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消防設備士 乙種第5類 構造・機能・整備の練習問題19問
消防設備士 乙種第5類の試験科目「構造・機能・整備」の問題を19問掲載しています。 本番の出題数は9問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち19問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
固定はしごの横さんと防火対象物との距離として、法令上、正しいものはどれか。
- 距離の定めはない
- 15cm以上
- 20cm以上
- 5cm以上
- 10cm以上
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正解 510cm以上
壁との間に足やつま先が入る隙間がなければ、はしごを踏めません。
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つり下げはしごも同じ10cm以上です。そのために横さんの位置ごとに突子を設けます。
固定はしごの降下口の大きさとして、法令上、正しいものはどれか。
- 大きさの定めはない
- 一辺40cm以上の正方形
- 直径70cm以上の円が内接する大きさ
- 直径30cm以上の円が内接する大きさ
- 直径50cm以上の円が内接する大きさ
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正解 5直径50cm以上の円が内接する大きさ
人が体ごと通り抜ける穴なので、最低限の大きさが決められています。
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4階以上に設けるときは、降下口を直下階の降下口と同一垂直線上にない位置にします。
4階以上の階に固定はしごを設けるときの条件として、法令上、正しいものはどれか。
- 木製でもよく、バルコニー等に設ける必要はない
- 4階以上には固定はしごを設けられない
- 金属製とするが、設置場所に制限はない
- 特別な条件はない
- 金属製とし、原則として安全かつ容易に避難できる構造のバルコニー等に設ける
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正解 5金属製とし、原則として安全かつ容易に避難できる構造のバルコニー等に設ける
高い階では、いきなり空中に出るのではなく、いったん安全な足場に出る形にします。
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落下防止の措置が講じられている場合は、バルコニー等でなくてもよいとされています。
4階以上の階につり下げはしごを設けるときの取付け具として、法令上、正しいものはどれか。
- 壁面の丸かんとする
- 原則として避難器具用ハッチとする
- 窓台に直接つり下げる
- 取付け具は不要である
- 取付け具の種類に定めはない
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正解 2原則として避難器具用ハッチとする
床のハッチから降りる形にすれば、窓から身を乗り出す危険がなくなります。
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あわせて金属製であること、バルコニー等に設けることも求められます。
緩降機のロープの長さとして、法令上、正しいものはどれか。
- 長さの定めはない
- 取付位置から直下階の床面までの長さ
- 一律15メートル
- 建物の高さの半分
- 取付位置から地盤面その他の降着面までの長さ
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正解 5取付位置から地盤面その他の降着面までの長さ
途中で足りなくなれば宙吊りになります。地面まで届く長さが必要です。
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降下の際にロープが防火対象物と接触して損傷しないように設けることも求められます。
避難器具を設置または格納する場所についての表示として、法令上、正しいものはどれか。
- 見やすい箇所に、避難器具である旨とその使用方法を表示する標識を設ける
- 避難器具である旨だけを表示すればよい
- 標識は消防署が設置する
- 使用方法だけを表示すればよい
- 標識は不要である
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正解 1見やすい箇所に、避難器具である旨とその使用方法を表示する標識を設ける
初めて使う人でも、その場で使い方が分かる必要があります。
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特定一階段等防火対象物では、設置場所の出入口やエレベーターホール付近にも識別のための措置が必要です。
避難器具(すべり棒・避難ロープ・避難橋・避難用タラップを除く)を設置する開口部の位置について、法令上、正しいものはどれか。
- 必ず建物の北側にあること
- 相互に同一垂直線上にあること
- 位置に定めはない
- 各階の同じ位置にそろえること
- 相互に同一垂直線上にない位置にあること
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正解 5相互に同一垂直線上にない位置にあること
真上と真下でそろっていると、上の階から降りてきた人と下の階の人がぶつかります。
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避難上支障がないものについては、この限りではないというただし書きがあります。
特定一階段等防火対象物に設ける避難器具の要件として、法令上、当てはまらないものはどれか。
- 常時、容易かつ確実に使用できる状態で設置されているもの
- 使用の際に3動作以内で使用できるもの
- 一動作で容易かつ確実に使用できるもの
- 保安装置を解除する動作は、一動作の数に含めない
- 安全かつ容易に避難できる構造のバルコニー等に設けるもの
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正解 2使用の際に3動作以内で使用できるもの
階段が1つしかない建物なので、手間取らずに使えることが条件になります。
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「一動作」から、開口部を開ける動作と保安装置を解除する動作は除いて数えます。
固定はしごを防火対象物に取り付ける方法として、法令上、正しいものはどれか。
- 床に置くだけでよい
- 取付け方法に定めはない
- 石こうボードの壁面にビス留めする
- 窓枠に引っ掛けて固定する
- 柱・床・はりその他構造上堅固な部分または堅固に補強された部分に、ボルト締め・埋込み・溶接その他の方法で堅固に取り付ける
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正解 5柱・床・はりその他構造上堅固な部分または堅固に補強された部分に、ボルト締め・埋込み・溶接その他の方法で堅固に取り付ける
人の体重がかかる器具です。下地が弱ければ器具ごと外れます。
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緩降機の取付け具も同じ考え方で、ボルト締めまたは溶接その他の方法で堅固に取り付けます。
すべり台を設けるときの要件として、法令上、正しいものはどれか。
- 降下速度はできるだけ速くする
- 床に置くだけでよい
- 屋内にのみ設ける
- 避難上支障がなく安全な降下速度を保てるようにし、転落を防止する適当な措置を講じる
- 転落防止の措置は不要である
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正解 4避難上支障がなく安全な降下速度を保てるようにし、転落を防止する適当な措置を講じる
速すぎれば着地でけがをします。落ちない・速すぎないの両方が要ります。
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構造上堅固な部分に、ボルト締め・埋込み・溶接などで堅固に取り付ける点は他の器具と同じです。
すべり棒および避難ロープの長さとして、法令上、正しいものはどれか。
- 階高の2倍
- 取付け位置から地盤面その他の降着面までの長さ
- 取付け位置から直下階の窓までの長さ
- 長さの定めはない
- 一律10メートル
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正解 2取付け位置から地盤面その他の降着面までの長さ
緩降機のロープと同じ考え方です。降りる先まで届かなければ意味がありません。
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すべり棒は、その上部と下部を取付け具で固定できるものである必要があります。
緩降機を構成する部品の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- ロープと着用具のみ
- 取付け具、ハッチ、滑車、ワイヤ
- 調速器、リール、突子、横桟
- 縦棒、横桟、突子、つり下げ金具
- 調速器、調速器の連結部、ロープ、着用具
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正解 5調速器、調速器の連結部、ロープ、着用具
速度を抑える装置(調速器)と、体を保持する着用具、その間をつなぐロープが最低限の要素です。
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リールはロープと着用具を収納するために巻き取る用具で、構成要素の4つには含まれません。
可搬式緩降機の調速器の質量として、規格上、正しいものはどれか。
- 質量の定めはない
- 15kg以下
- 20kg以下
- 10kg以下
- 5kg以下
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正解 410kg以下
使うときに人が持ち出して取り付けるものなので、持てる重さである必要があります。
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取付け具に安全環により確実かつ容易に取り付けられることも要件です。
緩降機における「調速器」の説明として、正しいものはどれか。
- 取付け具と本体を連結する部分
- ロープと着用具を巻き取る用具
- 使用者の身体を保持する用具
- ロープと着用具を連結する金具
- 緩降機の降下速度を一定の範囲に調節する装置
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正解 5緩降機の降下速度を一定の範囲に調節する装置
自重で落ちる速さを抑えるのが役目です。名前のとおり速度を調える器具です。
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緊結金具はロープと着用具を連結する金具、リールはそれらを巻き取る用具です。用語を混ぜて問われます。
避難はしごのうち「ハッチ用つり下げはしご」の説明として、正しいものはどれか。
- 縦棒が1本のはしご
- 常時使用可能の状態で防火対象物に固定されて使用されるもの
- 防火対象物に立てかけて使用されるもの
- つり下げはしごのうち、避難器具用ハッチに格納されているもの
- 横桟を縦棒内に収納しておくもの
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正解 4つり下げはしごのうち、避難器具用ハッチに格納されているもの
床のハッチの中に収まっているつり下げはしごです。4階以上ではこれが原則になります。
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使用の際に防火対象物へ突子が接触しない構造のものに限られます。
立てかけはしごに設けなければならないものとして、法令上、正しいものはどれか。
- 上部支持点に滑り止め、下部支持点に安全環
- 上下ともつり下げ金具
- 上部支持点に突子、下部支持点に丸かん
- 特に定めはない
- 上部支持点に滑りおよび転倒を防止する安全装置、下部支持点に滑り止め
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正解 5上部支持点に滑りおよび転倒を防止する安全装置、下部支持点に滑り止め
立てかけるだけなので、上が滑って倒れる/下が滑って抜ける、の両方を止める必要があります。
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上部支持点は先端から60cm以内の任意の箇所とされています。
収納式の固定はしごなどについて、規格上、使用可能な状態にするまでの動作数として正しいものはどれか。
- 1動作以内
- 保安装置に至る動作を除き、2動作以内
- 保安装置に至る動作を含め、2動作以内
- 5動作以内
- 動作数の定めはない
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正解 2保安装置に至る動作を除き、2動作以内
火事の場面で手順が多いと使えません。だから動作の数に上限があります。
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震動その他の衝撃で止め金の部分が容易に外れないよう、保安装置を設けることも必要です。
つり下げはしごに設ける突子の役割として、規格上、正しいものはどれか。
- つり下げ金具を固定する
- 縦棒どうしの間隔を保つ
- 使用の際、防火対象物から10cm以上の距離を保つ
- 横桟の滑り止めにする
- はしごを壁に密着させる
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正解 3使用の際、防火対象物から10cm以上の距離を保つ
壁にぴったりつくと、足のつま先が入らず踏めなくなります。
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突子を設けなくても10cm以上の距離を保てるものについては、設けなくてよいとされています。
救助袋(避難器具用ハッチに格納したものを除く。)の操作面積を、消防庁告示はどう定めているか。
- 救助袋の設置部分を含み、幅1.5m以上、奥行1.5m以上(形状を変える場合は2.25㎡以上)
- 救助袋の設置部分を含み、幅1.0m以上、奥行1.0m以上(形状を変える場合は2.0㎡以上)
- 救助袋の設置部分を含み、幅1.0m以上、奥行1.5m以上(形状を変える場合は2.5㎡以上)
- 救助袋の設置部分を含み、幅1.5m以上、奥行1.0m以上(形状を変える場合は2.5㎡以上)
- 救助袋の設置部分を含み、幅2.0m以上、奥行2.0m以上(形状を変える場合は4.0㎡以上)
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正解 1救助袋の設置部分を含み、幅1.5m以上、奥行1.5m以上(形状を変える場合は2.25㎡以上)
消防庁告示は、救助袋(避難器具用ハッチに格納したものを除く。)の操作面積を、救助袋の設置部分を含めて幅1.5m以上、奥行1.5m以上としています。操作に支障のない範囲内なら形を変えてよく、そのときは2.25㎡以上が必要です。1.5×1.5=2.25なので、広さは変えずに形だけ変えられるという考え方になっています。
関連知識・ひっかけを読む
操作面積とは、避難器具を使える状態にするための操作に必要な、取付部付近の床などの面積です。救助袋は袋を窓の外へ下ろす動作が要るので、緩降機や避難はしごより広い面積が求められます。降下空間・避難空地とあわせて、器具ごとに数字が決められています。
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掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。
内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14