危険物取扱者 丙種の試験ガイド
試験の制度と学習の進め方をまとめました。公式の数値は出典資料で確認できます。計算・問題分析・学習案は「合格ドリルの見方」として区別し、合格に必要な勉強時間は一律に設けていません。

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最終確認:2026年8月18日 根拠:試験実施状況・消防法 第13条・試験科目及び問題数 ほか
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試験の概要と科目
科目別の本番の出題数
出典:公式の試験案内(2026-09-20確認)
- 法令:6/10問
10問中6問以上を確保する。
- 燃焼・消火:3/5問
5問しかない科目。3問間違えると条件を満たさない。
- 性質・予防・消火:6/10問
こちらも10問中6問以上が必要。
免除なしの場合。四肢択一・25問・1時間15分です。他科目の正解で不足を補えません。
3科目・25問の内訳
合格ドリルの整理・見方
公式の試験案内・制度
| 科目 | 問題数 | 合格に必要な正答 |
|---|---|---|
| 危険物に関する法令 | 10問 | 6問以上 |
| 燃焼及び消火に関する基礎知識 | 5問 | 3問以上 |
| 危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 | 10問 | 6問以上 |
| 合計 | 25問 | — |
試験時間は1時間15分、四肢択一式です(乙種・甲種は五肢択一)。
合格基準は科目ごとにそれぞれ60%以上。合計点ではありません。とくに「燃焼及び消火に関する基礎知識」は5問しかなく、3問間違えたら不合格です。ここを落とさないことが最優先になります。
受験資格はなく、どこの都道府県でも受けられる
合格ドリルの整理・見方
試験は都道府県ごとに年数回。希望する受験地の支部へ申請します。年1回の全国一斉試験ではないので、支部の日程を確認してください。
難易度と合格率
丙種の合格率は48.0%
合格ドリルの整理・見方
公式統計
| 受験者数 | 19,969人 |
|---|---|
| 合格者数 | 9,593人 |
| 合格率 | 48.0% |
令和6年度49.3%から令和7年度48.0%へ。乙4の31.9%、甲種の34.0%より高い年度でしたが、他の乙種類も含めて最高という意味ではありません。丙種は25問・1時間15分、乙4は35問・2時間です。
勉強時間と進め方
- 燃焼・消火の基礎
燃焼の三要素、引火点と発火点、消火方法、静電気。
- 法令の範囲・数字
丙種でできること、指定数量、手続きの相手と期限。
- 対象となる油の性質
ガソリンなどの引火点、水との関係、消火の注意点。
燃焼・消火は5問中4問を学習目標にする案です。挙げた論点だけで得点を保証するものではありません。
5問しかない科目に注意
合格ドリルの整理・見方
計算上、法令と性質は各10問中6問、燃焼・消火は5問中3問が必要。許される間違いは各4・2・4問です。燃焼の三要素、引火点と発火点、消火の4方法、静電気を復習し、5問中4問を学習目標にします。4項目で得点を保証する意味ではありません。
法令は覚えれば取れる
合格ドリルの整理・見方
法令10問に向けて、数値と適用条件を整理します。押さえる順番はこうです。
- 丙種の範囲 …… 何が扱えて何が扱えないか。立会いができないこと、保安監督者になれないこと
- 指定数量 …… ガソリン200L・灯油1,000L・重油2,000L。倍数の計算も出ます
- 誰に、いつまでに …… 設置は市町村長等の許可、仮貯蔵は消防長・署長の承認で10日以内、免状は都道府県知事
- 免状と講習 …… 書換えの事由(住所は含まない)、講習は取扱作業に従事する人だけが対象で、受講日以後の最初の4月1日から3年以内ごと(従事開始時は原則1年以内)
性質は第4類の一部だけ
合格ドリルの整理・見方
性質はガソリン・灯油・軽油・重油・第4石油類・動植物油類を中心に、引火点と水との関係を整理します。水に浮く油の火災では棒状注水が燃焼面を広げる理由も確認します。
免除・実技・免許の条件
- 取扱い
扱えるのは所定の危険物。第4類すべてではない。
- 無資格者への立会い
丙種ではできない。立会いが必要なら乙4を検討する。
- 危険物保安監督者
丙種ではなれない。乙4も実務経験などの条件がある。
科目免除は、消防団員として5年以上勤務し、消防学校で所定の教育を修了した人が対象です。
科目免除がある
合格ドリルの整理・見方
5年以上消防団員として勤務し、消防学校で所定の教育を修了している人は、「燃焼及び消火に関する基礎知識」が全部免除されます。この場合は20問になります。
免除を使うと、いちばん問題数の少ない科目がなくなるので、足切りのリスクが1つ減ります。
ただし「できること」は限られる
合格ドリルの整理・見方
合格ドリルの整理・学習案
| 丙種 | 乙種第4類 | |
|---|---|---|
| 扱える危険物 | ガソリン・灯油・軽油・第3石油類(重油、潤滑油、引火点130℃以上のもの)・第4石油類・動植物油類 | 第4類のすべて |
| 無資格者への立会い | できない | できる |
| 危険物保安監督者 | なれない | なれる(実務6月以上) |
消防法第13条第3項の立会者に丙種は含まれません。アルコール類・アセトン・ジエチルエーテルも範囲外です。
丙種を選ぶべき人・乙4にすべき人
合格ドリルの整理・見方
自分が所定の油種を扱うだけなら丙種、立会い・保安監督者・広い取扱範囲が必要なら乙4を検討します。どちらも受験資格はありません。
過去問・科目別の練習へ
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科目ごとに問題を解く
次にやること
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