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特別ボイラー溶接士 溶接機器・作業の安全・関係法令の練習問題10問
特別ボイラー溶接士の試験科目「溶接機器・作業の安全・関係法令」の問題を10問掲載しています。 本番の出題数は11問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち10問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
▶この科目だけ5問解く(無料・登録不要) 「溶接機器・作業の安全・関係法令」から5問・約3分。終わると弱いところが分かります電源特性:手溶接は「垂下」、ワイヤ送給は「定電圧」
手溶接用交流アーク溶接機は垂下特性
図を拡大する +この科目を5問解く →掲載問題(全10問)
選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
手溶接用の交流アーク溶接機に用いられる電源の特性として、正しいものはどれか。
- 垂下特性
- 上昇特性
- 定電圧特性
- 特性の定めはない
- 定電圧特性と上昇特性の併用
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正解 1垂下特性
電流が増えると電圧が大きく下がる特性だと、アークの長さが多少変わっても電流が安定します。手で棒を動かす溶接向きの性質です。
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ミグ溶接の溶接機には、逆に定電圧特性又は上昇特性の電源が用いられます。
アーク溶接機の「定格使用率」の説明として、正しいものはどれか。
- 溶接機が故障せずに使用できる年数の割合
- 溶接棒が溶ける速さの割合
- 10分間のうち、定格出力電流で連続して溶接できる負荷時間と全時間との割合
- 1時間あたりに消費する電力の割合
- アーク電圧と無負荷電圧との割合
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正解 310分間のうち、定格出力電流で連続して溶接できる負荷時間と全時間との割合
溶接機は連続で使うと熱を持つので、10分を基準に「何割の時間まで負荷をかけてよいか」が決められています。
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実際に使う電流が定格より小さいときは、許容される使用率はこれより大きくなります。
交流アーク溶接機と比較した直流アーク溶接機の特徴として、適切なものはどれか。
- 三相不平衡負荷となる
- 無負荷電圧が高い
- 磁気吹きを起こしやすい
- 力率が悪くなりやすい
- ステンレス鋼など特殊金属の溶接に利用できない
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正解 3磁気吹きを起こしやすい
電流の向きが一定なので磁界のかたよりが解消されず、アークが振られる磁気吹きが起こりやすくなります。
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直流機は力率の問題がなく、無負荷電圧は交流機より低くできます。三相不平衡負荷になるのは交流機の側の欠点です。
ボイラー胴の内部などの狭い場所で、交流アーク溶接機による手溶接を行うときに使用するものとして、正しいものはどれか。
- 特に必要な装置はない
- 避雷器
- 予備の変圧器
- 防爆型の照明器具
- 交流アーク溶接機用自動電撃防止装置
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正解 5交流アーク溶接機用自動電撃防止装置
狭い場所では体が母材に触れやすく感電の危険が大きいので、アークを出していない間の電圧を自動で下げる装置を使います。
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溶接機の外箱と溶接する品物は確実に接地し、ホルダの絶縁部分やケーブルに損傷がないか確認してから作業を始めます。
防じんマスクの使用に係る留意点として、適切なものはどれか。
- 酸素濃度が18%未満の場所でも使用できる
- 接顔部にタオルを当てると、顔面への密着性が良くなる
- 有毒ガスがある場所でも使用できる
- 面体の接顔部に、タオルや接顔メリヤスなどを当てて使用してはならない
- 息苦しさを感じても、ろ過材はそのまま使い続ける
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正解 4面体の接顔部に、タオルや接顔メリヤスなどを当てて使用してはならない
布をはさむとすき間ができて粉じんが素通りしてしまい、マスクの意味がなくなります。
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防じんマスクは酸素濃度18%以上でも、有毒ガス等がある場所では使えません。息苦しさを感じたら、ろ過材を交換します。
通風が不十分な場所で炭酸ガスアーク溶接作業を行う場合、シールドガスの滞留によって起こるおそれがあるものとして、適切なものはどれか。
- 振動障害
- 凍傷
- 騒音性難聴
- 減圧症
- 酸素欠乏症
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正解 5酸素欠乏症
炭酸ガスが低い場所にたまって空気を追い出し、気づかないうちに酸素が足りなくなるおそれがあります。
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亜鉛めっき鋼板や黄銅を溶接する際に出るヒュームは、中毒症状の原因になります。換気と呼吸用保護具が大切です。
ボイラー(小型ボイラーを除く)の溶接の業務のうち、特別ボイラー溶接士でなければ行うことができないものはどれか。
- フランジを取り付ける溶接の業務
- 鋼板の厚さが30mmの胴の突合せ両側溶接の業務
- 溶接部の厚さが25mm以下の突合せ溶接の業務
- 管台を取り付ける溶接の業務
- 自動溶接機による溶接の業務
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正解 2鋼板の厚さが30mmの胴の突合せ両側溶接の業務
普通ボイラー溶接士ができるのは、溶接部の厚さが25mm以下の場合か、管台・フランジ等を取り付ける場合に限られます。厚さ30mmの突合せ溶接は特別だけの仕事です。
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自動溶接機による溶接の業務は、ボイラー溶接士の免許がなくても行うことができます。
溶接によるボイラー(小型ボイラーを除く)の検査の順序について、法令上、正しいものはどれか。
- 溶接検査と構造検査は、必ず同時に受けなければならない
- 構造検査に合格した後でなければ、溶接検査を受けることができない
- 溶接検査に合格した後でなければ、構造検査を受けることができない
- 溶接検査に合格すれば、構造検査は免除される
- 検査の順序に定めはない
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正解 3溶接検査に合格した後でなければ、構造検査を受けることができない
溶接部の良否を先に確かめ、それに合格して初めてボイラー全体の構造検査に進める仕組みです。
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構造検査を受ける者は、水圧試験の準備をし、安全弁や水面測定装置を取りそろえておく必要があります。
溶接検査を受ける者が行わなければならない事項として、法令上、正しいものはどれか。
- 安全弁を取りそろえておくこと
- 水面測定装置を取りそろえておくこと
- 機械的試験の試験片を作成し、放射線検査の準備をすること
- ボイラーの被覆物をすべて取り付けておくこと
- 水圧試験の準備をすること
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正解 3機械的試験の試験片を作成し、放射線検査の準備をすること
溶接検査は溶接部そのものを調べる検査なので、試験片と放射線検査の準備が求められます。水圧試験の準備は構造検査の方です。
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溶接検査を受ける者は、当該検査に立ち会わなければなりません。
ボイラーの伝熱面積の算定方法として、法令上、正しいものはどれか。
- 水管ボイラーの水管は、内径側の面積で算定する
- 貫流ボイラーは、燃焼室入口から過熱器出口までの水管で算定する
- エコノマイザの伝熱面も、伝熱面積に算入する
- 電気ボイラーの伝熱面積は算定しない
- 電気ボイラーは、電力設備容量60kWを1平方メートルとみなして、最大電力設備容量を換算した面積とする
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正解 5電気ボイラーは、電力設備容量60kWを1平方メートルとみなして、最大電力設備容量を換算した面積とする
電気ボイラーには火に触れる面がないので、電力の大きさを面積に換算する決まりになっています。
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貫流ボイラーは燃焼室入口から過熱器入口までの水管で算定します。エコノマイザの伝熱面は伝熱面積に算入しません。
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問題データ最終更新:2026-08-14