合格ドリル > ボイラー技士 一級 > ボイラーの取扱いに関する知識
ボイラー技士 一級 ボイラーの取扱いに関する知識の練習問題10問
ボイラー技士 一級の試験科目「ボイラーの取扱いに関する知識」の問題を10問掲載しています。 本番の出題数は10問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち10問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
▶この科目だけ5問解く(無料・登録不要) 「ボイラーの取扱いに関する知識」から5問・約3分。終わると弱いところが分かります掲載問題(全10問)
選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
プライミングが生じやすい条件として、正しいものはどれか。
- 温度の低下
- 水位の低下
- 蒸気負荷の急減
- 圧力の低下
- 蒸気負荷の急増や、ドラム水位の異常な上昇
答えと解説を見る
正解 5蒸気負荷の急増や、ドラム水位の異常な上昇
急に蒸気をたくさん使うと水面が激しく波立ち、水が蒸気と一緒に持ち出されます。
関連知識・ひっかけを読む
ホーミングは、ボイラー水に溶けた蒸発残留物が過度に濃縮したときや有機物があるときに生じやすくなります。
キャリオーバが急激に生じたときに起こりうる事故として、正しいものはどれか。
- 水位制御装置が水位上昇と誤認し、低水位事故を起こすおそれがある
- 圧力が上がりすぎる
- 高水位事故になる
- 燃料が止まる
- 何も起こらない
答えと解説を見る
正解 1水位制御装置が水位上昇と誤認し、低水位事故を起こすおそれがある
水が持ち出されて実際は水位が下がっているのに、装置は上がったと判断します。給水が止まって空だきに近づきます。
関連知識・ひっかけを読む
キャリオーバが生じると、配管内でウォータハンマが起こることもあります。
水位検出器の作動状況を調べる頻度として、正しいものはどれか。
- 1週間に1回
- 6か月に1回
- 1年に1回
- 1日に1回以上、ボイラー水の水位を上下させて調べる
- 1か月に1回
答えと解説を見る
正解 41日に1回以上、ボイラー水の水位を上下させて調べる
水位が分からなくなると空だきに直結します。だから毎日確認します。
関連知識・ひっかけを読む
電極式の検出筒内のブローも1日1回以上です。分解しての内部掃除は6か月に1回程度になります。
フロート式水位検出器の分解整備の頻度として、正しいものはどれか。
- 1か月に1回
- 1日に1回
- 3年に1回
- 6か月に1回程度
- 1年に1回
答えと解説を見る
正解 46か月に1回程度
毎日の作動確認とは別に、半年に一度は分解してスラッジやスケールを取り除きます。
関連知識・ひっかけを読む
分解時にはフロートの破れやシャフトの曲がりを確認し、あれば補修します。
スケールの熱伝導率について、正しいものはどれか。
- 軟鋼より大きい
- 軟鋼と同じである
- 伝熱面の温度が下がる
- 軟鋼の1/20〜1/100程度で、付着すると伝熱面の温度が上昇する
- 付着しても影響はない
答えと解説を見る
正解 4軟鋼の1/20〜1/100程度で、付着すると伝熱面の温度が上昇する
熱を通しにくい層が壁にできるので、ボイラー水で冷やしきれなくなり、金属の温度が上がります。
関連知識・ひっかけを読む
スケールは主にカルシウムの塩類が成分です。硫酸塩類やけい酸塩類のものは熱分解せず硬く固着します。
スラッジの主成分として、正しいものはどれか。
- 鉄さびだけ
- カルシウム・マグネシウムの炭酸水素塩が熱分解して生じた炭酸塩・水酸化物とりん酸塩
- 油分だけ
- けい酸塩だけ
- 硫酸塩だけ
答えと解説を見る
正解 2カルシウム・マグネシウムの炭酸水素塩が熱分解して生じた炭酸塩・水酸化物とりん酸塩
加熱で分解した成分が、固まらずに泥状になったものです。硬く固着するスケールとは形が違います。
関連知識・ひっかけを読む
硬く固着するのがスケール、泥状にたまるのがスラッジです。除去のしかたも変わります。
単純軟化法による補給水処理について、正しいものはどれか。
- 高圧ボイラー専用である
- 水中の硬度成分を除去する簡易な装置で、低圧ボイラーに多く使われる
- 油分を除去する装置である
- 酸素を除去する装置である
- pHを調整する装置である
答えと解説を見る
正解 2水中の硬度成分を除去する簡易な装置で、低圧ボイラーに多く使われる
スケールのもとになるカルシウムやマグネシウムを取り除きます。構造が簡単なので低圧ボイラーによく使われます。
関連知識・ひっかけを読む
処理水の残留硬度は、貫流点を超えると著しく増加します。そこが交換のタイミングです。
軟化装置の強酸性陽イオン交換樹脂の再生方法として、正しいものはどれか。
- 再生はできない
- 塩酸で再生する
- 一般に食塩水で再生する
- 水酸化ナトリウムで再生する
- 純水で洗うだけでよい
答えと解説を見る
正解 3一般に食塩水で再生する
樹脂が捕まえたカルシウムやマグネシウムを、ナトリウムと入れ替えて元に戻します。だから食塩水を使います。
関連知識・ひっかけを読む
樹脂は1年に1回程度、鉄分による汚染などを調査し、洗浄と補充を行います。
ボイラーの安全弁の調整について、法令が定めているものはどれか。
- 毎日調整する
- 最高使用圧力以下で作動するように調整する
- 作動圧力は自由に決めてよい
- 最高使用圧力の1.5倍で作動させる
- 調整は不要である
答えと解説を見る
正解 2最高使用圧力以下で作動するように調整する
最高使用圧力を超える前に開かなければ、安全弁の意味がありません。
関連知識・ひっかけを読む
過熱器用安全弁は、胴の安全弁より先に作動するように調整します。過熱器を守るためです。
キャリオーバが生じたときに配管で起こりうる現象として、正しいものはどれか。
- キャビテーション
- フラッシュオーバ
- 逆火
- ウォータハンマ
- サージング
答えと解説を見る
正解 4ウォータハンマ
蒸気に混じって出た水が配管の中で急に止められると、大きな衝撃と音が出ます。これがウォータハンマです。
関連知識・ひっかけを読む
キャリオーバが急に生じると、水位制御装置が水位上昇と誤認して低水位事故につながることもあります。
この科目の解説を読む
この資格の受験情報
ほかの科目
掲載問題は公式過去問の転載ではなく、同じ論点を問うオリジナル問題です。
内容には万全を期していますが誤りが含まれる可能性があります。受験にあたっては必ず公式資料をご確認ください。
問題データ最終更新:2026-08-14