ボイラー技士 二級 関係法令の練習問題33問
ボイラー技士 二級の試験科目「関係法令」の問題を33問掲載しています。 本番の出題数は10問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち33問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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関係法令10問は伝熱面積を入口に4つのかたまりで出る
この科目の練習問題は全33問です。収録論点の例:伝熱面積(4問)、作業主任者(3問)、附属品の管理(3問)。この内訳は当サイトの収録数で、本試験の出題配分ではありません。
関係法令は10問、足切りは4問。出典はほぼボイラー及び圧力容器安全規則で、公表2回分はどちらも①伝熱面積 → ②誰が扱えるか・どこに置くか → ③検査と届出 → ④附属品の順に並んでいました。4科目という区分そのものも同じ規則の第102条で決まっています。電気ボイラーの「60kWを1m2とみなす」換算は、伝熱面積の問いで実際に数字を計算させる形で出ています。
答えが条文の数字で一つに決まるので、覚えた量がそのまま問数になる科目です。条番号つきの整理は関係法令の攻略、試験に受かった後に別途必要になる免許の要件は免許の条件で確認できます。
掲載問題(全33問)
選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
ボイラーの伝熱面積の算定について、法令が定めているものはどれか。
- エコノマイザも算入する
- エコノマイザの伝熱面は伝熱面積に算入しない
- 算定方法の定めはない
- 外径側でのみ算定する
- 過熱管はすべて算入する
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正解 2エコノマイザの伝熱面は伝熱面積に算入しない
伝熱面積は規制の区分を決める数字なので、何を数えるかが細かく決まっています。
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貫流ボイラーの過熱管も算入しません。立てボイラー(横管式)の横管は外径側、炉筒煙管ボイラーの煙管は内径側で算定します。
使用を廃止したボイラーを再び設置する場合の手続きの順序として、法令が定めているものはどれか。
- 届出だけでよい
- 使用検査 → 設置届 → 落成検査
- 設置届 → 使用検査 → 落成検査
- 落成検査 → 設置届 → 使用検査
- 設置届 → 落成検査 → 使用検査
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正解 2使用検査 → 設置届 → 落成検査
まず本体が使える状態かを検査し、それから設置を届け出て、据え付けた状態を検査します。
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新設の場合は製造時に検査を受けているので、この順序は「廃止したものを再び使う」場合に特有です。
ボイラー取扱作業主任者として二級ボイラー技士を選任できないボイラーはどれか。
- 伝熱面積が15m²のボイラー
- 伝熱面積が20m²のボイラー
- 小型ボイラー
- 伝熱面積が10m²のボイラー
- 伝熱面積が50m²の廃熱ボイラー
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正解 5伝熱面積が50m²の廃熱ボイラー
伝熱面積が大きくなるほど、上位の資格が必要になります。二級で扱える範囲には上限があります。
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伝熱面積の合計で判断します。だから「何を算入するか」の知識が実務に直結します。
ボイラー検査証の有効期間として、法令が原則としているものはどれか。
- 2年
- 1年
- 期限はない
- 5年
- 3年
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正解 21年
原則1年です。使い続けるには性能検査を受けて更新します。
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ボイラーを設置した者は、所轄労働基準監督署長が検査の必要がないと認めたものを除き、落成検査を受けます。
ボイラーを設置した者が受けなければならない検査として、法令が定めているものはどれか。
- 検査は不要である
- 変更検査だけ
- 使用検査だけ
- 性能検査だけ
- 落成検査(所轄労働基準監督署長が必要ないと認めたものを除く)
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正解 5落成検査(所轄労働基準監督署長が必要ないと認めたものを除く)
据え付けた状態で安全に使えるかを確かめるのが落成検査です。
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移動式ボイラーは対象外です。設置という考え方が当てはまらないためです。
ボイラーの附属品の管理について、法令が定めているものはどれか。
- 最高使用圧力を超えて作動させる
- 毎日分解する
- 調整は不要である
- 安全弁は最高使用圧力以下で作動するように調整する
- 圧力計は不要である
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正解 4安全弁は最高使用圧力以下で作動するように調整する
安全弁は最後の砦です。最高使用圧力を超える前に開かなければ意味がありません。
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圧力計は見やすい位置に取り付け、目盛りに最高使用圧力を示す位置を表示します。
ボイラーの設置場所について、法令が定めているものはどれか。
- 屋外に限る
- 定めはない
- どこに置いてもよい
- 原則としてボイラー室(専用の建物または建物の中の障壁で区画された場所)に設置する
- 事務室内でよい
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正解 4原則としてボイラー室(専用の建物または建物の中の障壁で区画された場所)に設置する
危険な設備を他の作業から切り離すため、専用の場所に置くことが原則になっています。
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伝熱面積が小さいものなど、例外が認められる場合もあります。数字とセットで確認します。
ボイラー室の出入口について、法令が定めているものはどれか。
- 1つでよい
- 2以上設ける(例外あり)
- 窓で代用できる
- 3以上設ける
- 定めはない
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正解 22以上設ける(例外あり)
火災など緊急のときに逃げ道が1つだと閉じ込められます。だから原則2以上です。
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ボイラーと壁との距離や、可燃物との距離にも決まりがあります。数字が多い分野です。
ボイラー検査証の有効期間を更新するために受けるものとして、法令が定めているものはどれか。
- 性能検査
- 変更検査
- 構造検査
- 落成検査
- 使用検査
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正解 1性能検査
使い続けてよいかを確かめるのが性能検査です。検査ごとに目的が違います。
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落成検査は設置したとき、使用検査は廃止したものを再び使うとき、変更検査は改造したときです。
炉筒煙管ボイラーの煙管の伝熱面積の算定について、法令が定めているものはどれか。
- 長さだけで算定する
- 煙管の外径側で算定する
- 算定しない
- 煙管の内径側で算定する
- 内径と外径の平均で算定する
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正解 4煙管の内径側で算定する
熱を受ける側の面で数えます。煙管は中を燃焼ガスが通るので、内側が熱を受ける面になります。
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立てボイラー(横管式)の横管は外径側です。どちら側を火が通るかで変わります。
電気ボイラーの伝熱面積の算定方法として、法令が定めているものはどれか。
- 電気ボイラーには伝熱面積の定めがない
- 電熱器の表面積を合計した面積とする
- 電力設備容量100kWを1m²とみなして換算した面積とする
- 電力設備容量20kWを1m²とみなして、最大電力設備容量を換算した面積とする
- 電力設備容量60kWを1m²とみなして、最大電力設備容量を換算した面積とする
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正解 5電力設備容量60kWを1m²とみなして、最大電力設備容量を換算した面積とする
電気ボイラーには火に触れる面がないので、電力の大きさを面積に置き換えて数えます。いまの換算値は60kWで1m²です。
関連知識・ひっかけを読む
以前は20kWで1m²でしたが、改正で60kWに変わっています。古い教材の数字に引きずられないようにします。
貫流ボイラー以外の水管ボイラーの伝熱面積として、法令が定めているものはどれか。
- 水管の面積だけを合計した面積で、管寄せは算入しない
- 水管の内径側の面積を合計した面積
- 燃焼室の内壁の面積
- 燃焼ガスなどに触れる水管および管寄せの面積を合計した面積
- ドラム(胴)の表面積
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正解 4燃焼ガスなどに触れる水管および管寄せの面積を合計した面積
水管ボイラーでは、火に触れて裏に水がある部分が伝熱面です。水管だけでなく管寄せも、火に触れていれば数えます。
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水管にひれ(フィン)が付いているものは、ひれの面積に係数を掛けて加えます。貫流ボイラーは燃焼室入口から過熱器入口までの水管で算定します。
溶接によるボイラーの溶接検査について、法令が定めているものはどれか。
- 落成検査と同時に受ければよい
- 溶接検査に合格したボイラーには、ボイラー検査証が交付される
- 貫流ボイラーを含めて、溶接によるボイラーはすべて溶接検査を受ける
- 溶接作業に着手する前に、ボイラー溶接検査申請書に溶接明細書を添えて登録設計審査等機関に提出する
- 溶接作業が終わった後に、所轄労働基準監督署長に申請する
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正解 4溶接作業に着手する前に、ボイラー溶接検査申請書に溶接明細書を添えて登録設計審査等機関に提出する
溶接の善し悪しは中に隠れてしまうので、作業を始める前に申請し、途中の段階から検査を受ける仕組みです。
関連知識・ひっかけを読む
合格すると刻印が押され、溶接明細書が交付されます。気水分離器を持たない貫流ボイラーや、圧縮応力以外の応力を生じない部分だけが溶接のものは対象外です。
ボイラーの使用検査を受けなければならない者として、法令が定めているものはどれか。
- ボイラーの胴を変更した者
- ボイラーを新たに製造した者
- 使用を休止したボイラーを再び使用しようとする者
- ボイラーを輸入した者
- ボイラーを設置した者
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正解 4ボイラーを輸入した者
外国で作られたものは国内の構造検査を通っていないので、使う前に登録設計審査等機関の検査を受けます。
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構造検査などに合格した後1年以上(保管が良好と認められれば2年以上)設置されなかったボイラーを設置する者、使用を廃止したボイラーを再び設置・使用する者も使用検査です。製造は構造検査、設置は落成検査、変更は変更検査、休止後は使用再開検査です。
落成検査に合格したボイラー(移動式ボイラーを除く。)にボイラー検査証を交付する者として、法令が定めているものはどれか。
- 都道府県労働局長
- 登録設計審査等機関
- 所轄労働基準監督署長
- 厚生労働大臣
- 登録性能検査機関
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正解 3所轄労働基準監督署長
落成検査をするのが所轄労働基準監督署長なので、合格の証しである検査証もそこが出します。
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落成検査の必要がないと認めたボイラーにも交付されます。移動式ボイラーは使用検査に合格したとき、登録設計審査等機関が検査証を交付します。
性能検査の結果によって更新されるボイラー検査証の有効期間について、法令が定めているものはどれか。
- 1年未満、または1年を超え2年以内の期間で更新できる
- 6か月以内の期間に限って更新することができる
- 3年以内の期間で更新できる
- 更新のたびに、必ず一律1年とする
- 更新のたびに、必ず2年とする
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正解 11年未満、または1年を超え2年以内の期間で更新できる
原則は1年ですが、性能検査の結果しだいで短くも長くもできます。上限は2年です。
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更新するのは登録性能検査機関です。性能検査では、ボイラー本体に加えて、ボイラー室・配管の配置・据付基礎などの落成検査と同じ事項も対象になります。
ボイラーの使用を廃止したときの手続きとして、法令が定めているものはどれか。
- ボイラー検査証を廃棄すればよい
- ボイラー検査証を事業場で5年間保存する
- 所轄労働基準監督署長の変更検査を受ける
- 遅滞なく、ボイラー検査証を所轄労働基準監督署長に返還する
- 登録性能検査機関に届け出る
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正解 4遅滞なく、ボイラー検査証を所轄労働基準監督署長に返還する
検査証は「使ってよい」という証明なので、使わなくなったら発行元へ返します。
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一時的な休止で、休止期間が検査証の有効期間を過ぎるときは、有効期間中に所轄労働基準監督署長へ報告します。再び使うときは使用再開検査です。
変更しようとするときに、所轄労働基準監督署長へのボイラー変更届が必要になるボイラーの部分・設備として、法令が定めているものはどれか。
- 過熱器
- 給水装置
- 煙管
- 水管
- 空気予熱器
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正解 1過熱器
届出が要るのは、胴・炉筒・鏡板・管板・管寄せ・ステーなどの耐圧部分と、附属設備(過熱器・節炭器)、燃焼装置、据付基礎です。
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煙管・水管・給水装置・空気予熱器・安全弁は届出の対象になっていません。変更届の対象を変更した後は、原則として所轄労働基準監督署長の変更検査を受けます。
蒸気ボイラーの常用水位の表示について、法令が定めているものはどれか。
- 表示の定めはない
- ガラス水面計またはこれに接近した位置に、現在水位と比較できるように表示する
- ボイラー室の出入口に掲示する
- 取扱作業主任者の手帳に記録しておけばよい
- 圧力計の目盛りに表示する
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正解 2ガラス水面計またはこれに接近した位置に、現在水位と比較できるように表示する
ふだんの水位が一目で分かるようにしておけば、いま高いのか低いのかを見た瞬間に判断できます。
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同じ条文には、燃焼ガスに触れる給水管・吹出管・水面測定装置の連絡管を耐熱材料で防護すること、温水ボイラーの返り管を凍結しないよう保温することも定められています。
ボイラーに安全弁が2個以上ある場合の調整について、法令が定めているものはどれか。
- 1個を最高使用圧力以下で作動するように調整すれば、他は最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整できる
- 2個以上ある場合は、いずれか1個だけ調整すればよく、他は調整しなくてよい
- すべて同じ圧力で作動するように調整しなければならない
- すべての安全弁を最高使用圧力の3%増で作動するように調整する
- 1個を最高使用圧力以下で作動するように調整すれば、他は最高使用圧力の10%増以下でよい
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正解 11個を最高使用圧力以下で作動するように調整すれば、他は最高使用圧力の3%増以下で作動するように調整できる
1個は必ず最高使用圧力以下で開くようにしておき、残りは少しだけ余裕を持たせてよい、という決まりです。
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過熱器用の安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整します。過熱器に蒸気が流れなくなると管が焼けるためです。
ボイラー室の管理について、法令が定めているものはどれか。
- れんが積みのすき間は、次の定期自主検査のときにまとめて補修する
- 引火しやすい物は、必要がなくても持ち込んでよい
- 移動式ボイラーの検査証は事業場の事務所に保管し、取扱作業主任者には持たせない
- ボイラー検査証と、取扱作業主任者の資格および氏名を、見やすい箇所に掲示する
- 水面計のガラス管などの予備品は室外の倉庫に保管し、ボイラー室には置かない
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正解 4ボイラー検査証と、取扱作業主任者の資格および氏名を、見やすい箇所に掲示する
そのボイラーが検査に合格していること、誰が責任者かを、その場で誰でも確かめられるようにしておきます。
関連知識・ひっかけを読む
予備品や修繕用工具類はボイラー室に備えておき、移動式ボイラーは検査証またはその写しを取扱作業主任者に所持させます。れんがの割れやすき間は速やかに補修します。
ボイラー(小型ボイラーを除く。)の定期自主検査について、法令が定めているものはどれか。
- 性能検査を受けていれば、定期自主検査は行わなくてよい
- 毎日始業前に行い、記録は保存しなくてよい
- 使用開始後、1か月以内ごとに1回、定期に行い、結果の記録を3年間保存する
- 使用開始後、1年以内ごとに1回、定期に行い、結果の記録を5年間保存する
- 使用開始後、6か月以内ごとに1回、定期に行い、結果の記録を1年間保存する
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正解 3使用開始後、1か月以内ごとに1回、定期に行い、結果の記録を3年間保存する
月に1回は自分たちで点検し、記録を3年残す。これが定期自主検査の基本形です。
関連知識・ひっかけを読む
1か月を超えて使わない期間は省けますが、再び使い始めるときに同じ項目を検査します。項目はボイラー本体・燃焼装置・自動制御装置・附属装置および附属品の4つです。
ボイラーの定期自主検査の項目と点検事項の組合せとして、法令が定めているものはどれか。
- バーナ ── 通風圧の異常の有無
- 煙道 ── 漏れその他の損傷の有無および通風圧の異常の有無
- 水処理装置 ── 損傷の有無および保温の状態
- 給水装置 ── 保温の状態
- 空気予熱器 ── 機能の異常の有無
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正解 2煙道 ── 漏れその他の損傷の有無および通風圧の異常の有無
煙道は燃焼ガスの通り道なので、漏れと通風の異常が点検事項です。
関連知識・ひっかけを読む
空気予熱器は損傷の有無、水処理装置は機能の異常の有無、バーナは汚れまたは損傷の有無、給水装置は損傷の有無および作動の状態です。蒸気管とその弁は損傷の有無および保温の状態です。
労働者がそうじや修繕のためにボイラーまたは煙道の内部に入るときの措置として、法令が定めているものはどれか。
- 内部で使う移動電灯は、ガードのないものを使わせる
- 作業を早く始めるため、冷却せず温かいうちに入る
- 内部の換気は行わなくてよい
- 使用中の他のボイラーとの管連絡を確実に遮断する
- 内部で使う移動電線には、一般のビニルコードを使わせる
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正解 4使用中の他のボイラーとの管連絡を確実に遮断する
隣のボイラーの蒸気や熱水が配管を通って流れ込むのがいちばん怖い事故です。管のつながりを確実に切ります。
関連知識・ひっかけを読む
ほかに、冷却すること、内部を換気すること、移動電線はキャブタイヤケーブルまたは同等以上のもの、移動電灯はガード付きのものを使わせることが定められています。
ボイラー取扱技能講習を修了した者を取扱いの業務に就かせることができるボイラーとして、法令が定めているものはどれか。
- 伝熱面積が20m²の温水ボイラー
- 胴の内径が800mmで長さが1500mm、伝熱面積が5m²の蒸気ボイラー
- 伝熱面積が35m²の貫流ボイラー
- 伝熱面積が30m²の貫流ボイラーで、内径500mm・内容積0.5m³の気水分離器を有するもの
- 伝熱面積が14m²以下の温水ボイラー
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正解 5伝熱面積が14m²以下の温水ボイラー
技能講習で扱えるのは小さなボイラーに限られます。温水ボイラーなら伝熱面積14m²以下が上限です。
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ほかに、胴の内径750mm以下かつ長さ1,300mm以下の蒸気ボイラー、伝熱面積3m²以下の蒸気ボイラー、伝熱面積30m²以下の貫流ボイラー(気水分離器は内径400mm以下かつ内容積0.4m³以下)が対象です。これを超えるものはボイラー技士でなければ扱えません。
ボイラー取扱作業主任者を選任するときの伝熱面積の合計の算定について、法令が定めているものはどれか。
- 火気以外の高温ガスを利用する廃熱ボイラーは、その伝熱面積に10分の1を乗じた値を用いる
- ボイラー取扱技能講習修了者が扱える小規模のボイラーも、その伝熱面積をすべて算入する
- 電気ボイラーは、その伝熱面積に2分の1を乗じた値を用いる
- 貫流ボイラーは、その伝熱面積を算入しない
- 貫流ボイラーは、その伝熱面積に10分の1を乗じた値を用いる
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正解 5貫流ボイラーは、その伝熱面積に10分の1を乗じた値を用いる
貫流ボイラーは保有水量が少なく危険度が低いとされるので、10分の1に割り引いて数えます。
関連知識・ひっかけを読む
廃熱ボイラー(火気以外の高温ガスを利用するもの)は2分の1、技能講習で扱える小規模のボイラーは算入しません。合計が25m²未満なら二級、25m²以上500m²未満なら一級以上、500m²以上なら特級です。
ボイラー取扱作業主任者に行わせなければならない事項として、法令が定めているものはどれか。
- 排出されるばい煙の測定濃度は記録しなくてよいこと
- 1週間に1回以上、水面測定装置の機能を点検すること
- 1日に1回以上、水面測定装置の機能を点検すること
- ボイラー水の濃縮を防ぐための吹出しは行わないこと
- 最高使用圧力の1割増しまで圧力を上昇させてよいこと
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正解 31日に1回以上、水面測定装置の機能を点検すること
水位を見誤ると空だきになります。だから水位を測る装置が正しく働くかを、毎日確かめます。
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ほかに、圧力・水位・燃焼状態の監視、急激な負荷変動を避ける、最高使用圧力を超えない、安全弁と給水装置の機能保持、適宜の吹出し、自動制御装置の点検・調整、異状時の措置、ばい煙濃度と異常の記録があります。所轄労働基準監督署長の認定を受けた自動制御装置付きのボイラーでは、点検を3日に1回以上にできます。
ボイラーの最上部から天井、配管その他のボイラーの上部にある構造物までの距離として、法令が原則としているものはどれか。
- 1.2m以上
- 0.3m以上
- 0.15m以上
- 0.45m以上
- 2m以上
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正解 11.2m以上
安全弁などの附属品を検査したり扱ったりするための空間です。頭上に1.2mは空けます。
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附属品の検査や取扱いに支障がなければ例外があります。本体を被覆していないボイラーや立てボイラーは、側部の壁・配管などまで0.45m以上(胴の内径500mm以下かつ長さ1,000mm以下なら0.3m以上)も必要です。
本体を被覆していないボイラーで、胴の内径が500mm以下、かつ長さが1,000mm以下のものについて、ボイラーの外壁から壁・配管その他の側部にある構造物までの距離として、法令が定めているものはどれか。
- 0.3m以上
- 0.15m以上
- 距離の定めはない
- 0.45m以上
- 1.2m以上
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正解 10.3m以上
小さなボイラーは点検やそうじに必要な空間も小さくて済むので、原則の0.45mが0.3mに緩められています。
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原則(被覆していないボイラーまたは立てボイラー)は0.45m以上です。検査やそうじに支障のない物は距離の対象になりません。
ボイラー室その他のボイラー設置場所に燃料を貯蔵するとき、ボイラーの外側から離しておく距離として、法令が定めているものはどれか。
- 1.2m以上(固体燃料は2m以上)
- 燃料の種類にかかわらず5m以上
- 0.45m以上(固体燃料は1.2m以上)
- 2m以上(固体燃料は1.2m以上)
- 燃料の種類にかかわらず0.15m以上
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正解 42m以上(固体燃料は1.2m以上)
液体や気体の燃料は漏れて広がりやすいので2m、固体燃料は1.2mです。
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ボイラーと燃料の間に障壁を設けるなど防火の措置をとれば例外があります。また、ボイラーや金属製の煙突・煙道の外側0.15m以内にある可燃性の物は、金属以外の不燃性材料で被覆します。
貫流ボイラー(小型ボイラーを除く。)の附属品について、法令が定めているものはどれか。
- 過熱器にはドレン抜きを備えなくてよい
- 吹出し管を必ず設けなければならない
- 給水内管は取り外しできない構造にしなければならない
- 運転中にボイラー水が不足しても、燃料を自動で遮断する装置は不要である
- 給水管には給水弁を取り付けるが、逆止め弁は取り付けないことができる
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正解 5給水管には給水弁を取り付けるが、逆止め弁は取り付けないことができる
貫流ボイラーは細い管に給水ポンプで水を押し込む構造なので、逆流を止める弁が省ける場合があります。
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貫流ボイラーは保有水が少なく水が濃縮しにくいので吹出し管は不要です。過熱器にはドレン抜きが必要、給水内管は取り外しできる構造、水不足時に燃料を自動遮断する装置(または代わる安全装置)が必要です。
鋳鉄製温水ボイラー(小型ボイラーを除く。)に法令上取り付けが義務づけられている附属品はどれか。
- 温度計
- 主蒸気弁
- 蒸気トラップ
- 験水コック
- ガラス水面計
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正解 1温度計
温水ボイラーは水の温度が上がりすぎることが危険なので、温度を見る計器が欠かせません。
関連知識・ひっかけを読む
水面計や験水コック、主蒸気弁は蒸気ボイラーの附属品です。温水ボイラーには圧力を見る水高計(または圧力計)も付けます。
水道のように圧力のある水源から給水するとき、その給水管を返り管に取り付けるよう法令が定めているボイラーはどれか。
- 炉筒煙管ボイラー
- 水管ボイラー
- 貫流ボイラー
- 立てボイラー
- 鋳鉄製ボイラー
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正解 5鋳鉄製ボイラー
鋳鉄製ボイラーは急に冷たい水が本体に当たると割れやすいので、返り管を通して戻り水と混ぜてから入れます。
関連知識・ひっかけを読む
鋳鉄製ボイラーは温度差に弱く、圧力にも強くありません。だから給水の入れ方まで法令で決められています。
この科目の解説を読む
この資格の受験情報
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掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。
内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14