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ボイラー技士 一級 燃料及び燃焼に関する知識の練習問題10問
ボイラー技士 一級の試験科目「燃料及び燃焼に関する知識」の問題を10問掲載しています。 本番の出題数は10問です。すべての問題に「なぜそうなるか」「ここだけ覚える」の解説と、根拠となる出典を付けています。 このうち10問は、法令の条文や公的な技術資料にあたって内容を確認済みです。
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選択肢を考えたあと、「答えと解説を見る」を開いて確認できます。
液体燃料の密度について、正しいものはどれか。
- 単独で決まる
- 粘度とは無関係である
- 粘度・引火点・炭素水素質量比・残留炭素分・硫黄分・窒素分と互いに関連している
- 硫黄分とは無関係である
- 引火点とは無関係である
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正解 3粘度・引火点・炭素水素質量比・残留炭素分・硫黄分・窒素分と互いに関連している
密度が高い重い油ほど、粘度も引火点も高く、残留炭素分や硫黄分も多くなる傾向があります。
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だから密度を見るだけで、その油のおおよその扱いにくさが推測できます。
天然ガスの湿性ガスについて、正しいものはどれか。
- メタンだけを含む
- メタン・エタンのほかプロパン以上の高級炭化水素を含み、発熱量は乾性ガスより大きい
- 硫黄分が多い
- 発熱量は乾性ガスより小さい
- 水分を多く含む
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正解 2メタン・エタンのほかプロパン以上の高級炭化水素を含み、発熱量は乾性ガスより大きい
重い炭化水素が混ざるほど、同じ体積あたりの発熱量が大きくなります。
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LPGは硫黄分がほとんどなく、空気より重く、発熱量は天然ガスより大きくなります。
オフガスの説明として、正しいものはどれか。
- 天然に産出するガス
- 都市ガスのこと
- 石油化学・石油精製工場で石油類の分解によって発生するガスで、水素を多く含む
- LPGのこと
- 高炉から出るガスのこと
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正解 3石油化学・石油精製工場で石油類の分解によって発生するガスで、水素を多く含む
製造工程で出てくる副産物のガスです。水素が多いのが特徴です。
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ガス火炎は油火炎に比べて輝度が低く、燃焼室での輝炎による放射伝熱量が少なくなります。
油だきボイラーの燃焼室が備えるべき要件として、正しいものはどれか。
- 着火しにくい構造であること
- 狭ければ狭いほどよい
- 空気が漏入しやすい構造であること
- バーナタイルを設けるなど、着火を容易にする構造であること
- 放射熱損失が大きい構造であること
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正解 4バーナタイルを設けるなど、着火を容易にする構造であること
バーナタイルが高温になって輻射熱を返すので、着火と燃焼が安定します。
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炉壁は空気や燃焼ガスの漏入・漏出がなく、放射熱損失の少ない構造にします。
燃焼室に使用する耐火材の要件として、正しいものはどれか。
- 軽いこと
- 予定の燃焼温度に耐え、長期間使用しても焼損やスラグの溶着などが生じないこと
- 加工しやすいこと
- 安価であること
- 色が均一であること
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正解 2予定の燃焼温度に耐え、長期間使用しても焼損やスラグの溶着などが生じないこと
高温にさらされ続けても壊れないことが第一です。スラグが溶着すると伝熱も妨げられます。
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燃焼室は、燃料と燃焼用空気の混合が有効かつ急速に行われる構造であることも求められます。
ロータリバーナの原理として、正しいものはどれか。
- 圧力で噴射する
- 高速回転するカップ状の霧化筒で燃料油を放射状に飛散させ、外周から噴出する空気で微粒化する
- 蒸気で霧化する
- 加熱して気化させる
- 超音波で霧化する
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正解 2高速回転するカップ状の霧化筒で燃料油を放射状に飛散させ、外周から噴出する空気で微粒化する
遠心力で油を飛ばし、そこへ空気を当てて細かくします。中小容量のボイラーに使われます。
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低圧気流噴霧式油バーナは、比較的低圧の空気を霧化媒体に使うもので、比較的小容量のボイラー向けです。
戻り油形の圧力噴霧式油バーナについて、正しいものはどれか。
- 負荷に関係なくほぼ同一の油量を供給し、超える分を油ポンプの吸込み側に戻す
- 気体燃料専用である
- 油量調節範囲は非戻り油形より狭い
- 高圧空気で霧化する
- 戻り油はない
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正解 1負荷に関係なくほぼ同一の油量を供給し、超える分を油ポンプの吸込み側に戻す
常に多めに送っておき、余りを戻すことで、少ない噴射量でも霧化に必要な圧力を保てます。
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そのぶん油量調節範囲は非戻り油形より広くなります。負荷の変動が大きい設備に向きます。
噴霧式油バーナのアトマイザの役割として、正しいものはどれか。
- 空気を送る
- 燃料油を霧状に微粒化し、円すい状に噴射する
- 排気を送る
- 点火する
- 油を加熱する
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正解 2燃料油を霧状に微粒化し、円すい状に噴射する
油を細かい霧にすることで、空気とよく混ざって完全燃焼しやすくなります。
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霧の粒が細かいほど表面積が増え、燃えやすくなります。霧化がバーナの性能を決めます。
軟鋼と硫酸の反応について、正しいものはどれか。
- 濃硫酸に激しく侵される
- 希硫酸には反応しない
- どちらにも同じように反応する
- どちらにも反応しない
- 濃硫酸には反応しにくいが、希硫酸には激しく侵される
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正解 5濃硫酸には反応しにくいが、希硫酸には激しく侵される
結露してできるのは薄い硫酸です。だから低温腐食が問題になります。
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エコノマイザの低温腐食対策には、ボイラー水や出口給水を入口水に再循環させて表面温度を高くする方法などがあります。
空気予熱器の低温腐食を防ぐ方法として、正しいものはどれか。
- 排ガス温度を下げる
- 硫黄分の多い燃料を使う
- 伝熱面積を増やす
- 入口空気を冷やす
- 予熱された空気の一部を入口側空気に再循環させる
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正解 5予熱された空気の一部を入口側空気に再循環させる
入口の空気を温めておけば、伝熱面の温度が下がりすぎず、結露を防げます。
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伝熱板の材料に、比較的耐食性のよいセラミックスやエナメル被覆鋼を使う方法もあります。
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問題データ最終更新:2026-08-14