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消防設備士 乙種第5類 規格の練習問題17問
消防設備士 乙種第5類の試験科目「規格」の問題を17問掲載しています。 本番の出題数は6問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち17問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
金属製避難はしごに含まれるものの組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 立てかけはしご、はしご車、避難橋
- つり下げはしご、緩降機、救助袋
- 固定はしご、立てかけはしご、つり下げはしご
- 固定はしごのみ
- 固定はしご、伸縮はしご、脚立
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正解 3固定はしご、立てかけはしご、つり下げはしご
この3種類が「避難はしご」です。使い方の違いで分かれています。
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つり下げはしごのうち、避難器具用ハッチに格納されたものをハッチ用つり下げはしごといいます。
「固定はしご」の説明として、正しいものはどれか。
- 常時使用可能の状態で防火対象物に固定されて使用されるもの
- 防火対象物に立てかけて使用されるもの
- 防火対象物につり下げて使用されるもの
- 避難器具用ハッチに格納されているもの
- 使用時に取付け具に取り付けて使用するもの
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正解 1常時使用可能の状態で防火対象物に固定されて使用されるもの
いつでも使える状態で建物にくっついているタイプです。
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横桟を縦棒内にしまっておく収納式や、下部を折りたたむ・伸縮させる構造のものも固定はしごに含まれます。
避難はしごを構成する部分として、規格上、正しいものはどれか。
- 横桟およびリール
- 縦棒および調速器
- 横桟および安全環
- 縦棒および横桟
- 縦棒および突子
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正解 4縦棒および横桟
縦に伸びる棒と、足をかける横木。この2つが欠かせない基本要素です。
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つり下げはしごでは、縦棒に相当するものとしてワイヤロープやチェーン、金属製の棒・板が使われます。
縦棒の数が2本以上である避難はしごの、縦棒の間隔として正しいものはどれか。
- 内法寸法で50cm以上70cm以下
- 内法寸法で15cm以上25cm以下
- 内法寸法で20cm以上30cm以下
- 内法寸法で30cm以上50cm以下
- 間隔の定めはない
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正解 4内法寸法で30cm以上50cm以下
狭すぎると足が乗らず、広すぎると体が振られます。その範囲が決められています。
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縦棒が1本のものでは、横桟の長さを内法寸法で15cm以上25cm以下とします。数字が別なので混同しないようにします。
避難はしごの横桟の断面として、規格上、正しいものはどれか。
- 一辺50mm以上の正方形
- 直径40mm以上60mm以下の円形
- 直径5mm以上10mm以下の円形
- 断面の定めはない
- 直径14mm以上35mm以下の円形、またはこれと同等の握り太さの断面
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正解 5直径14mm以上35mm以下の円形、またはこれと同等の握り太さの断面
握れる太さの上限と下限です。細すぎると痛く、太すぎると握れません。
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横桟の踏面には滑り止めの措置を講じることも必要です。
避難はしごの横桟の取付け間隔として、規格上、正しいものはどれか。
- 同一間隔で、15cm以上25cm以下
- 同一間隔で、35cm以上45cm以下
- 同一間隔で、25cm以上35cm以下
- 間隔は不同でよい
- 間隔の定めはない
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正解 3同一間隔で、25cm以上35cm以下
歩幅に近い間隔でそろっていないと、暗い中で足を踏み外します。
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「同一間隔であること」も要件です。途中で間隔が変わると踏み外しの原因になります。
縦棒の数が1本である避難はしごに設ける突子について、規格上、正しいものはどれか。
- 突子を設けてはならない
- 長さの定めはない
- 縦棒の先端に、長さ5cm以上のものを設ける
- 横桟の中央に、長さ10cm以上のものを設ける
- 横桟の先端に、縦棒の軸と平行に長さ5cm以上のものを設ける
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正解 5横桟の先端に、縦棒の軸と平行に長さ5cm以上のものを設ける
1本棒のはしごは横に滑りやすいので、先端で横滑りを止めます。
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縦棒の幅は、横桟の軸方向について10cm以下とされています。
避難はしごの横桟に対する強度試験で加える静荷重として、規格上、正しいものはどれか。
- 横桟1本につき全長に1,000Nの等分布荷重
- 横桟1本につき中央7cmの部分に1,000Nの等分布荷重
- 横桟1本につき中央7cmの部分に500Nの等分布荷重
- 横桟1本につき中央7cmの部分に220Nの等分布荷重
- 横桟には強度試験を行わない
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正解 2横桟1本につき中央7cmの部分に1,000Nの等分布荷重
人ひとりが乗ってもたわみが残らないことを確かめる試験です。
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この荷重で永久ひずみを生じず、さらにその2倍の荷重で亀裂・破損を生じないことが求められます。
立てかけはしごの強度試験として、規格上、正しいものはどれか。
- 水平にして中央部だけに220Nの静荷重を加える
- 垂直に立てて上端に1,000Nの静荷重を加える
- 立てかけはしごには強度試験を行わない
- 斜めに立てかけて500Nの静荷重を加える
- 水平にして両端を支え、中央部とその左右2mごとの箇所に650Nの静荷重を垂直に加える
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正解 5水平にして両端を支え、中央部とその左右2mごとの箇所に650Nの静荷重を垂直に加える
立てかけて使うので、はしご全体がしなる向きの力に耐える必要があります。
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この試験で永久ひずみ・亀裂・破損などの障害を生じないことが条件です。
伸縮させることができる構造の立てかけはしごに設けるものとして、規格上、正しいものはどれか。
- 使用の際、手動で操作する縮梯防止装置
- 特に定めはない
- 突子
- 使用の際、自動的に作動する縮梯防止装置
- 使用の際、自動的に作動する折りたたみ防止装置
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正解 4使用の際、自動的に作動する縮梯防止装置
使っている最中に縮んだら落下します。自動で止まる仕組みが要ります。
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折りたたむことができる構造のものには、同じく自動的に作動する折りたたみ防止装置を設けます。
つり下げはしごの縦棒の先端に設けるものとして、規格上、正しいものはどれか。
- 特に定めはない
- 突子
- 滑り止め
- 安全環
- 丸かん、フックその他のつり下げ金具
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正解 5丸かん、フックその他のつり下げ金具
どこかに引っ掛けて使うので、引っ掛ける金具が先端に要ります。
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つり下げ金具は容易に外れない構造のものとする必要があります。
緩降機の定義として、正しいものはどれか。
- 使用者が他人の力を借りずに自重により自動的に連続交互に降下できる機構を有するもの
- 使用者が滑り降りるための斜面
- 使用者が腕の力で降下する機構を有するもの
- 動力によって使用者を降下させる装置
- 建物どうしを結ぶ橋
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正解 1使用者が他人の力を借りずに自重により自動的に連続交互に降下できる機構を有するもの
自分の体重だけで、左右交互に人が降りていける仕組みです。
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常時取付け具に固定して使うものが固定式、使用時に取り付けるものが可搬式です。
緩降機の最大使用荷重として、規格上、正しいものはどれか。
- 最大使用者数に650Nを乗じた値以上
- 最大使用荷重の定めはない
- 最大使用者数に1,000Nを乗じた値以上
- 最大使用者数に250Nを乗じた値以上
- 使用者数にかかわらず1,000N以上
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正解 3最大使用者数に1,000Nを乗じた値以上
1人あたり1,000N(約100kg)で見ておけば、たいていの人を支えられます。
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最大使用者数とは、一回で降下できる使用者の最大数のことです。
緩降機の降下速度として、規格上、正しいものはどれか。
- 毎秒50cm以上200cm以下
- 毎秒16cm以上150cm以下
- 降下速度の定めはない
- 毎秒16cm以上300cm以下
- 毎秒5cm以上50cm以下
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正解 2毎秒16cm以上150cm以下
遅すぎれば逃げ切れず、速すぎれば着地でけがをします。その幅が決められています。
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試験高度はロープの長さを最大限に使う高さ(15mを超えるものは15m)で行います。
緩降機の強度試験で着用具に加える静荷重として、規格上、正しいものはどれか。
- 強度試験は行わない
- 最大使用荷重と同じ静荷重を1分間
- 最大使用荷重に6.5を乗じて得た値に相当する静荷重を5分間
- 最大使用荷重に3.9を乗じて得た値に相当する静荷重を5分間
- 最大使用荷重に1.5を乗じて得た値に相当する静荷重を2分間
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正解 4最大使用荷重に3.9を乗じて得た値に相当する静荷重を5分間
実際にかかる力の約4倍で壊れないことを確かめます。
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ベルトはこれとは別に、1人分の荷重に6.5を乗じた引張荷重を5分間かける試験があります。
緩降機の低温試験および高温試験の温度条件として、規格上、正しいものはどれか。
- 零下5度および30度に24時間放置する
- 零下10度および40度に24時間放置する
- 零下20度および50度に24時間放置する
- 温度試験は行わない
- 零下20度および50度に1時間放置する
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正解 3零下20度および50度に24時間放置する
真冬の屋外から真夏の日射まで、置かれる環境の幅をとった条件です。
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放置後すぐに降下させて、規定の速度の範囲内であり、機能や構造に異常がないことを確かめます。
避難器具についての用語のうち、消防庁告示が「避難通路」としているものはどれか。
- 避難空地から、避難上安全な広場や道路などに通ずる避難上有効な通路
- 避難器具が設置してある場所へ通ずる通路
- 避難器具を使える状態にするための操作に必要な、避難器具の取付部付近の床などの部分
- 避難器具の設置階から降着面までの間で、避難器具の周囲に保有しなければならない空間
- 避難器具の降着面等の付近に必要な避難上の空地
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正解 1避難空地から、避難上安全な広場や道路などに通ずる避難上有効な通路
消防庁告示は、避難通路を「避難空地から避難上安全な広場、道路等に通ずる避難上有効な通路」としています。器具で降りた先が行き止まりでは助かりません。だから基準は、降りた場所から外の安全な場所へ出る道までを含めています。「避難器具のある場所へ行く通路」と言い換えると、向きが逆になって誤りです。
関連知識・ひっかけを読む
用語は「降りる前・降りる途中・降りた後」で並べると整理できます。降りる前が操作面積と開口部、降りる途中が降下空間、降りた先が降着面と避難空地、そこから外へ出る道が避難通路です。誤答に並べた3つは、それぞれ操作面積・降下空間・避難空地の定義そのものです。
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掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。
内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14