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消防設備士 乙種第3類 規格の練習問題17問
消防設備士 乙種第3類の試験科目「規格」の問題を17問掲載しています。 本番の出題数は3問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち17問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
粉末消火剤の種別と主成分の組み合わせとして、正しいものはどれか。
- 第一種は炭酸水素ナトリウム、第二種は炭酸水素カリウム、第三種は炭酸水素カリウムと尿素との反応物、第四種はりん酸塩類等
- 第一種は炭酸水素ナトリウム、第二種はりん酸塩類等、第三種は炭酸水素カリウム、第四種は炭酸水素カリウムと尿素との反応物
- 第一種は炭酸水素ナトリウム、第二種は炭酸水素カリウム、第三種はりん酸塩類等、第四種は炭酸水素カリウムと尿素との反応物
- 第一種は炭酸水素カリウム、第二種は炭酸水素ナトリウム、第三種はりん酸塩類等、第四種は炭酸水素カリウムと尿素との反応物
- 第一種はりん酸塩類等、第二種は炭酸水素ナトリウム、第三種は炭酸水素カリウム、第四種は炭酸水素カリウムと尿素との反応物
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正解 3第一種は炭酸水素ナトリウム、第二種は炭酸水素カリウム、第三種はりん酸塩類等、第四種は炭酸水素カリウムと尿素との反応物
第三種だけがりん酸塩類等で、ほかの3つは炭酸水素の塩が土台になっています。ここが分かれ目です。
関連知識・ひっかけを読む
第三種粉末だけは木や紙の火災にも使えるので、駐車の用に供される部分に設ける粉末消火設備の消火剤に指定されています。
全域放出方式の不活性ガス消火設備で、二酸化炭素を放射する噴射ヘッドの放射圧力として、正しいものはどれか。
- 高圧式は1.9MPa以上、低圧式は1.4MPa以上
- 高圧式は2.5MPa以上、低圧式は1.4MPa以上
- 高圧式・低圧式とも1.9MPa以上
- 高圧式は1.4MPa以上、低圧式は0.9MPa以上
- 高圧式は0.9MPa以上、低圧式は1.4MPa以上
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正解 4高圧式は1.4MPa以上、低圧式は0.9MPa以上
常温で貯める高圧式は容器の中の圧力がもともと高いので、ヘッドから出るときの圧力も高くなります。
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窒素や、窒素とアルゴンなどを混ぜた消火剤を放射するものは1.9MPa以上です。
全域放出方式の不活性ガス消火設備で、二酸化炭素の消火剤を放射する時間として、正しいものはどれか。
- 通信機器室は1分以内、指定可燃物の部分は3.5分以内、その他は7分以内
- いずれの部分も1分以内
- 通信機器室は3.5分以内、指定可燃物を貯蔵し、または取り扱う部分は7分以内、その他は1分以内
- 通信機器室は30秒以内、指定可燃物の部分は1分以内、その他は3.5分以内
- 通信機器室は7分以内、指定可燃物の部分は3.5分以内、その他は1分以内
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正解 3通信機器室は3.5分以内、指定可燃物を貯蔵し、または取り扱う部分は7分以内、その他は1分以内
燃え方がゆっくりで火が奥に入り込む物ほど、消火剤の濃度を長く保つ必要があるので、放射時間も長くとります。
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ここでいう指定可燃物からは、可燃性固体類と可燃性液体類が除かれます。窒素などを放射するものは、必要な量の10分の9以上を1分以内に放射します。
局所放出方式の不活性ガス消火設備、ハロゲン化物消火設備および粉末消火設備の消火剤の放射時間として、正しいものはどれか。
- 不活性ガスだけ30秒以内で、ほかは1分以内
- 3設備とも1分以内
- 3設備とも30秒以内
- 3設備とも3.5分以内
- 3設備とも10秒以内
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正解 33設備とも30秒以内
燃えている物へ直接かける方式なので、火が広がる前に一気にかけきる必要があるからです。
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全域放出方式でも粉末消火設備は30秒以内です。粉末は方式が変わっても30秒と覚えると混乱しません。
全域放出方式の不活性ガス消火設備を通信機器室に設ける場合、防護区画の体積1立方メートルにつき必要な二酸化炭素の量として、正しいものはどれか。
- 2.7kg
- 1.2kg
- 0.75kg
- 2kg
- 0.9kg
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正解 21.2kg
通信機器室は機器のすきまが多く消火剤が回りやすいので、燃えるものを積む部屋より少ない量ですみます。
関連知識・ひっかけを読む
指定可燃物では、綿花類などが2.7kg、木材加工品や木くずが2kg、合成樹脂類が0.75kgと決められています。
移動式の不活性ガス消火設備において、1のノズルにつき貯蔵する消火剤の量として、正しいものはどれか。
- 45kg以上
- 60kg以上
- 30kg以上
- 50kg以上
- 90kg以上
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正解 590kg以上
人がホースを持って消し切るまでの時間を見込んだ量です。毎分60kgで放射するので、1分半ほど出し続けられます。
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移動式のハロゲン化物では、1のノズルにつきハロン2402が50kg以上、ハロン1211とハロン1301が45kg以上です。
粉末消火設備の起動用ガス容器について、正しいものはどれか。
- 内容積は0.5L以上、貯蔵するガスの量は200g以上、充てん比は2.0以上とする
- 内容積は0.27L以上、貯蔵するガスの量は145g以上、充てん比は1.5以上とする
- 内容積や貯蔵するガスの量に定めはない
- 内容積は0.27L以上、貯蔵するガスの量は145g以上、充てん比は1.1以上とする
- 内容積は1L以上、貯蔵するガスの量は0.6kg以上、充てん比は1.5以上とする
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正解 2内容積は0.27L以上、貯蔵するガスの量は145g以上、充てん比は1.5以上とする
起動用ガスは弁を開けるためだけに使うので、消火剤そのものよりずっと小さい容器ですみます。
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不活性ガス消火設備の起動用ガス容器は内容積1L以上、二酸化炭素0.6kg以上です。どちらも24.5MPa以上の圧力に耐えるものとします。
不活性ガス消火設備の起動装置について、正しいものはどれか。
- 二酸化炭素を放射するものは原則として手動式とし、窒素などを放射するものは自動式とする
- 二酸化炭素を放射するものは自動式とし、窒素などを放射するものは手動式とする
- 起動装置の方式に定めはない
- 放射する消火剤にかかわらず手動式とする
- 放射する消火剤にかかわらず自動式とする
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正解 1二酸化炭素を放射するものは原則として手動式とし、窒素などを放射するものは自動式とする
二酸化炭素は人が残っていると命に関わるので、人の判断を必ずはさむ手動式が原則になっています。
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常時人のいない防火対象物など、手動式が向かない場所では二酸化炭素でも自動式にできます。手動式の操作部は床面から0.8m以上1.5m以下、外面は赤色です。
不活性ガス消火設備の音響警報装置について、誤っているものはどれか。
- 手動または自動による起動装置の操作または作動と連動して自動的に警報を発すること
- 全域放出方式のものに設けるものは、原則として音声による警報装置とすること
- 防護区画または防護対象物にいるすべての者に有効に報知できるように設けること
- 消防庁長官が定める基準に適合するものであること
- 消火剤の放射が始まると同時に遮断される構造とすること
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正解 5消火剤の放射が始まると同時に遮断される構造とすること
警報は最後の一人が逃げ切るまで鳴り続ける必要があるので、消火剤放射前に遮断されない構造と決められています。
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全域放出方式では、ブザーではなく声で知らせる音声警報装置が原則です。常時人のいない防火対象物などは例外になります。
消火剤の貯蔵容器等の見やすい箇所に表示する事項として、正しいものはどれか。
- 貯蔵容器等への表示についての定めはない
- 3設備とも最高使用圧力の表示が必要である
- 充てん消火剤量、消火剤の種類、製造年(粉末では製造年月)および製造者名。ハロゲン化物と粉末では、加圧式のものに最高使用圧力も加える
- 二酸化炭素を貯蔵する容器には、消火剤の種類の表示が必ず必要である
- 充てん消火剤量と製造者名だけでよい
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正解 3充てん消火剤量、消火剤の種類、製造年(粉末では製造年月)および製造者名。ハロゲン化物と粉末では、加圧式のものに最高使用圧力も加える
中身が何でどれだけ入っているかが分からないと、点検も詰め替えもできないからです。
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二酸化炭素を貯蔵する容器だけは、消火剤の種類を表示しなくてよいとされています。中身が1種類しかないからです。
貯蔵容器から噴射ヘッドまでの間に選択弁または開閉弁を設けるものについて、正しいものはどれか。
- 選択弁と噴射ヘッドとの間に、安全装置または破壊板を設ける
- 安全装置と破壊板の両方を必ず設ける
- 噴射ヘッドの直前に、安全装置または破壊板を設ける
- 安全装置も破壊板も設ける必要はない
- 貯蔵容器と選択弁または開閉弁との間に、安全装置または破壊板を設ける
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正解 5貯蔵容器と選択弁または開閉弁との間に、安全装置または破壊板を設ける
弁が閉じたままで容器側の圧力が上がると、逃げ場のない配管が破れるおそれがあるためです。
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貯蔵容器そのものにも安全装置を設けます。低圧式貯蔵容器には、これとは別に破壊板と放出弁を設けます。
全域放出方式のハロゲン化物消火設備の噴射ヘッドの放射圧力として、正しいものはどれか。
- ハロン2402は0.9MPa以上、ハロン1211は0.2MPa以上、ハロン1301は0.1MPa以上
- ハロン2402は0.1MPa以上、ハロン1211は0.2MPa以上、ハロン1301は0.9MPa以上
- 3種類とも0.9MPa以上
- ハロン2402は0.2MPa以上、ハロン1211は0.1MPa以上、ハロン1301は0.9MPa以上
- 3種類とも0.1MPa以上
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正解 2ハロン2402は0.1MPa以上、ハロン1211は0.2MPa以上、ハロン1301は0.9MPa以上
常温で液体のハロン2402は低い圧力で押し出せますが、気体になりやすいハロン1301ほど高い圧力が必要になります。
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ハロン2402は霧状に放射するものとされています。なお粉末消火設備の噴射ヘッドは0.1MPa以上です。
全域放出方式のハロゲン化物消火設備で、ハロン2402、ハロン1211またはハロン1301を放射するものの放射時間として、正しいものはどれか。
- 7分以内
- 10秒以内
- 30秒以内
- 3.5分以内
- 1分以内
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正解 330秒以内
ハロン系は少ない量でよく効くので、短い時間で必要な濃度まで一気に上げる設計になっているためです。
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ハロン系以外の新しい消火剤を使うものでは10秒以内とされていて、さらに短くなっています。
移動式のハロゲン化物消火設備のノズルが、温度20度において1のノズルにつき毎分放射できなければならない消火剤の量として、正しいものはどれか。
- ハロン2402は35kg以上、ハロン1211は40kg以上、ハロン1301は45kg以上
- 3種類とも45kg以上
- 3種類とも60kg以上
- ハロン2402は50kg以上、ハロン1211は45kg以上、ハロン1301は45kg以上
- ハロン2402は45kg以上、ハロン1211は40kg以上、ハロン1301は35kg以上
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正解 5ハロン2402は45kg以上、ハロン1211は40kg以上、ハロン1301は35kg以上
同じ体積でも重い消火剤ほど、送り出す重さが大きくなるためです。番号の小さいものほど毎分の量が多くなります。
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移動式の粉末消火設備では、第一種粉末が毎分45kg以上、第二種と第三種が27kg以上、第四種が18kg以上です。
全域放出方式の粉末消火設備で、防護区画の体積1立方メートルにつき必要な消火剤の量として、正しいものはどれか。
- 第一種は0.24kg、第二種および第三種は0.36kg、第四種は0.6kg
- 第一種は0.6kg、第二種および第三種は0.36kg、第四種は0.24kg
- 4種類とも0.6kg
- 第一種は0.6kg、第二種は0.36kg、第三種は0.24kg、第四種は0.18kg
- 第一種は0.36kg、第二種および第三種は0.6kg、第四種は0.24kg
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正解 2第一種は0.6kg、第二種および第三種は0.36kg、第四種は0.24kg
番号が進むほど火を止める力が強い粉なので、同じ広さを消すのに必要な量は少なくてすみます。
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開口部に自動閉鎖装置を設けない場合は、開口部の面積1平方メートルにつき第一種4.5kg、第二種と第三種2.7kg、第四種1.8kgを加算します。
粉末消火設備の加圧用ガスについて、正しいものはどれか。
- 窒素ガスに限り、消火剤1kgにつき20L以上とする
- 窒素ガスまたは二酸化炭素とし、窒素ガスの場合は消火剤1kgにつき温度35度で1気圧に換算した体積が40L以上とする
- 二酸化炭素に限り、消火剤1kgにつき40g以上とする
- 窒素ガスまたは二酸化炭素とし、窒素ガスの場合は消火剤1kgにつき温度35度で1気圧に換算した体積が10L以上とする
- 空気または窒素ガスとし、消火剤1kgにつき40L以上とする
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正解 2窒素ガスまたは二酸化炭素とし、窒素ガスの場合は消火剤1kgにつき温度35度で1気圧に換算した体積が40L以上とする
粉そのものには自分で出ていく力がないので、押し出すためのガスの量まで決めておかないと最後まで放射できないからです。
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蓄圧用に窒素ガスを使う場合は1kgにつき10Lにクリーニング分を加えた量以上、二酸化炭素の場合はどちらも1kgにつき20gにクリーニング分を加えた量以上です。
不活性ガス消火設備のうち、二酸化炭素を消火剤とするものの容器弁について、温度試験を行うときの周囲温度の範囲を、消防庁告示はどう定めているか。
- 零下20℃から40℃まで
- 零下30℃から60℃まで
- 零下10℃から50℃まで
- 零下5℃から60℃まで
- 0℃から50℃まで
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正解 1零下20℃から40℃まで
消防庁告示は、容器弁の温度試験を、零下20℃から40℃までの周囲温度の範囲で行うこととしています。貯蔵容器を置く場所として法令が想定しているのは温度40℃以下の屋内なので、その上限と、冬の寒さを見込んだ下限の幅をとり、その間で容器弁が正常に働き、漏れを生じないことを確かめます。
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容器弁は貯蔵容器の口についていて、ふだんは消火剤を閉じ込め、起動すると開いて放出する部品です。安全装置や破壊板とあわせて、消防庁長官が定める基準に適合するものを使います。貯蔵容器を置く場所も、防護区画以外で、温度40℃以下で温度変化が少なく、直射日光や雨水のかかるおそれが少ない場所と決められています。
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問題データ最終更新:2026-08-14