化水素・硝酸と、政令で定めるものです。名前が似た「硝酸塩類」は第1類、「硝酸エステル類」は第5類です。
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「硝酸」がつく物質は類がばらけます。硝酸=第6類、硝酸塩類=第1類、硝酸エステル類=第5類と、セットで覚えます。
消防法における「酸化性液体」の定義として、正しいものはどれか。
- 液体であって、酸化力の潜在的な危険性を判断するための政令で定める試験で、定められた性状を示すもの
- 固体であって、酸化力の潜在的な危険性を示すもの
- 液体であって、引火の危険性を判断する試験で引火性を示すもの
- 水と接触して可燃性ガスを発生する液体
- 空気中で自然に発火する液体
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正解 1液体であって、酸化力の潜在的な危険性を判断するための政令で定める試験で、定められた性状を示すもの
定義は「液体であること」と「政令で定める試験で酸化力を示すこと」の2つです。物質名で決まるのではなく、試験の結果で決まります。
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同じ酸化力でも固体なら第1類(酸化性固体)です。液体か固体かで類が分かれます。
第6類の危険物の指定数量として、正しいものはどれか。
- 300kg
- 50kg
- 1,000kg
- 200L
- 100kg
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正解 1300kg
第6類は品名で分けず、まとめて300kgです。第4類のようにリットルではなくキログラムで数えます。
関連知識・ひっかけを読む
第1類は50・300・1,000kgと3段階、第2類も品名ごとに違います。第6類だけ1つの数字で済みます。
第6類の危険物を貯蔵し、取り扱うときに避けるべきこととして、政令が定めているものはどれか。
- 衝撃や摩擦
- 日光を当てること
- 酸素との接触
- 可燃物との接触や混合、分解を促す物品との接近、過熱
- 水との接触
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正解 4可燃物との接触や混合、分解を促す物品との接近、過熱
第6類はそれ自体燃えませんが、可燃物と混ざると激しく燃やします。だから可燃物から離し、分解を促すものを近づけず、加熱しないことが基準です。
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第1類(酸化性固体)とほぼ同じ考え方ですが、第1類にはさらに衝撃・摩擦を避ける条件が付きます。
第6類の危険物の火災に対する消火の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 水系の消火剤で冷却し、酸化性の液体を薄めながら消す
- 可燃物を燃やし切るまで待つ
- 乾燥砂は使ってはならない
- 粉末消火器だけが有効である
- 二酸化炭素消火器で窒息させる
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正解 1水系の消火剤で冷却し、酸化性の液体を薄めながら消す
第6類そのものは燃えないので、燃えているのは周囲の可燃物です。水系で冷却しながら薄めるのが基本になります。ただし物質によっては水と激しく反応するため、飛散に注意が必要です。
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二酸化炭素や粉末は、酸化性液体そのものには効きにくくなります。「燃えているのは何か」を見極めるのが先です。
第1類と第6類の違いとして、正しいものはどれか。
- 第1類は可燃性、第6類は不燃性である
- 第1類は液体、第6類は固体である
- どちらも酸化性だが、第1類は固体、第6類は液体である
- 第1類は自己反応性、第6類は酸化性である
- 違いはない
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正解 3どちらも酸化性だが、第1類は固体、第6類は液体である
どちらも「それ自体は燃えないが、ほかを激しく燃やす」酸化性の危険物です。分かれ目は固体か液体かだけです。
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だから貯蔵・取扱いの基準もよく似ています。第1類には衝撃・摩擦を避ける条件が加わる点が違いです。
運搬するときに、1つの外装容器へ類の違う危険物を入れることについて、規則が定めているものはどれか。
- 制限はない
- 量が少なければ収納してよい
- 液体どうしなら収納してよい
- 同じ性状なら収納してよい
- 類を異にする危険物を収納してはならない
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正解 5類を異にする危険物を収納してはならない
性質の違うものが同じ容器で触れると、思わぬ反応が起きます。第6類は酸化性なので、可燃物である第2類や第4類と一緒にすると特に危険です。
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車両への積み合わせ(混載)にも別の制限があります。「容器の中」と「車両の上」で決まりが分かれています。
第1類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。
- 酸化性の固体である
- 可燃性の固体である
- 引火性の液体である
- 酸化性の液体である
- 自然発火性の物質である
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正解 1酸化性の固体である
第1類は「酸化性固体」です。それ自体は燃えませんが、加熱や衝撃で酸素を出し、ほかのものを激しく燃やします。
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同じ酸化性でも、液体なら第6類になります。固体か液体かで類が分かれます。
第1類の危険物の品名として、消防法が挙げていないものはどれか。
- 過塩素酸塩類
- 無機過酸化物
- 硝酸塩類
- 塩素酸塩類
- 硝酸エステル類
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正解 5硝酸エステル類
硝酸エステル類は第5類(自己反応性物質)です。第1類は塩素酸塩類・過塩素酸塩類・無機過酸化物・亜塩素酸塩類・臭素酸塩類・硝酸塩類・よう素酸塩類・過マンガン酸塩類・重クロム酸塩類などです。
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「塩類」で終わるものは第1類が多い、と押さえておくと選びやすくなります。ただし硝酸そのものは第6類です。
消防法における「酸化性固体」の定義として、正しいものはどれか。
- 固体であって、酸化力の潜在的な危険性を判断する試験、または衝撃に対する敏感性を判断する試験で、定められた性状を示すもの
- 固体であって、火炎による着火の危険性を示すもの
- 液体であって、酸化力を示すもの
- 水と接触して発火する固体
- 空気中で自然に発火する固体
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正解 1固体であって、酸化力の潜在的な危険性を判断する試験、または衝撃に対する敏感性を判断する試験で、定められた性状を示すもの
定義は2つの試験のどちらかで決まります。酸化力を見る試験と、衝撃に対する敏感さを見る試験です。物質名ではなく試験の結果で決まる点が大事です。
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ここでいう固体とは「液体でも気体でもないもの」と定義されています。液体は20℃で液状のもの、または20℃を超え40℃以下で液状になるもの、気体は20℃で気体状のものです。
第1類の危険物の指定数量として、正しい組合せはどれか。
- 第1種100kg・第2種500kg・第3種1,000kg
- すべて1,000kg
- 第1種10kg・第2種50kg・第3種300kg
- 第1種50kg・第2種300kg・第3種1,000kg
- すべて300kg
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正解 4第1種50kg・第2種300kg・第3種1,000kg
第1類は危険性の程度で3段階に分かれ、第1種50kg・第2種300kg・第3種1,000kgです。危険なものほど少ない量で規制がかかります。
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第6類は300kgの1本値です。同じ酸化性でも、第1類は段階が分かれている点が違います。
第1類の危険物を貯蔵し、取り扱うときに避けるべきこととして、政令が定めているものはどれか。
- 金属容器に入れること
- 可燃物との接触や混合、分解を促す物品との接近、過熱・衝撃・摩擦
- 乾燥した場所に置くこと
- 酸素との接触
- 日光を当てること
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正解 2可燃物との接触や混合、分解を促す物品との接近、過熱・衝撃・摩擦
加熱・衝撃・摩擦で分解して酸素を出すため、そのきっかけを与えないことが基準です。可燃物と混ざると激しく燃えます。
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さらにアルカリ金属の過酸化物(過酸化ナトリウムなど)は、水と接触すると発熱するため水も避けます。
アルカリ金属の過酸化物について、政令が特に避けるよう定めているものはどれか。
- 低温
- 日光
- 水との接触
- 空気との接触
- 窒素との接触
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正解 3水との接触
過酸化ナトリウムなどのアルカリ金属の過酸化物は、水と反応して発熱し、酸素を出します。だから第1類の中でも水を避けることが特に定められています。
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第1類の火災は原則として水系で消しますが、この仲間だけは水を使えません。乾燥砂などで覆います。
一般的な第1類の危険物の火災に対する消火の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 大量の水で冷却し、分解による酸素の発生を抑える
- 二酸化炭素で窒息させる
- 酸素を断てば消える
- 可燃物を足して燃やし切る
- 消火してはならない
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正解 1大量の水で冷却し、分解による酸素の発生を抑える
第1類そのものは燃えず、分解して酸素を出すことで周囲を燃やします。温度を下げて分解を止めるのが基本なので、冷却効果の大きい水系が有効です。
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窒息消火は効きません。自分で酸素を出しているため、外から酸素を断っても燃焼が続きます。ただしアルカリ金属の過酸化物は水が使えません。
第1類と第2類の違いとして、正しいものはどれか。
- 第1類は液体、第2類は固体である
- 第1類は可燃性固体、第2類は酸化性固体である
- どちらも酸化性である
- どちらも可燃性である
- 第1類は酸化性固体、第2類は可燃性固体である
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正解 5第1類は酸化性固体、第2類は可燃性固体である
第1類は燃えないが他を燃やす側、第2類は自分が燃える側です。だから第1類と第2類は互いに「近づけてはいけない相手」になります。
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第2類の基準に「酸化剤との接触・混合を避ける」とあるのは、まさに第1類や第6類を指しています。
第2類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。
- 可燃性の固体である
- 引火性の液体である
- 自己反応性の物質である
- 酸化性の固体である
- 酸化性の液体である
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正解 1可燃性の固体である
第2類は「可燃性固体」です。火をつけると燃えやすく、燃え出すと消しにくい固体の仲間です。
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第1類は「燃えないが他を燃やす」酸化性固体です。だから第2類の基準には「酸化剤との接触を避ける」と書かれています。
第2類の危険物の品名として、消防法が挙げていないものはどれか。
- 硫化りん
- 黄りん
- 赤りん
- 鉄粉
- 硫黄
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正解 2黄りん
黄りんは第3類(自然発火性物質及び禁水性物質)です。赤りんは第2類ですが、同じ「りん」でも類が違います。
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第2類は硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉・金属粉・マグネシウム・引火性固体などです。名前が似た物質の類の違いがよく問われます。
消防法における「引火性固体」の定義として、正しいものはどれか。
- 常温で自然に発火する固体
- 1気圧において引火点が70℃未満の固体
- 引火点にかかわらず燃えやすい固体
- 1気圧において引火点が21℃未満の固体
- 固形アルコールその他、1気圧において引火点が40℃未満のもの
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正解 5固形アルコールその他、1気圧において引火点が40℃未満のもの
引火性固体は第2類の品名の1つで、固形アルコールなど1気圧で引火点が40℃未満のものを指します。
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第4類の第一石油類は引火点21℃未満ですが、こちらは液体です。数字と状態をセットで押さえます。
消防法における「金属粉」の定義として、正しいものはどれか。
- アルカリ金属、アルカリ土類金属、鉄及びマグネシウム以外の金属の粉
- すべての金属の粉
- 粒の大きさで決まる
- アルカリ金属の粉だけ
- 鉄とマグネシウムの粉
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正解 1アルカリ金属、アルカリ土類金属、鉄及びマグネシウム以外の金属の粉
鉄とマグネシウムは別に品名が立てられているので、金属粉からは除かれます。アルカリ金属・アルカリ土類金属は第3類の仲間なので、こちらも除かれます。
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鉄粉も「鉄の粉」として別に定義され、粒の大きさによっては危険物から除かれます。区分の切り分け方が細かい部分です。
第2類の危険物の指定数量として、正しい組合せはどれか。
- 硫黄1,000kg・鉄粉500kg・引火性固体100kg
- 硫黄100kg・鉄粉500kg・引火性固体1,000kg
- すべて500kg
- すべて100kg
- 硫黄50kg・鉄粉100kg・引火性固体500kg
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正解 2硫黄100kg・鉄粉500kg・引火性固体1,000kg
硫化りん・赤りん・硫黄・第1種可燃性固体が100kg、鉄粉・第2種可燃性固体が500kg、引火性固体が1,000kgです。
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危険なものほど少ない量で規制がかかります。引火性固体がいちばん大きい数字なのは、そのぶん危険性が低いとされているためです。
第2類の危険物を貯蔵し、取り扱うときに避けるべきこととして、政令が定めているものはどれか。
- 金属容器に入れること
- 日光を当てること
- 酸化剤との接触や混合、炎・火花・高温体との接近、過熱
- 水との接触だけ
- 低温にすること
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正解 3酸化剤との接触や混合、炎・火花・高温体との接近、過熱
第2類は燃える側なので、燃やす側(酸化剤)と火の気を遠ざけるのが基本です。
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さらに鉄粉・金属粉・マグネシウムは水や酸との接触を避け、引火性固体はみだりに蒸気を発生させないことも定められています。
鉄粉・金属粉・マグネシウムについて、政令が特に避けるよう定めているものはどれか。
- 空気との接触
- 窒素との接触
- 水または酸との接触
- 日光
- 低温
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正解 3水または酸との接触
これらは水や酸と反応して水素を発生し、発火や爆発につながります。だから第2類の中でも水と酸を避けることが特に書かれています。
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そのため火災でも水系の消火剤は使えません。乾燥砂などで覆って消します。
鉄粉や金属粉の火災に対する消火の方法として、最も適切なものはどれか。
- 水蒸気で窒息させる
- 泡消火剤で覆う
- 強化液を放射する
- 乾燥砂などで覆って空気を断つ
- 大量の水で冷却する
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正解 4乾燥砂などで覆って空気を断つ
水をかけると水素が出て、かえって激しくなります。乾燥砂や金属火災用の粉末で覆うのが基本です。
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同じ第2類でも、硫黄や赤りんは水系で消せます。「その物質が水とどう反応するか」で消火方法が変わります。
第3類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。
- 燃えない固体である
- 引火性の液体である
- 空気中で自然に発火する、または水と接触して発火や可燃性ガスの発生を起こす
- 酸化性の液体である
- 酸化性の固体である
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正解 3空気中で自然に発火する、または水と接触して発火や可燃性ガスの発生を起こす
第3類は「自然発火性物質及び禁水性物質」です。火をつけなくても空気や水と触れるだけで危険になります。
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固体のものも液体のものもあります。ほかの類のように状態で決まっていない点が特徴です。
第3類の危険物の品名として、消防法が挙げているものはどれか。
- 硫黄
- 赤りん
- 硝酸エステル類
- カリウム
- 過塩素酸
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正解 4カリウム
第3類はカリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りんなどです。赤りんと硫黄は第2類、過塩素酸は第6類、硝酸エステル類は第5類です。
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カリウムとナトリウムは水と激しく反応します。石油の中に沈めて保存するのはこのためです。
消防法における「自然発火性物質及び禁水性物質」の定義として、正しいものはどれか。
- 気体であって、爆発性を示すもの
- 固体または液体であって、空気中での発火の危険性、または水と接触して発火し可燃性ガスを発生する危険性を示すもの
- 液体であって、引火性を示すもの
- 固体であって、酸化力を示すもの
- 固体であって、着火の危険性を示すもの
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正解 2固体または液体であって、空気中での発火の危険性、または水と接触して発火し可燃性ガスを発生する危険性を示すもの
定義は「固体または液体であること」と、「空気で発火する」または「水と接触して発火・可燃性ガスを出す」のどちらかの性状を示すことです。
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カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りんは、試験をするまでもなくこの性状を示すものとみなされます。
第3類の危険物の指定数量として、正しい組合せはどれか。
- カリウム10kg・黄りん20kg
- どちらも300kg
- どちらも10kg
- カリウム100kg・黄りん200kg
- カリウム50kg・黄りん100kg
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正解 1カリウム10kg・黄りん20kg
カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・第1種が10kg、黄りんが20kg、第2種が50kg、第3種が300kgです。
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10kgは全類の中でも最小です。少量でも危険だと判断されているということです。
自然発火性物品について、政令が避けるよう定めているものはどれか。
- 酸化剤との接触だけ
- 炎・火花・高温体との接近、過熱、空気との接触
- 水との接触だけ
- 衝撃と摩擦だけ
- 日光
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正解 2炎・火花・高温体との接近、過熱、空気との接触
自然発火性物品は空気に触れるだけで発火します。だから火の気を避けることに加えて、空気との接触を避けることが定められています。
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一方、禁水性物品については水との接触を避けることが定められています。同じ第3類でも、避けるものが違います。
禁水性物品について、政令が避けるよう定めているものはどれか。
- 酸化剤との接触
- 空気との接触
- 日光
- 水との接触
- 衝撃
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正解 4水との接触
禁水性物品は水と反応して発火したり、可燃性ガスを出したりします。カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウムがこれに含まれます。
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貯蔵倉庫の床も、水が浸入したり浸透したりしない構造にすることが定められています。
禁水性物品の貯蔵倉庫の床について、政令が定めているものはどれか。
- 傾斜を付けて貯留設備を設ける
- 土間のままとする
- 床面に水が浸入せず、浸透もしない構造とする
- 特に定めはない
- 水はけをよくする
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正解 3床面に水が浸入せず、浸透もしない構造とする
水と触れさせないことが最優先なので、床から水が入ってこない構造にします。
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液状の危険物では逆に、浸透しない構造にしたうえで傾斜と貯留設備を設けます。目的が「水を入れない」か「漏れをためる」かで違います。
禁水性物品の火災に対する消火の方法として、最も適切なものはどれか。
- 強化液を放射する
- 乾燥砂などで覆う
- 泡消火剤で覆う
- 大量の水で冷却する
- 水蒸気で窒息させる
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正解 2乾燥砂などで覆う
水をかけると発火したり可燃性ガスが出たりして、かえって危険になります。乾燥砂などで覆って空気を断ちます。
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黄りんのような自然発火性のものは水中で保存することがあり、同じ第3類でも扱いが分かれます。物質ごとに確認が要ります。
第5類の危険物に共通する性質として、正しいものはどれか。
- 酸化性の固体である
- 酸化性の液体である
- 引火性の液体である
- 不燃性の固体である
- 自己反応性の物質である
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正解 5自己反応性の物質である
第5類は「自己反応性物質」です。分子の中に酸素を持っているものが多く、外から酸素をもらわなくても燃えたり爆発したりします。
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そのため窒息消火が効きません。空気を断っても燃焼が続きます。
第5類の危険物の品名として、消防法が挙げているものはどれか。
- 過塩素酸
- 赤りん
- 硝酸
- ニトロ化合物
- 硝酸塩類
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正解 4ニトロ化合物
第5類は有機過酸化物・硝酸エステル類・ニトロ化合物・ニトロソ化合物・アゾ化合物・ジアゾ化合物・ヒドラジンの誘導体などです。硝酸は第6類、硝酸塩類は第1類です。
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「硝酸」がつく名前は類が分かれます。硝酸=第6類、硝酸塩類=第1類、硝酸エステル類=第5類です。
消防法における「自己反応性物質」の定義として、正しいものはどれか。
- 固体または液体であって、爆発の危険性を判断する試験、または加熱分解の激しさを判断する試験で、定められた性状を示すもの
- 液体であって、引火性を示すもの
- 空気中で自然に発火するもの
- 固体であって、酸化力を示すもの
- 水と接触して発火するもの
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正解 1固体または液体であって、爆発の危険性を判断する試験、または加熱分解の激しさを判断する試験で、定められた性状を示すもの
爆発の危険性と、加熱したときの分解の激しさ。この2つの試験のどちらかで決まります。状態は固体でも液体でもかまいません。
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加熱分解の試験には、孔径1mmのオリフィス板を用いた圧力容器試験が使われます。破裂板が破れるかどうかで判定します。
第5類の危険物の指定数量として、正しい組合せはどれか。
- 第1種10kg・第2種100kg
- すべて10kg
- すべて300kg
- 第1種100kg・第2種1,000kg
- 第1種50kg・第2種300kg
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正解 1第1種10kg・第2種100kg
第5類は危険性の程度で2段階に分かれ、第1種自己反応性物質が10kg、第2種が100kgです。
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第1類(3段階)や第3類(4段階)に比べて段階が少なく、覚えやすい類です。
第5類の危険物を貯蔵し、取り扱うときに避けるべきこととして、政令が定めているものはどれか。
- 日光を当てること
- 空気との接触
- 炎・火花・高温体との接近、過熱、衝撃、摩擦
- 酸化剤との接触
- 水との接触
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正解 3炎・火花・高温体との接近、過熱、衝撃、摩擦
自分の中に酸素を持っているので、きっかけさえあれば激しく反応します。熱・衝撃・摩擦という「きっかけ」をすべて避けるのが基準です。
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第1類にも衝撃・摩擦を避ける条件がありますが、第1類はさらに可燃物との接触も避けます。第5類は自分で燃えるので、その条件がありません。
第5類の危険物の火災に対する消火の考え方として、最も適切なものはどれか。
- 消火は不可能である
- 泡で覆って空気を断つ
- ハロゲン化物で抑制する
- 大量の水で冷却して分解を止める
- 二酸化炭素で窒息させる
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正解 4大量の水で冷却して分解を止める
自分の中に酸素を持っているため、空気を断つ窒息消火は効きません。温度を下げて分解を止める冷却消火が基本になります。
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第1類も自分で酸素を出すため同じ理由で冷却が基本です。「酸素を自前で持っているか」で消火方法が決まります。
第4類と第5類の違いとして、正しいものはどれか。
- 第4類は外の酸素で燃えるが、第5類は自分の中に酸素を持つものが多い
- どちらも酸化性である
- 第4類は不燃性、第5類は可燃性である
- 違いはない
- 第4類は固体、第5類は液体である
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正解 1第4類は外の酸素で燃えるが、第5類は自分の中に酸素を持つものが多い
第4類(引火性液体)は空気中の酸素と結びついて燃えます。だから窒息消火が効きます。第5類は自分で酸素を持っているので効きません。
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泡消火剤が第4類に有効なのは、液面を覆って空気を断てるからです。第5類には同じ理屈が通用しません。
第5類の危険物を運搬するとき、1つの外装容器への収納について規則が定めているものはどれか。
- 類を異にする危険物を収納してはならない
- 制限はない
- 量が少なければ収納してよい
- 同じ性状なら収納してよい
- 固体どうしなら収納してよい
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正解 1類を異にする危険物を収納してはならない
第5類は衝撃や摩擦だけでも反応します。ほかの類と同じ容器に入れて触れ合わせるのは特に危険です。
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第5類の物品は、種類によっては水で湿らせた状態で運ぶなど、追加の決まりがあるものもあります。
第1類の危険物(アルカリ金属の過酸化物を除く)の運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「火気・衝撃注意」および「可燃物接触注意」
- 「火気厳禁」のみ
- 「空気接触厳禁」
- 「禁水」のみ
- 表示は不要
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正解 1「火気・衝撃注意」および「可燃物接触注意」
第1類は加熱・衝撃で分解して酸素を出し、可燃物と混ざると激しく燃えます。その2つを注意事項にしています。
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アルカリ金属の過酸化物はこれに「禁水」が加わります。水と反応して発熱するためです。
アルカリ金属の過酸化物の運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「衝撃注意」のみ
- 「空気接触厳禁」
- 「火気厳禁」のみ
- 「火気・衝撃注意」「可燃物接触注意」および「禁水」
- 「可燃物接触注意」のみ
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正解 4「火気・衝撃注意」「可燃物接触注意」および「禁水」
第1類共通の2つに加えて「禁水」が付きます。水と反応して発熱し、酸素を出すためです。
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同じ第1類でも表示が変わります。物質のどの性質が危ないかで決まります。
危険等級Ⅰに区分される第1類の危険物として、正しいものはどれか。
- 第一種酸化性固体の性状を有するもの
- 危険等級の区分はない
- 第二種酸化性固体
- 第三種酸化性固体
- 第1類すべて
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正解 1第一種酸化性固体の性状を有するもの
危険性が高いものほど等級が上がります。第1類では第一種酸化性固体が危険等級Ⅰです。
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第二種酸化性固体は危険等級Ⅱ、第三種はⅢです。指定数量の区分と対応しています。
アルカリ金属の過酸化物の火災に適応する消火設備として、正しいものはどれか。
- スプリンクラー設備
- 炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備
- 泡消火設備
- 水噴霧消火設備
- 屋内消火栓設備
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正解 2炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備
水と反応してしまうので、水系の消火設備は使えません。炭酸水素塩類等の粉末が適応します。
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同じ第1類でも、その他のものには屋内消火栓・スプリンクラー・水噴霧・泡が適応します。
第1類の品名として、消防法が挙げているものはどれか。
- 過塩素酸
- 過酸化水素
- 有機過酸化物
- 硫化りん
- 過マンガン酸塩類
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正解 5過マンガン酸塩類
過マンガン酸塩類は第1類です。名前の似た過酸化水素と過塩素酸は第6類、有機過酸化物は第5類、硫化りんは第2類です。
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「過」がつく物質は類がばらけます。塩類なら第1類、と押さえると整理しやすくなります。
第1類の品名として、消防法が挙げていないものはどれか。
- 臭素酸塩類
- 亜塩素酸塩類
- ニトロ化合物
- 塩素酸塩類
- よう素酸塩類
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正解 3ニトロ化合物
ニトロ化合物は第5類(自己反応性物質)です。第1類は「◯◯酸塩類」と無機過酸化物が中心です。
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第1類の9つの品名を順に挙げられるようにしておくと、判別が速くなります。
第1類の危険物の貯蔵・取扱いで避けるべきものとして、政令が挙げていないものはどれか。
- 衝撃・摩擦
- 過熱
- 空気との接触
- 可燃物との接触
- 分解を促す物品との接近
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正解 3空気との接触
空気との接触を避けるのは第3類の自然発火性物品です。第1類にその定めはありません。
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類ごとに避けるものが違います。混ぜて覚えると引っかかります。
第2種酸化性固体の指定数量として、正しいものはどれか。
- 100kg
- 50kg
- 500kg
- 300kg
- 1,000kg
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正解 4300kg
第1類は第1種50kg・第2種300kg・第3種1,000kgの3段階です。
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危険性の高い順に少ない量で規制がかかります。数字と種別の対応を覚えます。
消防法における「固体」の定義として、正しいものはどれか。
- 液体または気体以外のもの
- 手で持てるもの
- 1気圧・20℃で気体状のもの
- 1気圧・20℃で液状のもの
- 形が変わらないもの
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正解 1液体または気体以外のもの
固体は「液体でも気体でもないもの」と引き算で定義されます。液体は20℃で液状、気体は20℃で気体状のものです。
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20℃を超え40℃以下で液状になるものも液体に含まれます。境目の温度が決まっています。
運搬時の混載について、規則が定めているものはどれか。
- 同じ車両なら自由である
- 液体どうしなら自由である
- 類を異にする危険物どうしで、混載を禁止される組合せが定められている
- 制限はない
- すべての組合せが禁止される
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正解 3類を異にする危険物どうしで、混載を禁止される組合せが定められている
反応してしまう組合せだけが禁止されます。すべてが禁止されるわけでも、自由でもありません。
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高圧ガスとの混載も原則として禁止されます。危険物どうしだけの話ではありません。
指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合の措置として、政令が定めているものはどれか。
- 標識は不要である
- 車両に標識を掲げる
- 夜間のみ運搬する
- 速度を制限する
- 2人以上で運搬する
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正解 2車両に標識を掲げる
何を運んでいるかが外から分かるようにします。事故のときの初動が変わるためです。
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あわせて、その危険物に適応する消火設備を備えることも定められています。
危険物の運搬中に危険物が著しく漏れるなど、災害が発生するおそれがある場合の措置として、政令が定めているものはどれか。
- 荷を捨てる
- 翌日に報告する
- 何もしなくてよい
- そのまま運搬を続ける
- 災害を防止するための応急の措置を講じ、消防機関等に通報する
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正解 5災害を防止するための応急の措置を講じ、消防機関等に通報する
運搬中でも、危険な状態になったらその場で応急の措置をとり、通報します。
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運搬容器が著しく摩擦や動揺を起こさないように運ぶこと、一時停止は安全な場所を選ぶことも定められています。
第2類のうち鉄粉・金属粉・マグネシウムの運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「衝撃注意」
- 「火気厳禁」のみ
- 「可燃物接触注意」
- 「火気注意」のみ
- 「火気注意」および「禁水」
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正解 5「火気注意」および「禁水」
燃えやすいことに加えて、水と反応して水素を出す危険があります。だから2つを表示します。
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引火性固体は「火気厳禁」、その他の第2類は「火気注意」です。同じ類でも3通りに分かれます。
引火性固体の運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「火気注意」
- 「衝撃注意」
- 「禁水」
- 「可燃物接触注意」
- 「火気厳禁」
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正解 5「火気厳禁」
引火性固体は蒸気を出して引火します。火気は「注意」ではなく「厳禁」です。
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第4類(引火性液体)も「火気厳禁」です。蒸気が出るものは厳禁になる、と覚えます。
危険等級Ⅱに区分される第2類の危険物として、正しいものはどれか。
- 第二種可燃性固体
- 引火性固体
- 鉄粉
- 硫化りん・赤りん・硫黄
- 第2類すべて
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正解 4硫化りん・赤りん・硫黄
第2類には危険等級Ⅰがなく、Ⅱから始まります。硫化りん・赤りん・硫黄と第一種可燃性固体がⅡです。
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鉄粉・第二種可燃性固体・引火性固体は危険等級Ⅲです。指定数量の大小と対応しています。
鉄粉・金属粉・マグネシウムの火災に適応する消火設備として、正しいものはどれか。
- 水噴霧消火設備
- 炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備
- 泡消火設備
- スプリンクラー設備
- 屋内消火栓設備
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正解 2炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備
水と反応して水素を出すため、水系は使えません。炭酸水素塩類等の粉末が適応します。
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同じ第2類でも、引火性固体やその他のものには水系や泡が適応します。
第2類の品名として、消防法が挙げているものはどれか。
- マグネシウム
- 黄りん
- ナトリウム
- カリウム
- アルキルアルミニウム
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正解 1マグネシウム
マグネシウムは第2類です。カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・黄りんはいずれも第3類です。
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金属の名前が出てきたら、燃える側(第2類)か水と反応する側(第3類)かを見分けます。
消防法別表第一の備考について、正しいものはどれか。
- 試験をしないと判定できない
- 硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉は、可燃性固体の性状を示すものとみなされる
- 第1類にだけみなし規定がある
- すべての物品がみなされる
- みなし規定はない
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正解 2硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉は、可燃性固体の性状を示すものとみなされる
これらは危険性がはっきりしているので、試験をするまでもなく第2類として扱われます。
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第3類でも、カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りんに同じみなし規定があります。
引火性固体の貯蔵・取扱いについて、政令が定めているものはどれか。
- 日光を避けること
- みだりに蒸気を発生させないこと
- 衝撃を避けること
- 水との接触を避けること
- 空気との接触を避けること
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正解 2みだりに蒸気を発生させないこと
引火性固体は蒸気が出て引火します。だから蒸気を出さないことが基準になります。
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同じ第2類でも、鉄粉・金属粉・マグネシウムは水や酸との接触を避けます。物質で条件が変わります。
引火性固体の指定数量として、正しいものはどれか。
- 100kg
- 500kg
- 2,000kg
- 1,000kg
- 50kg
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正解 41,000kg
第2類の中でいちばん大きい数字です。そのぶん危険性が低いと判断されています。
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硫化りん・赤りん・硫黄・第一種可燃性固体は100kg、鉄粉・第二種可燃性固体は500kgです。
消防法における「可燃性固体」の定義として、正しいものはどれか。
- 液体であって着火するもの
- 固体であって、火炎による着火の危険性を判断する試験、または引火の危険性を判断する試験で定められた性状を示すもの
- 固体であって酸化力を示すもの
- 空気中で発火する固体
- 水と反応する固体
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正解 2固体であって、火炎による着火の危険性を判断する試験、または引火の危険性を判断する試験で定められた性状を示すもの
着火のしやすさか、引火のしやすさか。どちらかの試験で判定されます。
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酸化力で判定されるのは第1類(酸化性固体)です。同じ固体でも見る性質が違います。
消防法における「鉄粉」の扱いとして、正しいものはどれか。
- 粒度は関係ない
- 鉄の塊も含む
- 第3類に分類される
- 鉄の粉をいうが、粒度等を勘案して総務省令で定めるものは除かれる
- すべての鉄の粉が該当する
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正解 4鉄の粉をいうが、粒度等を勘案して総務省令で定めるものは除かれる
細かい粉ほど燃えやすくなります。だから一定より粗いものは危険物から外れます。
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マグネシウムも、形状等を勘案して総務省令で定めるものが除かれます。形と大きさが危険性を左右します。
指定数量以上の危険物を車両で運搬する際、積替・休憩・故障などで一時停止させるときの措置として、政令が定めているものはどれか。
- 荷を降ろす
- どこに止めてもよい
- 必ず消防署の前に止める
- エンジンをかけたままにする
- 安全な場所を選び、運搬する危険物の保安に注意する
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正解 5安全な場所を選び、運搬する危険物の保安に注意する
止まっている間も危険物は危険物のままです。場所選びと見張りが求められます。
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あわせて、その危険物に適応する消火設備を備えることも定められています。
危険物と高圧ガスの混載について、規則が定めているものはどれか。
- 定めはない
- 自由に混載できる
- 同じ類なら混載できる
- 量が少なければ混載できる
- 原則として混載できない
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正解 5原則として混載できない
高圧ガスは容器が破損すると急激に噴出します。危険物と一緒に運ぶのは原則禁止です。
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告示で定めるものは例外になります。「原則禁止+例外あり」という形です。
自然発火性物品の運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「空気接触厳禁」および「火気厳禁」
- 「可燃物接触注意」
- 「火気注意」のみ
- 「衝撃注意」
- 「禁水」のみ
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正解 1「空気接触厳禁」および「火気厳禁」
空気に触れるだけで発火するので、空気を断つことと火気を遠ざけることの両方を表示します。
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禁水性物品は「禁水」です。同じ第3類でも、危ない相手が空気か水かで表示が変わります。
禁水性物品の運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「禁水」
- 「火気注意」
- 「衝撃注意」
- 「空気接触厳禁」
- 「可燃物接触注意」
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正解 1「禁水」
水と接触すると発火したり可燃性ガスを出したりします。だから「禁水」です。
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カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウムは禁水性物品に含まれます。
危険等級Ⅰに区分される第3類の危険物として、正しいものはどれか。
- 第三種のもの
- 区分はない
- カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りん
- 第二種のもの
- 第3類すべて
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正解 3カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りん
とくに危険性の高いものが名指しで挙げられています。第一種自然発火性物質及び禁水性物質も同じ等級です。
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指定数量も10kg(黄りんは20kg)と小さく、危険等級と指定数量はおおむね対応しています。
禁水性物品の火災に適応する消火設備として、正しいものはどれか。
- 炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備
- 屋内消火栓設備
- スプリンクラー設備
- 泡消火設備
- 水噴霧消火設備
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正解 1炭酸水素塩類等を使用する粉末消火設備
水と反応するため水系はすべて使えません。炭酸水素塩類等の粉末が適応します。
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第3類のその他のものには水系が適応します。禁水性かどうかで消火方法が正反対になります。
第3類の品名として、消防法が挙げていないものはどれか。
- 黄りん
- 金属の水素化物
- 赤りん
- カルシウムまたはアルミニウムの炭化物
- 金属のりん化物
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正解 3赤りん
赤りんは第2類です。同じ「りん」でも、黄りんは第3類、赤りんは第2類と分かれます。
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第3類にはほかに、アルカリ金属(カリウム・ナトリウムを除く)およびアルカリ土類金属、有機金属化合物があります。
第3類の危険物のうち、試験によらず自然発火性・禁水性の性状を示すものとみなされるものはどれか。
- 有機金属化合物
- カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りん
- 金属の水素化物
- 金属のりん化物
- すべての第3類
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正解 2カリウム・ナトリウム・アルキルアルミニウム・アルキルリチウム・黄りん
危険性がはっきりしているので、試験をするまでもなく第3類として扱われます。
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第2類でも硫化りん・赤りん・硫黄・鉄粉に同じ扱いがあります。よく問われるポイントです。
黄りんの指定数量として、正しいものはどれか。
- 100kg
- 20kg
- 10kg
- 300kg
- 50kg
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正解 220kg
黄りんだけ20kgという独自の数字です。カリウム・ナトリウム等は10kgです。
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第二種は50kg、第三種は300kgです。第3類は4段階に分かれます。
第3類の危険物の状態について、正しいものはどれか。
- 固体または液体のどちらもある
- 液体だけである
- 固体だけである
- 気体だけである
- 状態の定めはない
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正解 1固体または液体のどちらもある
第1類は固体、第4類は液体と決まっていますが、第3類は固体でも液体でもかまいません。
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第5類(自己反応性物質)も同じく固体または液体です。状態が決まっていない類は2つあります。
禁水性物品または第4類の危険物の貯蔵倉庫の床について、政令が定めているものはどれか。
- 傾斜を付けるだけでよい
- 定めはない
- 土間のままとする
- 水はけをよくする
- 床面に水が浸入せず、浸透もしない構造とする
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正解 5床面に水が浸入せず、浸透もしない構造とする
水が入ってくること自体を防ぐ構造にします。水と反応する物品を守るためです。
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液状の危険物では、浸透しない構造にしたうえで傾斜と貯留設備を設けます。目的が逆です。
第3類の貯蔵・取扱いについて、政令が定めているものはどれか。
- 定めはない
- どちらも空気だけを避ける
- 衝撃だけを避ける
- 自然発火性物品は空気との接触を、禁水性物品は水との接触を避ける
- どちらも水だけを避ける
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正解 4自然発火性物品は空気との接触を、禁水性物品は水との接触を避ける
同じ第3類でも、避けるべき相手が違います。物品ごとに条件が分かれています。
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自然発火性物品には、炎・火花・高温体との接近や過熱を避けることも定められています。
カリウムやナトリウムを石油の中で保存する理由として、正しいものはどれか。
- 空気や水分と触れさせないため
- 冷やすため
- 重くするため
- 色を保つため
- 溶かすため
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正解 1空気や水分と触れさせないため
これらは空気中の水分とも反応します。石油の中に沈めることで、空気と水の両方から遮断します。
関連知識・ひっかけを読む
黄りんは逆に水中で保存します。同じ第3類でも、何を避けるかで保護のしかたが変わります。
カリウムやナトリウムの火災に使ってはならない消火剤として、正しいものはどれか。
- 乾燥砂
- 水・泡・強化液などの水系消火剤
- 膨張真珠岩
- 炭酸水素塩類等の粉末
- 膨張ひる石
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正解 2水・泡・強化液などの水系消火剤
水と反応して水素を出し、爆発的に燃えます。水系はすべて使えません。
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乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩などで覆って空気を断ちます。
第5類の危険物の運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「禁水」のみ
- 「空気接触厳禁」
- 「火気注意」のみ
- 「可燃物接触注意」のみ
- 「火気厳禁」および「衝撃注意」
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正解 5「火気厳禁」および「衝撃注意」
熱でも衝撃でも反応します。だから両方を表示します。
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第1類は「火気・衝撃注意」+「可燃物接触注意」です。似ていますが、第5類には可燃物の注意がありません。自分で燃えるからです。
危険等級Ⅰに区分される第5類の危険物として、正しいものはどれか。
- 第二種自己反応性物質
- 第5類すべて
- 区分はない
- 第一種自己反応性物質の性状を有するもの
- 有機過酸化物だけ
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正解 4第一種自己反応性物質の性状を有するもの
第一種のほうが危険性が高く、指定数量も10kgと少なくなっています。
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第二種は危険等級Ⅱで、指定数量は100kgです。2段階しかないので覚えやすい類です。
第5類の危険物の火災に適応する消火設備として、正しいものはどれか。
- 適応する設備はない
- ハロゲン化物消火設備
- 屋内消火栓設備や水噴霧消火設備などの水系
- 炭酸水素塩類等の粉末消火設備
- 不活性ガス消火設備
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正解 3屋内消火栓設備や水噴霧消火設備などの水系
自分の中に酸素を持っているので窒息消火は効きません。水系で冷やして分解を止めます。
関連知識・ひっかけを読む
不活性ガスやハロゲン化物は第5類には適応しません。酸素を断つ方式が効かないためです。
第5類の品名として、消防法が挙げていないものはどれか。
- アゾ化合物
- ヒドロキシルアミン
- 硝酸エステル類
- 有機過酸化物
- 過酸化水素
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正解 5過酸化水素
過酸化水素は第6類(酸化性液体)です。有機過酸化物は第5類なので、名前が紛らわしくなっています。
関連知識・ひっかけを読む
「有機」が付くかどうかで類が変わります。名前の一部だけで判断すると間違えます。
第5類の品名として、消防法が挙げているものはどれか。
- 過塩素酸
- ヒドラジンそのもの
- 硝酸
- 塩素酸塩類
- ヒドラジンの誘導体
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正解 5ヒドラジンの誘導体
第5類に挙げられているのはヒドラジンの誘導体です。過塩素酸と硝酸は第6類、塩素酸塩類は第1類です。
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ほかにニトロソ化合物・ジアゾ化合物・ヒドロキシルアミン塩類などがあります。
第5類の爆発の危険性を判断するための試験について、政令が定めているものはどれか。
- 落球式打撃感度試験
- 燃焼試験
- 2・4−ジニトロトルエンおよび過酸化ベンゾイルを標準物質とする熱分析試験
- 水との反応性試験
- 引火点測定試験
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正解 32・4−ジニトロトルエンおよび過酸化ベンゾイルを標準物質とする熱分析試験
標準になる物質と比べて、発熱の始まる温度と発熱量を調べます。
関連知識・ひっかけを読む
加熱分解の激しさは、孔径1mmのオリフィス板を用いた圧力容器試験で判定します。破裂板が破れるかどうかを見ます。
第二種自己反応性物質の指定数量として、正しいものはどれか。
- 50kg
- 100kg
- 1,000kg
- 300kg
- 10kg
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正解 2100kg
第一種が10kg、第二種が100kgです。第5類はこの2つだけです。
関連知識・ひっかけを読む
第1類(3段階)や第3類(4段階)に比べると段階が少なく、覚えやすい類です。
第5類の貯蔵・取扱いで避けるべきものとして、政令が挙げていないものはどれか。
- 摩擦
- 衝撃
- 炎・火花・高温体との接近
- 可燃物との接触
- 過熱
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正解 4可燃物との接触
第5類は自分で燃えるので、可燃物と離す意味がありません。だから条文にも書かれていません。
関連知識・ひっかけを読む
第1類と第6類には可燃物との接触を避ける定めがあります。燃やす側か燃える側かで変わります。
第5類の有機過酸化物を含有するもののうち、危険物から除かれるものについて正しいものはどれか。
- 液体はすべて除かれる
- すべて危険物である
- 除外の定めはない
- 不活性の固体を含有するもので、総務省令で定めるものは除かれる
- 含有量に関係なく除かれる
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正解 4不活性の固体を含有するもので、総務省令で定めるものは除かれる
不活性な固体で薄めると危険性が下がります。一定の条件を満たすものは危険物から外れます。
関連知識・ひっかけを読む
過酸化ベンゾイルの含有量が35.5%未満でんぷん粉等との混合物など、具体的に定められています。
第5類の危険物の状態について、正しいものはどれか。
- 固体または液体のどちらもある
- 定めはない
- 固体だけである
- 気体だけである
- 液体だけである
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正解 1固体または液体のどちらもある
第5類は状態が決まっていません。固体のものも液体のものもあります。
関連知識・ひっかけを読む
第3類も同じく固体または液体です。状態で決まらない類は第3類と第5類の2つです。
第5類の危険物の火災で、窒息消火が効かない理由として、正しいものはどれか。
- 燃えないため
- 温度が低いため
- 蒸気を出さないため
- 水に溶けるため
- 分子の中に酸素を含むものが多く、外から酸素を断っても燃焼が続くため
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正解 5分子の中に酸素を含むものが多く、外から酸素を断っても燃焼が続くため
自分で酸素を供給できるので、空気を遮断しても止まりません。だから冷やすしかありません。
関連知識・ひっかけを読む
第1類も分解して酸素を出すため、同じ理由で冷却が基本になります。
第6類の危険物の運搬容器に表示する注意事項として、正しいものはどれか。
- 「空気接触厳禁」
- 「衝撃注意」
- 「火気厳禁」
- 「可燃物接触注意」
- 「禁水」
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正解 4「可燃物接触注意」
第6類はそれ自体燃えません。危ないのは可燃物と混ざったときなので、その1点を表示します。
関連知識・ひっかけを読む
第1類は「火気・衝撃注意」も加わります。第6類には衝撃の注意がありません。
第6類の危険物の危険等級として、正しいものはどれか。
- すべて危険等級Ⅰ
- すべて危険等級Ⅲ
- すべて危険等級Ⅱ
- 3段階に分かれる
- 2段階に分かれる
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正解 1すべて危険等級Ⅰ
第6類は種別に分かれておらず、まとめて危険等級Ⅰです。
関連知識・ひっかけを読む
指定数量も300kgの1本値です。区分がない点でほかの類と違います。
第6類の危険物の火災に適応する消火設備として、正しいものはどれか。
- ハロゲン化物消火設備
- 適応する設備はない
- 屋内消火栓設備や水噴霧消火設備などの水系
- 不活性ガス消火設備
- 炭酸水素塩類等の粉末消火設備
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正解 3屋内消火栓設備や水噴霧消火設備などの水系
燃えているのは周囲の可燃物です。水系で冷やしながら酸化性液体を薄めます。
関連知識・ひっかけを読む
不活性ガスやハロゲン化物は第6類には適応しません。粉末はりん酸塩類等のものだけが適応します。
第6類の酸化力の潜在的な危険性を判断するための試験について、政令が定めているものはどれか。
- 熱分析試験
- 硝酸の90%水溶液と木粉の混合物との燃焼時間を比較する試験
- 引火点測定試験
- 水との反応性試験
- 落球式打撃感度試験
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正解 2硝酸の90%水溶液と木粉の混合物との燃焼時間を比較する試験
基準となる硝酸の混合物と、試験物品の混合物で燃焼時間を比べます。等しいか短ければ酸化性液体です。
関連知識・ひっかけを読む
第1類(酸化性固体)は臭素酸カリウムを標準とする燃焼試験などで判定します。基準物質が違います。
第6類の品名として、消防法が挙げていないものはどれか。
- 過塩素酸
- 硝酸
- 過酸化水素
- 政令で定めるもの
- 過酸化ベンゾイル
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正解 5過酸化ベンゾイル
過酸化ベンゾイルは有機過酸化物なので第5類です。第6類は無機の酸化性液体が中心です。
関連知識・ひっかけを読む
「過酸化」がつく名前でも、有機か無機かで類が変わります。過酸化水素は第6類、有機過酸化物は第5類です。
第6類の危険物の状態について、正しいものはどれか。
- 固体に限られる
- 液体に限られる
- 定めはない
- 固体でも液体でもよい
- 気体である
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正解 2液体に限られる
酸化性「液体」なので、液体に限られます。同じ酸化性でも固体なら第1類です。
関連知識・ひっかけを読む
状態が決まっていないのは第3類と第5類だけです。ほかの類は固体か液体かが決まっています。
第6類の貯蔵・取扱いで避けるべきものとして、政令が挙げていないものはどれか。
- 分解を促す物品との接近
- 過熱
- 可燃物との接触
- 可燃物との混合
- 衝撃・摩擦
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正解 5衝撃・摩擦
衝撃・摩擦を避ける定めがあるのは第1類と第5類です。第6類にはありません。
関連知識・ひっかけを読む
第1類は第6類の条件に衝撃・摩擦が加わります。似た2つの類の違いとしてよく問われます。
第6類の危険物の火災で、窒息消火が効きにくい理由として、正しいものはどれか。
- 酸化性液体そのものが酸素を供給するため
- 燃えないため
- 蒸気を出さないため
- 温度が低いため
- 水に溶けるため
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正解 1酸化性液体そのものが酸素を供給するため
外から酸素を断っても、酸化性液体が酸素を出し続けます。だから窒息では止まりません。
関連知識・ひっかけを読む
第1類と第5類も同じ理由で冷却が基本になります。「自前の酸素があるか」で消火法が決まります。
第6類の危険物と混載するときに、とくに注意が要る相手として正しいものはどれか。
- 不燃性の物品
- 砂
- 可燃性の第2類や第4類の危険物
- 同じ第6類の危険物
- 水
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正解 3可燃性の第2類や第4類の危険物
第6類は燃やす側です。燃える側と一緒にすると、事故のときに激しく反応します。
関連知識・ひっかけを読む
混載できない組合せは規則の別表で定められています。「酸化する側」と「燃える側」を離すのが基本の考え方です。
液体の危険物を運搬容器に収納するときの空間容積について、規則が定めているものはどれか。
- 55℃の温度において漏れないよう、十分な空間容積を有すること
- 100℃で漏れなければよい
- 容積の定めはない
- 空間は不要である
- 20℃で漏れなければよい
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正解 155℃の温度において漏れないよう、十分な空間容積を有すること
運搬中に日射などで温まると液体は膨張します。その分の余裕を55℃を基準に確保します。
関連知識・ひっかけを読む
収納率は内容積の98%以下です。空間容積と収納率はセットの決まりです。
指定数量以上の危険物を車両で運搬する場合に備える消火設備について、政令が定めているものはどれか。
- その危険物に適応する消火設備を備える
- 水だけを備える
- 消火器はどれでもよい
- 運転者が携帯すればよい
- 消火設備は不要である
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正解 1その危険物に適応する消火設備を備える
類によって効く消火剤が違うので、その危険物に合ったものを備えます。
関連知識・ひっかけを読む
第6類なら水系、第3類の禁水性物品なら乾燥砂というように、中身で変わります。
運搬容器の外部に行う表示として、規則が定めているものはどれか。
- 会社名
- 品名だけ
- 危険物の品名・危険等級・化学名、および数量
- 数量だけ
- 表示は不要
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正解 3危険物の品名・危険等級・化学名、および数量
何がどれだけ入っているかを、外から分かるようにします。事故のときの対応が変わります。
関連知識・ひっかけを読む
第4類のうち水溶性のものには「水溶性」も表示します。あわせて類ごとの注意事項も書きます。
第4類の危険物のうち、第四石油類と動植物油類の指定数量の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 第四石油類 2,000L ― 動植物油類 4,000L
- 第四石油類 10,000L ― 動植物油類 20,000L
- 第四石油類 6,000L ― 動植物油類 10,000L
- 第四石油類 6,000L ― 動植物油類 6,000L
- 第四石油類 4,000L ― 動植物油類 6,000L
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正解 3第四石油類 6,000L ― 動植物油類 10,000L
第4類は危険性が低い区分ほど指定数量が大きくなります。第三石油類(非水溶性)2,000Lの次は、第四石油類(ギヤー油・シリンダー油など)が6,000L、動植物油類(動物の脂肉や植物の種子・果肉から抽出した油)が10,000Lで、第4類の中で最大です。
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第4類の指定数量は特殊引火物50L → 第一石油類200L(水溶性400L)→ アルコール類400L → 第二石油類1,000L(水溶性2,000L)→ 第三石油類2,000L(水溶性4,000L)→ 第四石油類6,000L → 動植物油類10,000Lと段階的に増えます。「危険性が高いほど少ない量で規制がかかる」という向きで覚えると、数字の大小を間違えません。
政令別表第三の備考における「水溶性液体」の定義として、正しいものはどれか。
- 一気圧において、温度20度で純水と等しい比重をもつもの
- 一気圧において、温度20度で同容量の純水と緩やかにかき混ぜた場合に、流動がおさまった後も混合液が均一な外観を維持するもの
- 一気圧において、温度20度で同容量の純水と激しくかき混ぜた場合に、水と分離しないもの
- 水に溶ける性質があると製造者が表示したもの
- 一気圧において、温度25度で純水に少しでも溶けるもの
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正解 2一気圧において、温度20度で同容量の純水と緩やかにかき混ぜた場合に、流動がおさまった後も混合液が均一な外観を維持するもの
「同じ量の水と混ぜて、落ち着いた後も見た目が均一なまま」が水溶性液体です。条件は一気圧・20度・同容量・緩やかにかき混ぜる、の4点で、単に「少し溶ける」だけでは水溶性液体になりません。非水溶性液体は「水溶性液体以外のもの」と定義されています。
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この区分で指定数量が変わります。第一石油類・第二石油類・第三石油類は水溶性液体のほうが非水溶性液体の2倍の指定数量です(例:アセトンなど水溶性の第一石油類は400L)。水に溶けるので大量の水で薄めやすく、火災の危険が相対的に低いという考え方です。運搬容器の表示にも「水溶性」の文字が加わります。
第4類の危険物のうち、政令別表第三で「非水溶性液体」と「水溶性液体」とに分けて指定数量が定められている品名の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- アルコール類、第二石油類、第三石油類
- 第4類のすべての品名
- 第一石油類、第二石油類、第三石油類、第四石油類
- 特殊引火物、第一石油類、アルコール類
- 第一石油類、第二石油類、第三石油類
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正解 5第一石油類、第二石油類、第三石油類
別表第三で水溶性・非水溶性の区分があるのは、第一石油類(200L/400L)、第二石油類(1,000L/2,000L)、第三石油類(2,000L/4,000L)の3つだけです。特殊引火物(50L)、アルコール類(400L)、第四石油類(6,000L)、動植物油類(10,000L)は1つの数字しかありません。
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アルコール類には水溶性・非水溶性の区分がなく、400Lの1本値です。指定数量の倍数を計算する問題では、アセトンのような水溶性の第一石油類を非水溶性の200Lで割ってしまう誤りが起こりやすいので、品名と性質の両方を確かめてから計算します。
第4類の危険物の危険等級の区分として、正しいものはどれか。
- 第4類の危険物はすべて危険等級Ⅱ
- 特殊引火物と第一石油類が危険等級Ⅰ、アルコール類と第二石油類が危険等級Ⅱ、その他が危険等級Ⅲ
- 特殊引火物が危険等級Ⅰ、第一石油類とアルコール類が危険等級Ⅱ、その他が危険等級Ⅲ
- 特殊引火物と第一石油類が危険等級Ⅰ、その他はすべて危険等級Ⅲ
- 特殊引火物が危険等級Ⅰ、その他はすべて危険等級Ⅱ
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正解 3特殊引火物が危険等級Ⅰ、第一石油類とアルコール類が危険等級Ⅱ、その他が危険等級Ⅲ
危険等級は運搬容器の基準や表示に使う区分で、危険性の高い順にⅠ・Ⅱ・Ⅲです。第4類では特殊引火物だけがⅠ、第一石油類とアルコール類がⅡ、第二石油類・第三石油類・第四石油類・動植物油類がⅢです。指定数量が小さいものほど等級が上という対応になっています。
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運搬容器の外部には品名や数量とともに危険等級を表示します。また、第一類・第二類・第四類の危険物で危険等級Ⅰ以外のものは、最大容積500mL以下の運搬容器なら通称名と同じ意味の他の表示で代えることができます(規則第44条第2項)。ここで「危険等級Ⅰを除く」とあるので、特殊引火物は小さな容器でも省略できません。
第4類の危険物の火災に適応する消火設備として、政令別表第五で○印が付けられているものはどれか。
- 屋外消火栓設備
- 屋内消火栓設備
- 水バケツ又は水槽
- 水噴霧消火設備
- スプリンクラー設備
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正解 4水噴霧消火設備
同じ水を使う設備でも、棒状に大量の水を出す消火栓やスプリンクラー、水バケツは第4類には不適応です。油が水に浮いて燃え広がるためです。いっぽう水噴霧消火設備は水を細かい霧にして放射し、冷却と窒息の両方で消すので、第4類にも○が付いています。
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第4類に適応する消火設備は、水蒸気又は水噴霧、泡、不活性ガス、ハロゲン化物、粉末(りん酸塩類等又は炭酸水素塩類等を使用するもの)の各消火設備と、霧状の強化液・泡・二酸化炭素・ハロゲン化物・粉末(同じくりん酸塩類等又は炭酸水素塩類等)を放射する消火器、それに乾燥砂と膨張ひる石・膨張真珠岩です。粉末のうち「その他のもの」は金属火災向けで、第4類には○が付いていません。「水噴霧は○だが霧状の水を放射する消火器は×」という組み合わせがひっかけに使われます。
第5種の消火設備のうち、第4類の危険物の火災に適応するものとして、政令別表第五で定められているものはどれか。
- 乾燥砂
- 水バケツ
- 棒状の強化液を放射する小型消火器
- 棒状の水を放射する小型消火器
- 水槽
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正解 1乾燥砂
乾燥砂と膨張ひる石・膨張真珠岩は、燃えている液面を覆って空気を断つ消火法なので、第4類を含むすべての類に適応します。水バケツ・水槽・棒状の水・棒状の強化液は、油面に注ぐと油が流れ広がるため第4類には○が付いていません。
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強化液は「棒状」なら×、「霧状」なら○と、放射の形で適応が変わります。第4類の火災に水系を使うなら霧状に限られる、と覚えておきます。乾燥砂は電気設備と建築物には○が付いていないことも、別表第五で確かめておきましょう。
電気設備の火災に対して、政令別表第五で適応する消火設備とされていないものはどれか。
- りん酸塩類等を使用する粉末消火設備
- 水噴霧消火設備
- 泡消火設備
- 不活性ガス消火設備
- 霧状の水を放射する消火器
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正解 3泡消火設備
泡消火剤は水を含んでいて電気を通しやすく、感電や機器の損傷につながるため、電気設備には○が付いていません。水でも霧状なら通電しにくいので、水噴霧消火設備と霧状の水を放射する消火器は電気設備に適応します。不活性ガス・ハロゲン化物・粉末(りん酸塩類等、炭酸水素塩類等)も電気設備に○です。
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第4類の危険物と電気設備を比べると、泡は「第4類○・電気×」、霧状の水は「第4類×・電気○」と逆になります。棒状の水・棒状の強化液・水バケツ・乾燥砂・膨張ひる石は電気設備に○がありません。ガソリンスタンドの電気設備の火災を想定した出題では、この表の読み分けが得点差になります。
消火設備の区分(第1種から第5種)と設備の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 第1種 ― 泡消火設備
- 第2種 ― スプリンクラー設備
- 第3種 ― 大型消火器
- 第5種 ― 屋内消火栓設備
- 第4種 ― 小型消火器
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正解 2第2種 ― スプリンクラー設備
政令別表第五は消火設備を5つに区分しています。第1種は屋内消火栓設備・屋外消火栓設備、第2種はスプリンクラー設備、第3種は水蒸気・水噴霧・泡・不活性ガス・ハロゲン化物・粉末の各消火設備、第4種は大型消火器、第5種は小型消火器と水バケツ・水槽・乾燥砂・膨張ひる石・膨張真珠岩です。
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製造所等は規模や危険物の量に応じて、著しく消火が困難なものは第1〜3種のいずれか+第4種+第5種、消火が困難なものは第4種+第5種、それ以外は第5種を設けます。第4種と第5種の違いは消火器の「大型か小型か」だけなので、備考の定義もあわせて押さえます。
移動タンク貯蔵所(タンクローリー)における危険物の取扱いの基準として、政令に定められているものはどれか。
- 引火点40度未満の危険物をタンクへ入れているあいだは、移動タンク貯蔵所のエンジン(原動機)を止めておく
- ガソリンを貯蔵していたタンクに灯油を注入するときは、特別な措置は要らない
- 貯蔵タンクへの注入は、注入ホースを注入口に緊結せずに行ってよい
- ガソリンのような静電気を生じやすい液体を上部から注入するときは、注入管の先端を液面より上に保つ
- 移動貯蔵タンクから液体の危険物を容器に詰め替えるときは、引火点が40度未満の第4類の危険物に限って認められる
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正解 1引火点40度未満の危険物をタンクへ入れているあいだは、移動タンク貯蔵所のエンジン(原動機)を止めておく
引火点40度未満(ガソリンなど)は常温で引火性の蒸気を出しているので、注入中はエンジンの火花や熱が着火源にならないよう原動機を止めます。容器への詰替えは原則禁止で、例外的に認められるのは引火点40度以上の第4類(灯油・軽油など)を規則で定める容器に詰め替える場合です。
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静電気対策として、ガソリン・ベンゼンなどを出し入れするときはタンクを接地し、上部から注入するときは注入管の先端をタンクの底部に着けます。ガソリンと灯油・軽油を入れ替えて積むときも静電気等による災害防止の措置が要ります。注入ホースは注入口に緊結するのが原則で、緩めてよいのは規則で定めるタンクへ引火点40度以上の第4類を注入する場合だけです。
第4類の危険物のうち水溶性のものを運搬容器に収納して運搬するとき、容器の外部に表示しなければならない事項の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 品名・危険等級・化学名・「水溶性」・数量・「火気厳禁」
- 品名・危険等級・化学名・「水溶性」・数量・「禁水」
- 品名・化学名・数量・「可燃物接触注意」
- 品名・危険等級・化学名・数量・「火気注意」
- 品名・指定数量の倍数・「水溶性」・「火気厳禁」
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正解 1品名・危険等級・化学名・「水溶性」・数量・「火気厳禁」
運搬容器の表示は、①品名・危険等級・化学名(第4類で水溶性の性状を有するものは「水溶性」も)、②数量、③類ごとの注意事項、の3つです。第4類の注意事項は「火気厳禁」です。水溶性かどうかを容器で示すのは、消火のときに水系の消火剤で薄められるかを判断する手がかりになるからです。
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「火気注意」は第2類(引火性固体を除く)、「禁水」は第1類のアルカリ金属の過酸化物や第3類の禁水性物品、「可燃物接触注意」は第1類・第6類の注意事項です。指定数量の倍数は表示事項ではありません。第4類でも危険等級Ⅰでなければ、最大容積500mL以下の容器では通称名と同じ意味の他の表示で代えられます。
キシレンの性状について、誤っているものはどれか。
- 水には溶けない
- 沸点は水より高い
- 引火点は35℃以下である
- 淡黄色の液体である
- 塗料の溶剤などに使われる
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正解 4淡黄色の液体である
キシレンは無色の液体です。「淡黄色」が誤り。第2石油類(非水溶性)で、引火点はおおむね27〜33℃、沸点は約140℃と水より高く、シンナーや塗料の溶剤に広く使われます。
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第4類の色の問題は「基本は無色」と押さえておけばほぼ対応できます。例外として覚えるのは、ガソリン(オレンジ色に着色)や重油(褐色系)くらいです。
グリセリンの性状として、妥当でないものはどれか。
- 水にもエタノールにも溶ける
- 比重は1より大きい
- 吸湿性がある
- 無色で粘り気のある液体である
- 特有の芳香がある
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正解 5特有の芳香がある
グリセリンは無臭です。「特有の芳香」が誤り。無色で粘稠、吸湿性があり、比重約1.3で水より重く、水やエタノールによく溶ける水溶性の第3石油類です。
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同じ第3石油類でも、ニトロベンゼンには芳香(アーモンド臭)があります。「におい」を入れ替えるひっかけはこの2つの対比で作られがちです。
アセトアルデヒドの性状について、誤っているものはどれか。
- 強い還元性をもつ
- 常温(20℃)でも引火の危険がある
- 熱や光で分解すると、メタンと二酸化炭素を発生する
- 酸化されると酢酸になる
- 水にもエタノールにも任意の割合で溶ける
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正解 3熱や光で分解すると、メタンと二酸化炭素を発生する
アセトアルデヒドが熱や光で分解して生じるのは、メタンと一酸化炭素です。「二酸化炭素」が誤り。酸化すると酢酸になり、還元性が強く、引火点は約−39℃なので常温で容易に引火します。
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アセトアルデヒドは沸点約21℃・燃焼範囲が広い、特殊引火物の中でも危険性の高い物質です。貯蔵時に不活性ガスを封入する、も頻出の正しい記述です。
アセトンの性状について、正しいものはどれか。
- 第2石油類に該当する
- 無色無臭の液体である
- 引火点は常温(20℃)より高い
- 水と任意の割合で混ざり合う
- 水より重い
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正解 4水と任意の割合で混ざり合う
アセトンは第1石油類に分類される水溶性の液体で、水とはどんな割合でも混ざり、アルコールやエーテルにも溶けます。特有の臭気があるので無臭ではなく、水より軽く、引火点は常温よりずっと低いため常温で引火の危険があります。
関連知識・ひっかけを読む
「無臭」とした記述が定番のひっかけです。第1石油類の水溶性液体なので、泡消火剤を使うときは水溶性液体用のものを選びます。
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問題データ最終更新:2026-08-14