燃焼と消火の基礎
【5問を落とさない】
丙種でいちばん危ないのがこの科目です。5問しかなく、3問間違えると不合格。ただし出る範囲は狭く、対策しやすい科目でもあります。
最終確認:2026年8月18日 根拠:消防試験研究センター「過去に出題された問題」丙種・消防庁 検討会資料2-2「第2章 基礎的知識」 ほか
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燃焼の三要素
図解
燃焼の三要素と消火の関係
可燃物・酸素供給源・点火源の3つがそろうと燃焼が続きます。消火は、このつながりを断つことが基本です。
図を拡大する +| 可燃物 | 燃えるもの |
|---|---|
| 酸素供給源 | 空気など |
| 点火源 | 火気・静電気火花・電気火花・摩擦熱など |
この3つがそろって初めて燃えます。どれか1つを断てば消火できる——これが消火の考え方の土台です。
燃焼は熱と光を伴う酸化反応です。「分解反応」と書き換えた選択肢が定番のひっかけになります。
引火点と発火点
| 引火点 | 点火源を近づけると燃え出す最低の液温 |
|---|---|
| 発火点 | 点火源がなくても自ら燃え出す温度 |
同じ物質なら発火点のほうがずっと高いのがふつうです。「発火点は引火点より低い」という選択肢は誤りになります。
可燃性液体が燃えるとき、燃えているのは液体そのものではなく蒸気です(蒸発燃焼)。だから「どれだけ蒸気を出すか」=引火点が重要になります。
消火の4つの方法
| 除去消火 | 可燃物を取り除く(ガスの元栓を閉じる) |
|---|---|
| 窒息消火 | 酸素を断つ(ふたをする、泡で覆う、二酸化炭素) |
| 冷却消火 | 熱を奪う(水をかける) |
| 抑制消火 | 燃焼の連鎖反応を止める(粉末・ハロゲン化物) |
「粉末消火器=冷却消火」は誤りです。粉末の主な働きは抑制で、冷却効果はほとんどありません。だから炎が消えても再燃することがあります。
静電気
静電気が危険なのは、放電したときの火花が点火源になるからです。感電や加熱が理由ではありません。
たまりにくくする方法は4つです。
- 取扱機器を接地(アース)する
- 液体を送る速度を遅くする(速くすると摩擦で増える)
- 室内の湿度を高くする(乾燥しているとたまる)
- 導電性の高い材料を使う
「流速を速くする」は逆です。丙種でも乙4でも繰り返し問われる定番のひっかけです。
出典
上記を2026年8月18日に確認して作成しています。制度は変更される場合があるため、
受験にあたっては必ず公式の最新情報をご確認ください。
編集:合格ドリル運営者|作成と検証の手順は運営者情報に、 誤りを見つけた場合の訂正は訂正履歴で公開しています。
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