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消防設備士 乙種第1類 消防関係法令(第1類)の練習問題14問
消防設備士 乙種第1類の試験科目「消防関係法令(第1類)」の問題を14問掲載しています。 本番の出題数は4問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち14問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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類別法令4問は屋内消火栓とスプリンクラーを半々で
この科目の練習問題は全14問です。収録論点の例:屋内消火栓(5問)、スプリンクラー(5問)、設置基準(2問)。この内訳は当サイトの収録数で、本試験の出題配分ではありません。
消防関係法令(第1類)は4問で、足切りは2問。第1類は水噴霧・屋外消火栓も含みますが、出題の中心は屋内消火栓設備とスプリンクラー設備の設置基準です。「延べ面積何㎡以上で設置か」「ホース接続口までの水平距離は何m以内か」と、施行令第11条・第12条の数字を問う形が続きます。1号消火栓と2号消火栓の放水量・水平距離の違い、スプリンクラーの閉鎖型と開放型の使い分けは、数字を2列の表にして比べると混ざらなくなります。
設置基準で覚えた設備の名前は、そのまま構造・機能・整備のページで流水検知装置や一斉開放弁の問題として出てきます。
掲載問題(全14問)
選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
1号消火栓を設けるとき、その階の各部分から1のホース接続口までの水平距離として、正しいものはどれか。
- 25m以下
- 40m以下
- 30m以下
- 20m以下
- 15m以下
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正解 125m以下
ホースが届く範囲で区切ります。1号は25mです。
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2号消火栓は15m以下、広範囲型2号消火栓は25m以下です。号数で距離が変わります。
1号消火栓の水源の水量の求め方として、正しいものはどれか。
- 全階の設置個数の合計に2.6m³を乗じた量以上
- 設置個数が最も多い階の設置個数に1.2m³を乗じた量以上
- 設置個数が最も多い階の設置個数(3を超えるときは3)に1.6m³を乗じた量以上
- 設置個数にかかわらず一律5m³以上
- 設置個数が最も多い階の設置個数(2を超えるときは2)に2.6m³を乗じた量以上
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正解 5設置個数が最も多い階の設置個数(2を超えるときは2)に2.6m³を乗じた量以上
同時に使うのは最大2個までと考え、1個あたり2.6m³で計算します。
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2号は1.2m³、広範囲型2号は1.6m³です。3つの数字をセットで覚えます。
1号消火栓のノズル先端における放水性能として、正しいものはどれか。
- 放水圧力0.25MPa以上、放水量60L/min以上
- 放水圧力0.25MPa以上、放水量130L/min以上
- 放水圧力0.17MPa以上、放水量80L/min以上
- 放水圧力0.1MPa以上、放水量80L/min以上
- 放水圧力0.17MPa以上、放水量130L/min以上
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正解 5放水圧力0.17MPa以上、放水量130L/min以上
1号は水量が多いのが特徴です。2人で扱う前提の性能になっています。
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2号は0.25MPa以上・60L/min以上、広範囲型2号は0.17MPa以上・80L/min以上です。
2号消火栓(1人で操作できる構造のもの)の水平距離・水源水量・放水性能の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 水平距離25m以下・1.6m³・0.1MPa以上80L/min以上
- 水平距離25m以下・2.6m³・0.17MPa以上130L/min以上
- 水平距離20m以下・1.2m³・0.25MPa以上80L/min以上
- 水平距離15m以下・2.6m³・0.17MPa以上130L/min以上
- 水平距離15m以下・1.2m³・0.25MPa以上60L/min以上
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正解 5水平距離15m以下・1.2m³・0.25MPa以上60L/min以上
1人で扱えるように水量を絞り、そのぶん圧力を高くしています。届く距離も短くなります。
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1人操作ができることが2号の狙いです。数字はすべてその方針から来ています。
広範囲型2号消火栓の水平距離・水源水量・放水性能の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 水平距離15m以下・1.6m³・0.1MPa以上80L/min以上
- 水平距離15m以下・1.2m³・0.25MPa以上60L/min以上
- 水平距離25m以下・1.6m³・0.17MPa以上80L/min以上
- 水平距離25m以下・1.2m³・0.25MPa以上60L/min以上
- 水平距離25m以下・2.6m³・0.17MPa以上130L/min以上
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正解 3水平距離25m以下・1.6m³・0.17MPa以上80L/min以上
1人で扱えて、なおかつ1号と同じ25mをカバーする中間の型です。
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1号(25m・2.6m³・130L/min)と2号(15m・1.2m³・60L/min)のあいだの性能です。
劇場・映画館など令別表第一(一)項の防火対象物に屋内消火栓設備の設置が義務づけられる延べ面積として、正しいものはどれか。
- 300m²以上
- 500m²以上
- 150m²以上
- 1,000m²以上
- 700m²以上
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正解 2500m²以上
人が集まる用途ほど基準面積が小さくなります。(一)項は最も厳しい500m²です。
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(二)〜(十)項・(十二)項・(十四)項は700m²以上、(十一)項・(十五)項は1,000m²以上です。
特定主要構造部を耐火構造とし、壁および天井の室内に面する部分の仕上げを難燃材料でした防火対象物について、屋内消火栓設備の設置が必要になる面積の扱いとして、正しいものはどれか。
- 設置が不要になる
- 基準となる数値の3倍の数値になる
- 基準となる数値の2倍の数値になる
- 基準となる数値の半分の数値になる
- 基準となる数値は変わらない
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正解 2基準となる数値の3倍の数値になる
燃えにくい建物ほど火が広がりにくいので、設置が必要になる面積の線引きが緩みます。
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耐火構造だけ(内装が難燃材料でない)の場合や、準耐火構造で内装を難燃材料とした場合は2倍です。3倍と2倍を区別します。
ラック式倉庫にスプリンクラー設備の設置が義務づけられる条件として、正しいものはどれか。
- 天井の高さが6mを超え、かつ延べ面積が500m²以上のもの
- 天井の高さが10mを超えるもののすべて
- 階数が11以上のもの
- 延べ面積が1,000m²以上のもののすべて
- 天井の高さが10mを超え、かつ延べ面積が700m²以上のもの
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正解 5天井の高さが10mを超え、かつ延べ面積が700m²以上のもの
高く積む倉庫は上から下まで一気に燃えます。高さと広さの両方で線を引いています。
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ラック式倉庫とは、棚を設けて昇降機で収納物を搬送する装置を備えた倉庫のことです。
閉鎖型スプリンクラーヘッドを設けるとき、天井の各部分から1のヘッドまでの水平距離として、正しいものはどれか。
- 建物の構造にかかわらず2.3m以下
- 耐火建築物では1.7m以下、耐火建築物以外では2.3m以下、舞台部では2.1m以下
- 耐火建築物では2.1m以下、耐火建築物以外では2.3m以下、舞台部では1.7m以下
- 耐火建築物では2.3m以下、耐火建築物以外では2.1m以下、舞台部では1.7m以下
- 建物の構造にかかわらず1.7m以下
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正解 4耐火建築物では2.3m以下、耐火建築物以外では2.1m以下、舞台部では1.7m以下
燃えにくい建物ほど間隔を広げられます。舞台部は火が回りやすいので最も狭くします。
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高感度型ヘッドを使う場合は、その性能に応じて総務省令で別の距離が定められます。
延焼のおそれのある開口部にスプリンクラーヘッドを設ける場合の間隔として、正しいものはどれか。
- 下枠に、その長さ2.5m以下ごとに1個
- 上枠に、その長さ1.7m以下ごとに1個
- 上枠に、その長さ4m以下ごとに1個
- 開口部1つにつき1個
- 上枠に、その長さ2.5m以下ごとに1個
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正解 5上枠に、その長さ2.5m以下ごとに1個
開口部は外から火が入る道です。上から水のカーテンをつくって守ります。
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防火設備(防火戸など)が設けられている10階以下の開口部では、この規定は適用されません。
スプリンクラー設備に附置しなければならないものとして、正しいものはどれか。
- 予備動力源および補助散水栓
- 自家発電設備および貯水槽
- 非常電源のみ
- 単口形の送水口のみ
- 非常電源および双口形の送水口
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正解 5非常電源および双口形の送水口
停電しても動くよう非常電源を、消防隊が水を送り込めるよう送水口を付けます。
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送水口は消防ポンプ自動車が容易に接近できる位置に設けます。単口ではなく双口です。
閉鎖型スプリンクラーヘッドのうち標準型ヘッドを用いる場合の放水性能として、正しいものはどれか。
- 放水圧力0.1MPa以上、放水量80L/min以上
- 放水圧力0.2MPa以上、放水量114L/min以上
- 放水圧力0.25MPa以上、放水量60L/min以上
- 放水圧力0.17MPa以上、放水量130L/min以上
- 放水圧力0.1MPa以上、放水量50L/min以上
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正解 1放水圧力0.1MPa以上、放水量80L/min以上
天井から広く散らすので、消火栓より低い圧力・少ない水量で足ります。
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ラック式倉庫では114L/min以上、小区画型ヘッドでは50L/min以上と、種別で変わります。
駐車の用に供される部分に設ける水噴霧消火設備の排水設備について、車両が駐車する場所に設ける区画境界堤の高さとして、正しいものはどれか。ただし、車路に接する部分を除く。
- 10cm以上
- 3cm以上
- 5cm以上
- 15cm以上
- 30cm以上
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正解 110cm以上
施行規則第17条第5項第2号は、車両が駐車する場所について、車路と接する部分を除いて高さ10cm以上の区画境界堤を設けることと定めています。放射した水と、車から漏れた油が広い範囲へ流れ出さないように堤で受け止め、排水溝から消火ピットへ導くためです。
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区画境界堤で区画された部分の面積に、これと接する車路の部分の面積を加えたものを「区画面積」といい、加圧送水装置に必要な水量を決める単位になります。車路をはさんで両側に駐車場がある場合は、車路の中央線までの面積を数えます。
駐車の用に供される部分に設ける水噴霧消火設備の排水設備の基準として、正しいものはどれか。
- 床面には排水溝に向かって100分の2以上の勾配をつけ、排水溝は長さ40m以内ごとに1個の集水管を設けて消火ピットに連結する
- 床面の勾配は定められておらず、排水溝は長さ100m以内ごとに1個の集水管を設けて消火ピットに連結する
- 床面には排水溝に向かって100分の5以上の勾配をつけ、排水溝は長さ20m以内ごとに1個の集水管を設けて消火ピットに連結する
- 消火ピットは油分離装置を設けず、建物のいちばん低い位置にまとめて設ける
- 排水溝は車路の両側に設けるものとし、車路の中央に設けてはならない
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正解 1床面には排水溝に向かって100分の2以上の勾配をつけ、排水溝は長さ40m以内ごとに1個の集水管を設けて消火ピットに連結する
施行規則第17条第5項は、車両が駐車する場所の床面に排水溝へ向かって100分の2以上の勾配をつけること、排水溝は長さ40m以内ごとに1個の集水管を設けて消火ピットに連結すること、排水溝は車路の中央又は両側に設けること、消火ピットは油分離装置付とし火災危険の少ない場所に設けることを定めています。
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排水溝と集水管には、加圧送水装置の最大能力の水量をきちんと流しきれる大きさと勾配を持たせます。油分離装置を付けるのは、水と一緒に流れ込んだ油をそのまま下水へ出さないためです。道路の用に供される部分の排水設備でも、集水管は同じく40m以内ごとに1個です。
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掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。
内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14