合格ドリル > 第二種電気工事士 > 電気機器・配線器具・材料・工具
第二種電気工事士 電気機器・配線器具・材料・工具の練習問題20問
第二種電気工事士の試験科目「電気機器・配線器具・材料・工具」の問題を20問掲載しています。 すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち20問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
▶この科目だけ5問解く(無料・登録不要) 「電気機器・配線器具・材料・工具」から5問・約3分。終わると弱いところが分かります掲載問題(全20問)
選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
合成樹脂管工事に使用するTSカップリングの使用目的として、正しいものはどれか。
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管をアウトレットボックス等に接続する
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管の管端を保護する
- 金属管と硬質ポリ塩化ビニル電線管を接続する
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管どうしを接続する
- 硬質ポリ塩化ビニル電線管と合成樹脂製可とう電線管を接続する
答えと解説を見る
正解 4硬質ポリ塩化ビニル電線管どうしを接続する
管と管をまっすぐつなぐための継手です。専用の接着剤を塗って差し込んで使います。
関連知識・ひっかけを読む
管端の保護にはブッシング、ボックスとの接続にはコネクタを使います。役目が違うので取り違えないようにします。
多数の金属管が集まる場所などで、電線を通しやすくするために用いるものはどれか。
- プルボックス
- エントランスキャップ
- フィクスチュアスタッド
- 分電盤
- スイッチボックス
答えと解説を見る
正解 1プルボックス
管が何本も集まると電線を引っ張り通せなくなります。途中に大きな箱を置いて、そこで引き直せるようにします。
関連知識・ひっかけを読む
分電盤は遮断器を並べる盤、スイッチボックスは点滅器やコンセントを取り付ける箱で、役目が違います。
金属線ぴ工事に使用する金属製線ぴに関する記述として、正しいものはどれか。
- 本体と導体が一体になっていて、照明器具を直接取り付けて使う
- コンクリート床の中に埋め込んで絶縁電線を収める
- 壁などに固定して、絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)を収める
- 地中に直接埋設して電線を保護するのに用いる
- 天井などからつるして、ケーブルを並べて支持するのに用いる
答えと解説を見る
正解 3壁などに固定して、絶縁電線(屋外用ビニル絶縁電線を除く)を収める
壁や天井の表面に取り付けて、中に絶縁電線を通す細長い樋のような材料です。
関連知識・ひっかけを読む
照明器具を直接取り付けられるのはライティングダクト、ケーブルを並べて支えるのはケーブルラックです。
金属管工事に使用するねじなしボックスコネクタに関する記述として、誤っているものはどれか。
- 絶縁ブッシングを取り付けて使用する
- ねじなし電線管との接続では、止めネジの頭部をねじ切らないように締め付ける
- ボンド線を接続するための接地用の端子がある
- ねじなし電線管の端に取り付けて使用する
- ねじなし電線管と金属製アウトレットボックスを接続するのに用いる
答えと解説を見る
正解 2ねじなし電線管との接続では、止めネジの頭部をねじ切らないように締め付ける
止めネジは、頭がねじ切れるまで締め付けるのが正しい使い方です。ねじ切れたところが、決められた力で締まった目印になります。
関連知識・ひっかけを読む
管の切り口で電線を傷めないよう、絶縁ブッシングを付けます。接地用の端子にはボンド線をつなぎます。
低圧屋内配線に使用する600Vビニル絶縁電線(IV)の、絶縁物の最高許容温度[℃]はどれか。
- 45
- 60
- 90
- 75
- 120
答えと解説を見る
正解 260
ビニルは熱に弱く、60℃を超えると絶縁物が傷みます。この温度を超えないように、電線の許容電流が決められています。
関連知識・ひっかけを読む
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形は75℃、600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルは90℃です。
600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(CV)の、絶縁物の最高許容温度[℃]はどれか。
- 75
- 60
- 120
- 90
- 45
答えと解説を見る
正解 490
ポリエチレンを架橋すると熱に強くなります。ビニルの60℃に対して90℃まで使えるので、同じ太さでも多くの電流を流せます。
関連知識・ひっかけを読む
ビニル絶縁は60℃、ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシース(いわゆるエコ電線)は75℃です。
ノックアウトパンチャの用途として、適切なものはどれか。
- 太い電線管を曲げる
- コンクリート壁に穴を開ける
- 電線管の切り口のバリを取る
- 金属製キャビネットに穴を開ける
- 太い電線を圧着して接続する
答えと解説を見る
正解 4金属製キャビネットに穴を開ける
力をかけて鉄板を打ち抜き、電線管を通すための丸い穴を開ける工具です。
関連知識・ひっかけを読む
コンクリートの穴あけは振動ドリル、管を曲げるのはパイプベンダ、バリ取りはリーマや面取器です。
硬質ポリ塩化ビニル電線管の切断と曲げの作業に使う工具の組合せとして、適切なものはどれか。
- 電工ナイフ、圧着工具、トーチランプ
- 電工ナイフ、面取器、パイプベンダ
- 合成樹脂管用カッタ、圧着工具、パイプベンダ
- 合成樹脂管用カッタ、面取器、トーチランプ
- 金切りのこ、リーマ、パイプベンダ
答えと解説を見る
正解 4合成樹脂管用カッタ、面取器、トーチランプ
切るのは合成樹脂管用カッタ、切り口を整えるのが面取器、曲げるのはトーチランプで温めてからです。
関連知識・ひっかけを読む
パイプベンダやリーマは金属管用の工具です。硬質ポリ塩化ビニル電線管には使いません。
一般用低圧三相かご形誘導電動機に関する記述として、誤っているものはどれか。
- 3本の結線のうちいずれか2本を入れ替えると、逆回転する
- 同期速度は電源の周波数に比例する
- 負荷が増えると、回転速度はやや低下する
- 全電圧始動(じか入れ)の始動電流は、全負荷電流の4倍から8倍程度である
- 電源の周波数が60Hzから50Hzに変わると、回転速度は増加する
答えと解説を見る
正解 5電源の周波数が60Hzから50Hzに変わると、回転速度は増加する
回転速度は周波数に比例します。60Hzから50Hzに下がれば、回転速度も下がります。
関連知識・ひっかけを読む
同じ電動機を60Hzの地域から50Hzの地域へ持って行くと、回転速度はおよそ6分の5になります。
極数6の一般用三相かご形誘導電動機を周波数50Hzで使用するとき、最も近い回転速度[min-1]はどれか。
- 500
- 3000
- 1000
- 750
- 1500
答えと解説を見る
正解 31000
同期速度は「120×周波数÷極数」で求めます。120×50÷6=1000です。実際の回転速度は、これよりわずかに遅くなります。
関連知識・ひっかけを読む
極数4なら120×50÷4=1500、極数2なら3000です。極数が増えるほど回転は遅くなります。
低圧三相誘導電動機に低圧進相コンデンサを並列に接続する目的はどれか。
- 始動電流を零にする
- 電源の周波数の変動を防ぐ
- 回路の力率を改善する
- 回転速度の変動を防ぐ
- 電動機の振動を防ぐ
答えと解説を見る
正解 3回路の力率を改善する
電動機はコイルの働きで電流が電圧より遅れます。コンデンサは逆に進ませるので、並列に入れると打ち消し合って力率が良くなります。
関連知識・ひっかけを読む
力率が良くなると、同じ仕事をするのに流れる電流が減り、配線の電力損失も小さくなります。
三相誘導電動機の始動について、全電圧始動(じか入れ始動)と比べたときのスターデルタ始動の特徴として、正しいものはどれか。
- 始動時に巻線に加わる電圧が大きくなる
- 始動時間が短くなる
- 始動電流が小さくなる
- 回転方向が逆になる
- 始動トルクが大きくなる
答えと解説を見る
正解 3始動電流が小さくなる
始動のあいだは巻線をスター結線にして、巻線にかかる電圧を下げます。電圧が下がるぶん、流れ込む始動電流も小さくなります。
関連知識・ひっかけを読む
そのぶん始動トルクも小さくなり、始動に時間がかかります。回転が上がったらデルタ結線に切り替えます。
薄鋼電線管を切断する作業に使う工具として、正しいものはどれか。
- ノックアウトパンチャ
- プリカナイフ
- 張線器
- 羽根ぎり
- 金切りのこ
答えと解説を見る
正解 5金切りのこ
プリカナイフは可とう電線管(プリカチューブ)を切るための工具です。鋼製の電線管は金切りのこで切ります。
関連知識・ひっかけを読む
ノックアウトパンチャは金属製キャビネットの穴あけ、羽根ぎりは木材の穴あけ、張線器は電線のたるみ取りに使います。
ねじなし電線管を曲げる作業に使う工具として、正しいものはどれか。
- パイプレンチ
- リーマ
- パイプベンダ
- ディスクグラインダ
- トーチランプ
答えと解説を見る
正解 3パイプベンダ
金属管を曲げるのはパイプベンダです。名前のとおり、パイプを曲げるための道具です。
関連知識・ひっかけを読む
トーチランプは硬質ポリ塩化ビニル電線管を温めて曲げるとき、パイプレンチは管を回してねじ込むときに使います。
600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形(EM-EEF)の絶縁物の最高許容温度として、正しいものはどれか。
- 105℃
- 75℃
- 120℃
- 90℃
- 60℃
答えと解説を見る
正解 275℃
EM-EEF は75℃です。ビニル(IV・VVF)の60℃より高く、架橋ポリエチレン(CV)の90℃より低い、真ん中の値です。
関連知識・ひっかけを読む
覚えるのは60・75・90の3つだけです。ビニルがいちばん熱に弱く、架橋ポリエチレンがいちばん強くなります。
必要に応じてスターデルタ始動を行う電動機として、正しいものはどれか。
- 直流分巻電動機
- 三相巻線形誘導電動機
- 同期電動機
- 単相誘導電動機
- 一般用三相かご形誘導電動機
答えと解説を見る
正解 5一般用三相かご形誘導電動機
スターデルタ始動は、始動のときだけ巻線をスター結線にして電圧を下げ、始動電流を抑える方法です。三相かご形に使います。
関連知識・ひっかけを読む
巻線形は二次抵抗を入れて始動電流を抑えられるので、スターデルタ始動は使いません。
系統連系型の小出力太陽光発電設備で使われる機器として、正しいものはどれか。
- 調光器
- 低圧進相コンデンサ
- ネオン変圧器
- 自動点滅器
- パワーコンディショナ
答えと解説を見る
正解 5パワーコンディショナ
太陽電池がつくるのは直流です。これを交流に変えて電力会社の系統につなぐのがパワーコンディショナです。
関連知識・ひっかけを読む
調光器は照明の明るさ調整、自動点滅器は暗くなったら点灯させる装置で、太陽光発電とは関係ありません。
組み合わせて使う機器として、明らかに誤っているものはどれか。
- 零相変流器と漏電警報器
- 光電式自動点滅器と庭園灯
- スターデルタ始動装置と一般用低圧三相かご形誘導電動機
- パワーコンディショナと太陽電池
- ネオン変圧器とメタルハライドランプ
答えと解説を見る
正解 5ネオン変圧器とメタルハライドランプ
ネオン変圧器はネオン管を光らせるための変圧器です。メタルハライドランプには専用の安定器を使います。
関連知識・ひっかけを読む
光電式自動点滅器は明るさで入切する装置で庭園灯と組みます。零相変流器は地絡電流を検出し、漏電警報器と組みます。
金属製アウトレットボックスの使い方として、不適切なものはどれか。
- 配線用遮断器をまとめて設置するのに使う
- 金属管工事で電線どうしを接続する部分に使う
- 照明器具を取り付ける部分で電線を引き出すのに使う
- 電線の接続部を収めて保護するのに使う
- 金属管工事で電線を引き入れやすくするのに使う
答えと解説を見る
正解 1配線用遮断器をまとめて設置するのに使う
アウトレットボックスは電線を通したり接続したりするための箱です。遮断器をまとめて納めるのは分電盤の役目です。
関連知識・ひっかけを読む
ボックスの中で接続すれば、あとから点検できます。接続部を天井裏にむき出しで置いてはいけません。
組み合わせて使用する機器の組合せとして、明らかに誤っているものはどれか。
- 光電式自動点滅器と庭園灯
- リモコンリレーとリモコンスイッチ
- ネオン変圧器と高圧水銀灯
- スターデルタ始動装置と一般用低圧三相かご形誘導電動機
- 零相変流器と漏電警報器
答えと解説を見る
正解 3ネオン変圧器と高圧水銀灯
ネオン変圧器はネオン放電灯(ネオンサイン)用の変圧器で、高圧水銀灯の点灯には使いません。水銀灯には専用の安定器を組み合わせます。
関連知識・ひっかけを読む
光電式自動点滅器=暗くなると点灯(庭園灯・防犯灯)、零相変流器=漏れ電流の検出(漏電警報器)、スターデルタ始動=三相かご形誘導電動機の始動電流低減。用途の対応で覚えます。
この科目の解説を読む
この資格の受験情報
ほかの科目
掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。
内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14